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「雰囲気と性能がマッチした緑色の車といえば…アレ!カーキ色が似合う車たち【推し車】

数限りなくラインナップされた車のボディカラー、日本では冠婚葬祭やフォーマルな場でも浮かず、どこにでも乗り付けられて便利な白、黒、シルバーが人気で、買取価格も高い場合が多いものの、車の個性を考えれば「他に似合う色がある!」場合も少なくありません。

今回紹介したいのは「カーキ色」で、本来は濃いめの黄土色に近いものを指しますが、色の正確な定義よりも軍用車両や軍服に使われる事が多いため、広義のカーキ色として広く知られる「オリーブドラブ」の似合う車を紹介します。

三菱 ジープ(1953年・オリーブドラブ)

「本職」だから似合うのは当然

三菱 ジープの自衛隊版、旧・1/2tトラック(73式小型トラック)

第2次世界大戦中、ドイツの野戦用車両にヒントを得て開発された軽便かつ頑丈な小型四輪駆動トラックとして誕生、連合軍が勝利した原動力のひとつにも数えられるほどの名車ですが、戦後も軍民問わず広く使われ、日本では三菱が生産権を得ました。

最初は、朝鮮戦争で前進基地となっていた連合軍占領下の日本で、国連軍へジープを供給する工場が欲しいという理由で始まり、警察予備隊(現・陸上自衛隊)でも採用、官公庁や企業・個人での民需も高まり、1998年まで生産。

自衛隊でも2代目パジェロベースの新型へ更新中ですが、まだ現役の車両が残っています。

元が「ゴリゴリの本職」な軍用車両ですから、オリーブドラブが似合わないわけがなく、防衛省指定のOD色は民間向け純正色に使われていないものの、マニアが独自に塗っている車両があります。

最新「三菱 ジープ」中古車情報
本日の在庫数 99台
平均価格 168万円
支払総額 49~452万円

スズキ ジムニー(4代目・2018年・ジャングルグリーン)

雰囲気と性能がマッチしたカーキ色の1台といえばコレ

スズキ ジムニー(4代目・現行モデル)

オリーブドラブに塗られるだけでなく、外見や性能がマッチしていれば、味わえる非日常感にも弾みがつくというものですが、オリーブドラブに近い色をラインナップした国産車で、カタチや性能が軍用車両並といえば現行ジムニー/ジムニーシエラでしょう。

日本でもともと軽自動車版ジープとして作られたとはいえ、原型のホープスターON 4WD時代から本家ジープ顔負けのタフさと悪路走破性を持ち、海外仕様(現在の日本版ではジムニーシエラ)は、実際に軍用車両としてインドなどで採用実績もあります。

現行ジムニーのボディカラーには、オリーブドラブに近い「ジャングルグリーン」もありますが、自衛隊で使っていない日本では馴染みがなく、なんちゃって軍用車両と思われるかもしれません(自衛隊版パジェロで大き過ぎる用途には、カワサキのATVを使用)。

最新「ジムニー」中古車情報
本日の在庫数 5392台
平均価格 144万円
支払総額 20~415万円

ダイハツ タフト(2代目・2020年・フォレストカーキメタリック)

今は初代よりネイキッド譲りの角張ったボディがソレっぽい

ダイハツ タフト(2代目・現行モデル)

「ゴリゴリの本職仕様」なジープやジムニーは確かに魅力ですが、もっと手軽でカタチだけそれっぽいのでいいんだよ…というユーザーに向いているのは、ダイハツの軽SUVタフト、あるいは同じくダイハツで20年以上前に売っていたネイキッドでしょう。

昔売っていた初代はジープ、あるいは40ランクルの縮小版に見えるカタチでしたが、タフトやネイキッドは現行ジムニーに近い角張ったデザインながら、メカニズムや快適性は軽トールワゴンのムーヴに準じています。

オリーブドラブに近い純正ボディカラーも「フォレストカーキメタリック」をラインナップし、「それっぽい車」を求めるユーザーにもバッチリ対応。

同種の車では先輩格のスズキ ハスラーもありますが、そちらはどちらかといえば、ポップでカラフルなボディカラーが似合う車です。

最新「タフト」中古車情報
本日の在庫数 2283台
平均価格 156万円
支払総額 100~620万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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