2021年05月07日更新

ホンダ新型ヴェゼル維持費と燃費はどれくらい？購入後の維持費内訳と金額を算出

車検費用

車検は、新車を購入した場合は3年後、以降は2年ごとに受ける必要があります。法律で定められた義務であり、安全な状態で車を走行させるために専門家の検査を受け、必要なメンテナンスを施します。その際は法定費用（自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料）や、車検を受けた場所（整備工場など）への点検・整備費用を支払わなければなりません。

法定費用①車検時の重量税

自家用乗用車の税額表（車検時：2年分）

車両重量	エコカー	エコカー（本則税率）	エコカー外（軽減なし）	エコカー外（13年経過）	エコカー外（18年経過）
0.5t以下	免税	5,000円	8,200円	11,400円	12,600円
0.5t超～1t	免税	10,000円	16,400円	22,800円	25,200円
1t超～1.5t	免税	15,000円	24,600円	34,200円	37,800円
1.5t超～2t	免税	20,000円	32,800円	45,600円	50,400円
2t超～2.5t	免税	25,000円	41,000円	57,000円	63,000円
2.5t超～3t	免税	30,000円	49,200円	68,400円	75,600円

＊本則税率とはエコカー減税などの割引の無い正規の税率

ホンダヴェゼルの車検時の自動車重量税

対象グレード	車検時の自動車重量税
ガソリンモデル全グレード	24,600円
ハイブリッドモデル全グレード	免税

新型ヴェゼルの車両重量は1,250㎏~1,450㎏のため、「1ｔ超~1.5ｔ」に該当しますが、ガソリン車はエコカー減税に該当しないため、新規購入時の自動車重量税が24,600円となります。

エコカー減税に該当する「e:HEV」は2021年5月1日~2023年4月30日までに新車登録を行った場合に、自動車重量税が免税されます。しかしFFと4WDでは重量が異なっているため、条件に違いがあるので注意が必要です。

FFは新車購入時と初回継続検査において免税

平成30年排出ガス規制50%低減に対して、新型ヴェゼルは75％低減を達成。また、令和12年度燃費基準を120％達成を実現しています。

4WDは新車購入時のみ免税

平成30年排出ガス規制50%低減に対して、新型ヴェゼルは75％低減を達成。また、令和12年度燃費基準を90％達成を実現しています。

法定費用②自賠責保険料

自家用乗用車：2年分

20,010円

自賠責保険の保険料は、どこの保険会社でも一律の金額です。『損害保険料率算出機構』において公正で妥当な保険料となっているかを毎年検証、決定されているようです。『一般社団法人日本損害保険協会 SONPO』によると、保険機関の開始が2021年4月1日以降の自家用自動車の契約は20,010円となっています。

その他印紙代や車検整備・点検費用

この他、検査手数料とは車検の審査・車検適合証に関わる手数料が1,000円～1,200円ほど、車検を受けた場所（整備工場など）へ支払う点検・整備費用が発生します。

点検・整備費用は車種や車の状態、整備内容などによって異なります。

ガソリン代

本記事執筆時の以下の年間走行距離、ガソリン価格（全国平均）を参考に、年間のガソリン代を算出しました。

自動車の年間走行距離：平均6,316km
ガソリン価格（全国平均）：レギュラー150円　2021年5月現在

対象グレード	WLTCモード燃費	ガソリン代（年間）
ガソリン車 G・2WD	17.0	55,729円
ガソリン車 G・4WD	15.6	60,730円
ハイブリッド車 e:HEV Z・2WD	24.8	38,201円
ハイブリッド車 e:HEV Z・4WD	22.0	43,063円

WLTCモードとは？JC08モードとの違い＆2030年度新燃費基準はどうなる？

ヴェゼル購入後3年間の維持費一覧表

–	ガソリンモデル [G・2WD]	ハイブリッドモデル [e:HEV Z・2WD]
自動車税	36,000円	36,000円
重量税	36,900円	0円（免税）
車検時の法定費用	44,610円	20,010円
ガソリン代（3年）	167,188円	114,604円
合計金額	284,698円	207,514円