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ホンダ新型『CR-V』の燃料電池車が日本国内で公道テスト!2024年に発売予定
FCEVとして2024年に日本市場導入が予定されている新型『CR-V』
ホンダのSUV『CR-V』は、2022年7月に米国で発表された6代目モデルが最新となっていますが、日本では2022年末に5代目モデルの販売を終了し、現在日本のラインアップから消えたままとなっています。
しかし、ホンダは2024年より米国の生産拠点のひとつ「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター(PMC)」で、新型『CR-V』をベースにした新型FCEVの生産を開始することを予定していて、日本でも同様に『CR-V』ベースの新型FCEVを2024年に発売することが、2023年2月に明かされました。
ホンダが掲げる「2040年に四輪車におけるEV、FCEVの販売比率100%」の目標に向けた取り組みの一環として、『CR-V』およびFCEV『クラリティ』の系譜が、およそ2年から3年ぶりにラインアップに加わります。
この『CR-V』ベースのFCEVと見られるテストカーが日本国内で目撃・撮影されました。
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新型『CR-V』ベースのFCEVテストカーを日本国内でスパイショット
今回目撃されたテストカーは、ヘッドライトをはじめ全体のデザインから新型『CR-V』だとわかり、カモフラージュにデザインされた「Hydrogen」の文字から水素燃料電池車(FCEV)であることが予想できます。
カモフラージュは、偽装よりもラッピングに近い広報的な意味合いも持つものだと考えられ、2024年の発表に向け順調に開発が進んでいることやすでに最終段階にあることなどが考えられます。
また、アメリカ・カリフォルニア州でも『CR-V』ベースのFCEVと見られるテストカーが目撃されており、日本で目撃・撮影されたテストカーとは偽装が異なるものの、変更された前後バンパー等の意匠等は同様であったことから、北米ではFCEVと通常モデルで見た目の差別化が施されるのかもしれません。
もっとも、日本では新型『CR-V』が現在導入されていないため、この差別化は米国内の顧客を対象したものであり、ハンドル位置以外で日本仕様向けに特別な変更は加えることはないと考えられます。
テストカーではサイドマーカーも確認できるため、生産は発表通り米国内で行われ、輸入して販売することが考えられますが、その場合、販売価格は割高になる可能性があるでしょう。
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