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「ノーマル車が逆にレア」シャコタン、スポコン、USDM…カスタムされるために生まれた“アメリカ製日本車”ホンダ シビック クーペ【推し車】
不発の90’s小型クーペブーム?で異彩を放ったシビッククーペ
日本で一番「特にスポーツしてるわけでもない、なんとなく売っているクーペ」が多かったのって、1990年代半ばかもしれません。
北米などで通勤車やゲタ車扱いだった「セクレタリーカー」に小型2ドアクーペが多かった時代、そういうジャンルも得意にしていたのが日本車でしたが、それを日本でも売ってみようとチョコチョコ試みるも大抵は売れず、クーペ不振をかえって印象づけていました。
今回紹介するホンダのシビッククーペもそんな「ちょっと売ってみたクーペ」の1台ですが、アメリカホンダで生産した左ハンドルの輸入車というのがちょっと風変わりで、メジャーにはなれなかったものの、カスタムベースとしてちょっとした人気だったのです。
文句なくカッコよくて、チョロQも買ったバラスポCR-X
- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...