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キェェッ!現代のオラオラ顔デザインの元祖ともいえる怒り顔に見えた車たち【推し車】

車の顔つき(フロントマスク)を見て、それがどんな顔をしているかは見た人によりけりですが、自動車メーカーもなるべく愛される車を作りたいという気持ちはあるようで、「最初から怒ってるように見える顔」の車は案外見かけません。

その日の気分によって、「強がってオラついている顔」や、「偉そうにしている顔」に怒られているような気がする人もいるかもしれませんが、今回はなるべく「誰が見ても怒っているように見える顔の車」を3台、選んでみました。

プリンス スカイラインスポーツ(1962年)

キェェェェッ!(マジギレ中)

プリンス スカイラインスポーツ

車のフロントマスクは2000年あたりから縦長ヘッドライトによる「ツリ目」がトレンドのひとつになり、LEDヘッドライトの採用で、より細く、よりツリ上がった目が可能になったものの、古い丸形4灯ヘッドライトをツリ目上に配置した迫力にはかなりません。

この車をデザインしたジョヴァンニ・ミケロッティの作風かと思えば、他の車ではヘッドライトを突き出すパターンは多いものの、ここまでのツリ目はなく、メッシュタイプのフロントグリルも相まって、マジギレした挙げ句に切りかかってきそうな勢いにも見えます。

全体のフォルムを見れば優美さも感じられますが、仮にフロントマスクだけ切り取って壁に貼っていたら、ギョッとしそうです。

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本日の在庫数 1514台
平均価格 382万円
支払総額 20~7,532万円

オートザム クレフ(1992年)

鼻を膨らませて憤慨中?

オートザム クレフ

「クロノスの悲劇」で知られるクロノスファミリーの1台で、輸入車を除く独自モデルは軽自動車やコンパクトカー中心ゆえ、堂々たる3ナンバーセダンなのにヘッドライト内側に埋め込んだフォグランプでキャロル(2代目)と同じようなグリルレスのフロントマスク。

それならいっそ、キャロルと同じ丸形ヘッドランプでも採用していれば、案外クラシックスポーツ的で精悍な顔つきになったかもしれませんが、AZ-3(ユーノス プレッソ)と同じようなツリ目のヘッドライトでは、鼻をふくらませて怒っているように見えます。

それ以外は割と真っ当な4ドアセダンでしたが全く売れず、ギャップ萌えでウケる事もなかったようです。

日産 AD(4代目現行モデル・2006年)

引き締めた営業スマイルか、日々のストレスから来る怒りか

日産 AD(4代目現行モデル)

物の見方やその日の気分、あるいは見る角度によって、怒っているかどうでないかの違いが大きい顔の車、現行の4代目ADはそんな車かもしれません。

既に販売を終えた乗用車版ウイングロードのスポーティ路線に対し、商用ライトバンADは黒い樹脂バンパーで飾り気もなく、黙々と仕事に従事する労働者、いかにもサラリーマンという雰囲気ですが、無表情なライバル、トヨタ プロボックスとは異なり表情豊かです。

ツリ上がったヘッドライトは、ビジネスライクに引き締めた顔か、会社や仕事での日々のストレスに耐える怒りか、あるいはライバルに販売実績で劣る怒りなのか、ADは黙して語りません。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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