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ジャガー XE(ディーゼル・AWD)2020年モデル試乗レポート “スポーツサルーンを新定義”

撮影・文:MOBY編集部 宇野 智

続けてご覧いただいている読者の方々には繰り返しになりますが(冒頭はどうぞお読み飛ばしくださいませ)、この記事の試乗を行ったのは新型コロナウィルス感染拡大の直前。社内検討の結果、記事公開を見合わせ、このタイミングでの公開とさせていただいた次第でございます。なんとなく堅い文調でお伝えしております。

ジャガー XE 2020年モデル
湖を背景に撮影

ちょうど試乗した日は3月中旬といえども寒の戻りで雪がちらほら。ところどころ地面に積もっておりました。そろそろ盛夏を迎えようとする鬱陶しい梅雨どきではございますが、画像を通じて涼を感じていただければ幸いでございます。

ジャガー XE 2020年モデル(マイナーチェンジ)について

ジャガー・ランドローバー・ジャパンが2019年8月2日に発表、その翌日から受注開始した「XE」の2020年モデルが今回の試乗車です。

2020年モデルは、エクステリアデザインを一新、新グレード「R-DYNAMIC(Rダイナミック)」をラインナップに加えて全17種類のグレード展開になりました。試乗車はR-DYNAMICではない標準タイプです。

R-DYNAMIC:航空機のウィングレットからヒントを得たエアロダイナミクスを向上させたデザインを持つグレード。他のジャガー、ランドローバーのモデルにも採用している。

マイナーチェンジ前のジャガー XEを見てみましょうか。

ジャガー XE 2019年モデル
フロント

こちらは、300psのエンジンを搭載した「XE 300スポーツ」で2019年5月に試乗したクルマです。(その試乗記はこちら

ジャガー XE 2020年モデル
森の中で撮影

ヘッドライトが薄くなり、洗練されたシャープな印象になりました。ジャガー・ランドローバーの最近のデザイン傾向に沿っていますね。

続いてリアデザインを比較してみましょう。

ジャガー XE 2019年モデル
ジャガー XE 2020年モデル
リア
林道にて撮影

リアライトのデザイン形状がマイナーチェンジ後はすっきりとフロントのイメージ同様に精悍になりました。

続いて、インテリア。

ジャガー XE 2019年モデル
インパネ
マイナーチェンジ前
マイナーチェンジ後の2020年モデルのインパネ
マイナーチェンジ後の2020年モデル

センターコンソールまわりが変わりました。最新のジャガー・ランドローバー車が採用する、2つのディスプレイ方式へと変更され、ATシフトはダイヤル式からガングリップタイプへ変更されています。こちらもすっきり洗練されたイメージですね。助手席側は↓こんな感じです。

ジャガー XE 2020年モデル
助手席側インパネ

このままの流れでインテリア、ラゲッジスペースの画像をご紹介します。

ジャガー XE 2020年モデル
リアシート
ジャガー XE 2020年モデル
空調等操作ディスプレイ
2つあるディスプレイの内、下側のディスプレイは空調や電話などの操作パネルになっている。

英国スポーツ・サルーン。走りも楽しい。

ジャガー XE 2020年モデル
ボディサイド
林を背景に撮影
イギリスではセダンのことを「Saloon(サルーン)」といいます。

エンジンは最高出力180ps、最大トルク430N・mを発生する直列4気筒2.0Lディーゼルターボ。「インジニウム」という名称がついたエンジンで、他のジャガー・ランドローバー車にも採用されています。このXE 2020年モデルに試乗する前には、同じエンジンを搭載した「ランドローバー ディスカバリー スポーツ」に試乗しています。(その試乗レポートはこちら

ディスカバリー スポーツでエンジンの良さ、トランスミッションとの相性の良さを感じることができましたが、XEの方がその良さはより顕著に感じましたね。

ディーゼルエンジンは低回転からトルクがあって加速が良いですが、高回転は苦手な性質があります。その苦手な部分は9速ATできちんとカバーしている印象でした。

前後の重量バランスを50:50に近づけて設計されているため、カーブの多い峠を走っても身のこなしがスムーズ。

ジャガー XE 2020年モデルのリア
湖を背景に雪が振る中撮影
撮影時は雪が降っていました。

乗り心地もよく整えられていました。昔から「猫足」と呼ばれるジャガーの乗り心地、文字通り猫のように柔らかくしなやかな乗り味を特徴としていますが、最新のXEは柔らかさよりしなやかさを重視している感じがしました。例えば、路面の大きな衝撃をサスペンションが吸収するとき、その衝撃をなかったかのようにする吸収ではなく、抑え込むかのようにじんわり吸収するといった印象を持ったのですが……伝え辛いですね……。

さらに伝わりにくい表現で書きますと、運転している感じがきちんとする、という印象でした。試乗車はAWD(四輪駆動)でしたから、4つのタイヤで地面をしっかり掴む安定感も。

試乗車には、ドライビングモードが選択できるようになっていました。足回りからエンジン出力の特性が変更でき、エコな走行から、コンフォートな走行、スポーツ走行など気分やシチェーションに合わせることができます。これが、なかなか良いんですよね。

気になった方はディーラーで試乗してみてください。短い時間の試乗でも、あまり車に詳しくなくても「乗りやすい」と感じてもらえるかと思います。

ジャガーXEの公式サイトでは「スポーツサルーンの新定義」というキャッチコピーがありました。めっちゃかっ飛ぶ速さではなく、引き締まった硬い足回りのサルーンではありません。いい感じに速く、攻めた走りも楽しめるという定義と筆者は解釈しました。

「夜が似合う」

ジャガー XE 2020年モデル
夜の高架下で撮影

試乗車のボディカラーは「ポルトフィーノブルー」。イギリスでは人気のボディカラーとジャガー・ランドローバー・ジャパンの広報担当者から訊きました。カラー名の由来を訊くのを失念しましたが、イタリアの高級リゾート地となっている港街、ポルトフィーノの海がその由来なんでしょうかね?イギリス車ですが……

XEをお借りするとき、深い青色のボディを初めて見て「夜が似合う」と思いましたので、ちょっと“東京ナイトドライブ”もしてみました。夜におすすめの絶景ポイントをご紹介する記事に仕立てております。どうぞこちらからご覧ください。

ちなみに、夜の車内の演出もなかなかです。

ジャガー XE 2020年モデル
アンビエントライト調整時のディスプレイ
車内の照明色を変更可能。
ジャガー XE 2020年モデル
ドアトリム、青のアンビエントライト点灯時

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この記事の執筆者
MOBY編集部 宇野 智

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