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こんな時代もあった!80~90年代ハッチバックベース・国産オープンカー5選【推し車】
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ダイハツ リーザスパイダー(1991年)
軽~リッターカー級のハッチバック車を販売していたダイハツも、1980年代には2代目ミラをベースにシティやファミリア同様、Bピラー兼ロールバーを残したスタイルの軽ハッチバックオープンをモーターショーへ出展していたものです。
しかし、単にトールボーイスタイルの実用ハッチバック車でオープンカーを作っても「シティカブリオレの軽自動車版で2番煎じ」と思ったのか、実際にオープンモデルを作ったのはミラをベースとした軽スペシャリティカーのリーザでした。
1990年の軽自動車規格改正で、660cc化されて販売を継続していたリーザのオープン版は、1960年代のダイハツオープンスポーツ、「コンパーノスパイダー」の流れを汲んだ660ccターボのオープンカー、「リーザスパイダー」として1991年にデビュー。
後席がない2シーターモデルとはいえ、スズキ(カプチーノ)、ホンダ(ビート)といった後輪駆動オープンスポーツに対し雰囲気重視ですが、ハッチバックベースの国産オープンカーでは(少なくとも量産モデルでは)初の、ロールバーがないフルオープンカーでした。
新車販売当時は人気がなかったものの、現在では激レア車ということもあり、中古車の人気も流通している数もクローズドボディ版より多くなっています。
市場参入をド派手に彩るはずが…「ああ!またホンダにやられた!」ダイハツ 初代フェロー
- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...