ボディパテの人気おすすめ商品と選び方｜細かいへこみや傷を補修しよう

ボディパテは自動車の車体の補修に使用される材料で、傷やへこみなどを埋める役割を持っています。使用する場所やその状態に合わせて上手に使い分けることで、よりきれいに補修することができます。

車体の補修作業に欠かせないボディパテ

ボディパテの主な用途はぶつけたりしてへこんだボディの傷を埋めることで、板金作業などと組み合わせて使われます。

板金作業である程度まで板金で形を戻してから、表面に残った細かいへこみや傷をパテで埋めて仕上げます。

パテには種類があり、それぞれ使用できる穴の深さが違ったり特性が違ったりするので、直したい場所に合わせて選ばなければなりません。

ボディパテの選び方

ボディパテには主に厚づけタイプと薄づけタイプがあり、ヒケの少ない厚づけタイプで大きな部分の補修を行ない、薄づけタイプは厚づけタイプの気泡や浅い傷の補修に使用します。

厚づけタイプのボディパテは20mm程度、薄づけタイプは2mm程度の深さに使用することができます。軽量タイプはより深い30mm程度の深さの穴を埋めることができ、補修した部分に強度を持たせるためにFRPやカーボンなどの繊維を配合したファイバー入りなどもあります。

段差のある部分など元の形の変化が大きい部分は、粘土のように形を自由に作ることができる粘土タイプを使って成形すると、きれいに仕上げることができます。

ボディパテおすすめ6選

【おすすめ1】ボデーパテ(ソフト99)

硬化時間が短く、スピーディに作業を進めることが可能

範囲15cm以内、深さ20mm以内の傷やへこみを補修できる、厚づけタイプのアイテムです。主材と硬化剤を混ぜて使用する2液タイプで、密着性が良く、乾燥しても収縮によるチヂミやヤセがありません。短時間で完全に硬化し、キメが細かく塗料の密着性に優れているので美しい仕上がりが得られます。

【おすすめ2】ラクーダパテ120(ホートク)

自動車鋼板用に配合され、様々なボディ素材に使える

超高張力鋼板、防錆鋼板、アルミ素材に対応できる、低収縮タイプのアイテムです。キワの密着が高く、ヤセなども出ないのが特徴で、研磨性も高いので表面を美しく仕上げることができます。輸入車などの亜鉛メッキ鋼板にもダイレクトに塗布できる抜群の密着性を持ち、フェザーエッジ部も楽に作ることができます。

【おすすめ3】うすづけパテ(ソフト99)

浅い傷や板金の仕上げに最適な、作業性に優れた製品

深さ2mmまでの線キズやひっかきキズ、ピンホールなどを埋めるのに最適なアイテムです。厚付けパテ後の仕上げにも使え、1液タイプなのでチューブからヘラに取ってそのまま塗れます。また、乾燥時間約1時間という速乾仕様で、パテの色はライトイエローなので、全塗装色に対応しています。

【おすすめ4】グラスファイバーパテ(ソフト99)

エアロパーツの補修に適した、強度が高いガラス繊維入り

曲げに強いグラスファイバーを配合した、FRP製パーツなどの補修などに便利な製品です。FRP製パーツのひび割れや穴あき、削れなどを直すのに最適で、強度が高いのでボディの振動の多い部分にも使用できます。密着性や硬化後の切削性も良いので、自動車の様々な部分の補修に使用可能です。

【おすすめ5】コントールライト(Holts)

大きなヘコミの修理や、穴を埋める土台作りに使えるアイテム

ホルツのパテシリーズで最も比重の軽いタイプで、大きな面積や深いヘコミの補修に最適な製品です。マイクロバルーンを配合することで非常に軽くなっており、自重で垂れてくることがありません。約15分で完全硬化する速乾タイプで、高密着性でハガレにくく、研磨性作業をスピーディに行なうことができます。

【おすすめ6】ねんどパテ(Holts)

様々な素材にしっかり食いつき、元の形を取り戻す

ボディのへこみ、ヒビ割れの補修や整形に最適な、粘土のように手で練り合わせて作業できる製品です。ほとんどの材質に使うことができ、真ちゅうパウダー入りなので硬化後は金属質の表面に仕上がります。硬化までは12～15時間かかりますが、その分ゆっくり形を作ることができます。

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