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2025年『N-ONE』ベースのEVが登場!2026年までにホンダは合計4車種を展開予定
ホンダが電動化を含む企業変革についての説明会を開催
ホンダは2023年4月26日、企業変革に向けた取り組みについて説明会を開催し、今後の方針を明らかにしました。
説明会では、事業体質の強化や半導体の安定調達、電動事業の方向性やソフトウェア領域の強化などについて説明され、電動事業については2040年までにEV・FCEV販売比率をグローバルで100%とし、2030年までにEVの年間生産200万台超を計画していると説明。
また日本では、以前から発表されていた『N-VAN』をベースとした新型商用EVに加え、個人向けの軽EVの投入とその予定時期が明確に示されました。
2025年にホンダ『N-ONE』ベースの新型EV登場予定!SUVタイプ2台も
2022年12月7日にホンダは『N-VAN』をベースとした100万円台軽商用EVを、2024年春に発売すると発表しており、それと同時に軽商用EVを皮切りに軽EVを展開していくことも報じていました。
今回の説明会ではより具体的な計画が示され、2025年には『N-ONE』ベースのEVを発売予定とのことです。さらに2026年には、SUVタイプを含む小型EV2車種の発売を計画していることが明かされました。
次世代バッテリー開発や充電サービスも拡充予定
説明会では電動化事業と併せて、EVの運用において欠かせないバッテリー開発や充電サービスについても言及されています。
現在ホンダは、地域ごとに液体リチウムイオン電池の外部パートナーシップを強化しており、グローバルでのバッテリー必要量を安定的に調達する目途が立ちつつあると説明。
それに加え、より高容量高出力なEV用液体リチウムイオン電池の開発や、半固体電池(リチウム金属二次電池)や全固体電池などの次世代電池を開発し随時投入していくことが明かされました。
また、EVの商品ラインアップの拡充に合わせ、充電サービスの提供にも力を入れていくとのことです。
家庭用充電については、すでに北米で展開されている「Honda Smart Charge」をベースとしたエネルギー事業を展開予定。「Honda Smart Charge」は、地域の電力需要と車の使用スケジュールに合わせて充電を制御し、スマートフォンで管理できるサービスです。
また公共充電設備についても、充電ネットワークと連携し利用環境を整えていくと述べています。
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