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【アルファロメオステルヴィオ2.2ターボディーゼル】発売前に試乗!軽くて速い!
目次
ステルヴィオに2.2Lターボディーゼルモデルが追加
アルファロメオは2019年4月6日、ステルヴィオのディーゼルモデルを日本発売します。
ステルヴィオはアルファロメオ初のSUVです。日本では昨年6月に販売を開始しました。同社フラグシップセダン「ジュリア」から受け継いだ走りやスタイリングにより、ハイパフォーマンスモデルの「クアドリフォリオ」2017年9月に市販型SUVとしてニュルブルクリンク最速のタイムを叩き出しています。
また、アルファロメオは同型の新開発ディーゼルエンジンを搭載した「ジュリア 2.2ターボディーゼル スーパー」も4月6日に発売します。
MOBY編集部は一足先に「ステルヴィオ 2.2ターボディーゼル Q4」に試乗。新型ディーゼルエンジンの走りを体感してきました。
クラストップ210psを発生するエンジンはアルミ製!
今回追加されたモデルに搭載されるのは、最高出力、最大トルククラストップを誇る2.2L ディーゼルターボエンジンです。低回転でもターボラグのないレスポンスのよさと、高いトルクを両立。燃焼効率も最大化が図られています。
また、このエンジンはアルファロメオのディーゼルとしては初めてアルミブロックを採用。このほかカムシャフトの中空化、プラスチック製品の採用などにより、エンジン単体の重量は、現在市販されている同クラスのディーゼルエンジン(※)で最も軽くなりました。
エンジンが軽くなったことで、燃費の向上や加速力アップ、操作性の向上などの恩恵を受けています。
※最高出力160ps以上の2.0~2.2L直列4気筒ターボチャージャー付きディーゼルエンジン
ステルヴィオ 2.2ターボディーゼルの新車車両価格とスペック
ステルヴィオ 2.2ターボディーゼル Q4の新車車両価格は617万円。ステルヴィオで最も安い設定です。
現在、ステルヴィオの他グレードは、2.0Lガソリンターボ搭載の「2.0ターボ Q4」をベースにした3つに、ハイパフォーマンスモデルの「クアドリフォリオ」が1つ。
2.0Lモデルであるエントリーグレード「2.0ターボ Q4」は655万円(受注生産)、オプションの充実した「スポーツパッケージ」「ラグジュアリーパッケージ」はともに691万円であることから、燃費や走りの優れた「2.2ターボディーゼル」はかなりコスパのよいモデルと言えるでしょう。
ステルヴィオ 2.2ターボディーゼル Q4のスペック
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
---|---|
排気量 | 2.2L |
最高出力 | 154 [210] / 3,500 |
最大トルク | 470 [47.9] / 1,750 |
トランスミッション | 8AT |
駆動方式 | 4WD |
使用燃料 | 軽油 |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
WLTCモード | 16.0km/L |
---|---|
市街地モード | 12.1km/L |
郊外モード | 16.4km/L |
高速道路モード | 18.3km/L |
ステルヴィオの内装
随所にAfleRomeoのロゴが
617万円のステルヴィオ ターボディーゼルはどんな人におすすめ?
今回の試乗会では、長距離を走ることができませんでしたが、短い距離でもステルヴィオ ターボディーゼルは走って軽いとすぐに感じることができました。また、元よりクイックで反応のよいステアリングは、普通の交差点を曲がるだけでも楽しいものでした。
アルファロメオの独特のフロントマスクは好みがわかれるところでしょう。ただ、これはオーナーの個性をアピールするにはもってこい。人と違ったクルマに乗りたい、自動運転に興味はなくむしろ自分でドライビングを楽しみたい、しかし、維持費はできるだけ抑えて長距離を乗りたい、こんな人にはステルヴィオはおすすめです。
次の機会には、ロングドライブレポートをお届けしようと思います。
取材・撮影・文:宇野 智(MOBY)
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...