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新車価格500万円が今では中古で3,000万円の爆上げも?生産台数3桁の限定車たち【推し車】
よほどの高級車やスーパーカー、特殊な競技ベース車でもない限り、どれだけ不人気な車でも生産台数3桁という事はそうそうありません。しかし、時には何かの記念モデルやイメージリーダー的なモデルとして、3桁の生産台数に限定した特別仕様車が販売されます。
大抵は発売と同時に注文殺到、あっという間に売り切れるて後々の中古車市場でとんでもないプレミアがつきます。今回はそんな中から、割と目立った3桁生産モデルをご紹介しましょう。
日産 パルサーEXAコンバーチブル(1985年・100台)
日産のFF小型車チェリーの後継。パルサーの2代目から派生した2ドアクーペ、パルサーEXA(1982年発売)に、チェリー店発足15周年記念モデルとして100台限定で発売。
当時は2ドアクーペや3ドアハッチバックのコンパクトカーをベースに、転倒時保護用のロールバーつき。とはいえ、爽快感を味わえるソフトトップのコンバーチブル(カブリオレ)を追加する流行に日産が追従しました。
オープン化で補強により増加した車重を、既に存在したターボエンジンで補うかと思いきや、普通の1.5リッターSOHC自然吸気の5MT車をベースとしています。オープンスポーツというよりあくまで雰囲気を味わう車でした。
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本日の在庫数 15台 平均価格 154万円 支払総額 50~238万円
スバル インプレッサ22B-STi Version(1998年・400台)
WRC(世界ラリー選手権)でグループA時代からWRカー時代初期にかけ、トヨタ、三菱・スバルがランチアやフォードなど海外勢と正面から戦うレベルに達した、日本車黄金時代がありました。
その最中の1995-1997年、マニュファクチャラーズ(メーカー)タイトルを3年連続で獲得したのがスバル。スバル360発売40周年記念を兼ね、400台限定で発売したのが22B。
2ドアクーペのWRXタイプRをベースに前後フェンダーやバンパーに専用パーツを使い、2.2リッターターボを搭載したWRカーレプリカ。500万円と当時としては高額ながら即完売。今は中古車が出ても3,000万円以上のプレミアがつきます。
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本日の在庫数 34台 平均価格 217万円 支払総額 55~550万円
ダイハツ コペンクーペ(2019年・200台)
最近3桁台数の限定販売車を発売したのはダイハツで、東京オートサロン2016に出展して話題を呼んだコペンクーペを2018年12月に発表。翌月から専用WEBサイトの商談申込みにより、限定200台で発売しました。
2代目コペンのうち、初代のイメージを受け継ぐコペン セロがベースで、電動トップの代わりCFRP製ハードトップを装着。2016年出展車にはなかったガラスハッチが追加されて実用性を向上したほか、装備面もLSDやBBSホイールなど充実しています。
オートサロンで同時出展された、荷室とテールゲートつきのシューティングブレーク仕様は残念ながらお蔵入りになったものの、こちらもいつか発売されたら面白そうです。
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本日の在庫数 115台 平均価格 226万円 支払総額 145~275万円
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...