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【リコール】ダイハツ タフトやトヨタ ルーミーなど約34万台、パーキングブレーキ不具合のおそれ

ダイハツ タフトやトヨタ ルーミーなど339,883台にリコール

ダイハツ タフト

2023年1月19日、ダイハツ工業株式会社はダイハツ タフト/タント、トヨタ ルーミー/ライズ、スバル ジャスティなどの電動パーキングブレーキを制御するコンピュータにおいて、国土交通省にリコールを届け出たことを発表しました。市場からの情報によるものとし、現在の時不具合件数は合計401件で、事故の発生はないと伝えられています。

改善対策の対象となるのは2020年5月29日~2022年8月26日に生産された車両。製作期間は購入した時期と一致しないので、必ず確認するようにしてください。

自身の所有する車が対象車両かどうかは、リコール等情報対象車両検索(ダイハツ)などで確認できます。

自分の車がリコール対象だった場合、最寄りの取り扱い販売店へ来店日時を予約し、点検・修理を受ける必要があるとのこと。修理代などは無料で、費用などは発生しません。

タフトやルーミーなどにおける不具合の状況

リコール イメージ画像

ダイハツ タフト/タント/ロッキー、トヨタ ルーミー/ライズ、スバル シフォン/ジャスティの、ブレーキ解除時のプログラムが不適切なため、ブレーキケーブルの戻し量が不足する場合があり、そのままの状態で使用を繰り返すと、やがてブレーキケーブルの作動域から逸脱するため、パーキングブレーキ作動時に異常を検出して警告灯が点灯し、最悪の場合、パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがあるとのこと。

これをうけてダイハツは、全車両、電動パーキングブレーキアクチュエータ内の制御コンピュータのプログラムを修正するとしています。

不具合発生箇所と改善方法

【不具合発生箇所】
全車両、電動パーキングブレーキアクチュエータ内の制御コンピュータのプログラムを修正する。
【改善措置の内容】
電動パーキングブレーキを制御するコンピュータにおいて、ブレーキ解除時のプログラムが不適切なため、ブレーキケーブルの戻し量が不足する場合がある。そのため、そのままの状態で使用を繰り返すと、やがてブレーキケーブルの作動域から逸脱するため、パーキングブレーキ作動時に異常を検出して警告灯が点灯し、最悪の場合、パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがある。

問題がある箇所と対応方法は以下の図で公表されています。

対象となる車両情報

冒頭でも説明した通り、リコール対象となるのは以下の期間に生産された車両です。仮に所有する車がこの期間中に生産されていた場合、下の型式や車台番号なども参照してください。

【開始】
2020年(令和2年)5月29日
【終了】
2022年(令和4年)8月26日

リコール対象車が含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれているとのこと。詳細はお買い求めの販売会社までお問い合わせ下さい。

型式や車台番号、生産台数などは以下の表のとおりです。

■ダイハツ タフト
【型式】
5BA-LA660S
6BA-LA660S
【対象車が含まれる車台番号】
LA660S-0052673~LA660S-0062174
LA660S-0052724~LA660S-0062237
【対象車の台数】
2814台

■ダイハツ トール
【型式】
4BA-M900S
5BA-M900S
5BA-M910S
【対象車が含まれる車台番号】
M900S -0073531~M900S -0093870
M900S -0073545~M900S -0094012
M910S -0014852~M910S -0018588
【対象車の台数】
15894台

■ダイハツ ロッキー
【型式】
5AA-A202S
5BA-A201S
3BA-A210S
【対象車が含まれる車台番号】
A201S -0000060~A201S -0004023
A202S -0000061~A202S -0012711
A210S -0015585~A210S -0018494
【対象車の台数】
16468台

■スバル シフォン
【型式】
5BA-LA650F
6BA-LA650F
5BA-LA660F
6BA-LA660F
【対象車が含まれる車台番号】
LA650F-0007962~LA650F-0009183
LA650F-0007947~LA650F-0009196
LA660F-0003495~LA660F-0004017
LA660F-0003480~LA660F-0004099
【対象車の台数】
816台

■スバル ジャスティ
【型式】
5BA-M900F
5BA-M910F
【対象車が含まれる車台番号】
M900F -0008679~M900F -0010450
M910F -0003193~M910F -0003993
【対象車の台数】
2573台

■トヨタ ルーミー
【型式】
4BA-M900A
5BA-M900A
5BA-M910A
【対象車が含まれる車台番号】
M900A -0484111~M900A -0655415
M900A -0483870~M900A -0655420
M910A -0092848~M910A -0119009
【対象車の台数】
120167台

■トヨタ ライズ
【型式】
5BA-A201A
5AA-A202A
3BA-A210A
【対象車が含まれる車台番号】
A201A -0000055~A201A -0016643
A202A -0000056~A202A -0037084
A210A -0049164~A210A -0059106
【対象車の台数】
48617台

対象車種かどうかの確認方法

すでに型式や車台番号を把握している場合、ダイハツ、スバル、トヨタのリコール対応ウェブページより、対象かどうかを確認することができます。

リコール等情報対象車両検索(ダイハツ)

リコール等情報対象車両検索(スバル)

リコール等情報対象車両検索(トヨタ)

わからない場合、以下の方法で確認してください。

型式と年式を確認する方法

軽自動車の車検証
車検証(画像は軽自動車のもの)

車の型式と年式を確認するには、車検証を用意する必要があります。

型式の確認は車検証の「型式」という項目がそのまま記載されているので分かりやすいです。

一方で年式は、「初度登録(検査)年月」という項目がそれに該当します。

【あわせて読みたい】車の年式とは?調べ方から税金や車検証との関係についても

車台番号を確認する方法

車台番号(車体番号)とは、自動車や原動機付自転車の車台部分に打刻されている、車両にとって固有の識別番号になります。

今回対象となる車両の車台番号を確認する手順は2通りあります。それぞれを説明します。

車検証で確認する

車検証
出典:https://www.toyota.co.jp/

車検証が手元にある場合は、そこから車台番号が確認できます。画像の位置に記載されています。

車体の刻印で確認する

車台番号は、車検証のほかにも車体本体に刻印されています。

車台番号に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

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ダイハツがセルシオ超えを目指した軽高級車とは

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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