シャレード
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リッターカーとしての個性を失って不人気だったものの、「デ・トマソ」は間違いなく名車だった~4代目ダイハツ シャレード~【推し車】
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「ワールドミニで世界を創ろう」という創立80周年スローガン
1987年(昭和62年)、3代目シャレードが発売された年のダイハツは、創立80周年の企業スローガンとして「ワールドミニで世界を創ろう」と宣言しました。
昔からのヨーロッパや東南アジアなどにとどまらず、対米輸出にも力を入れ始めた時期に開発がスタートした4代目シャレードは、2代目までの「安くてよく走る経済的なリッターカー」から脱却した高品質・高性能路線をさらに推し進めたモデルとなるのが必然でした。
それはシャレードの生産・販売台数にも現れており、2代目までは日本国内販売と海外向け輸出は半々、あるいはやや国内寄りという実績でしたが、3代目では国内だと2代目までほどのヒットとならずに販売が急激に下降したのと逆に、輸出実績を伸ばしています。
そうなると、4代目シャレードは輸出を念頭に置いたコンパクトカーになるのは、ある意味必然だったかもしれませんが、特色だった1リッター3気筒エンジンをガソリン/ディーゼルとも廃止したのは意外でした。
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...