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【ガルパン戦車】劇場版・アニメに登場する戦車 学校別まとめ|最終章第3話公開間近!
ガルパン(ガールズ&パンツァー)の映画やアニメに登場する全戦車を、学校別に一覧で紹介します。各校の戦車の特徴やスペック、歴史をおさらいしつつ、劇場版最終章第3話の公開までに熱を高めておきましょう。※この記事には編集部スタッフによる独断と偏見が含まれます。ガルパンはいいぞ。
目次
ガルパン最終章 第3話は3月26日から公開!
人気戦車作品「ガルパン」こと「ガールズ&パンツァー」 。ガールズ(女子高生)とパンツァー(ドイツ語で戦車の意味)が登場する学園スポーツ作品です。2012年のアニメ放送終了後も、劇場版の公開、映画館での最終章の公開と、根強い人気を博しています。
最終章1話は2017年12月に、2話は2019年6月に公開。最終章は6話であることが判明しているため、首を長くして待つファンの間では「エ◯ァ並みのプロジェクト」「ガルパンおじさんは最後まで観られるのか?」という声も上がっています。
そしてついに最終章第3話の公開が、2021年3月26日に決定!公式サイトでは予告編とあらすじが公開され、いよいよ熱が高まってきました。
冬季無限軌道杯第2回戦。勝利のため、あらゆる「突撃」を駆使した戦法で迫り来る知波単学園に、大洗女子学園は大苦戦!
ガールズアンドパンツァー最終章公式サイト
ジャングル、そして夜戦という環境の中、追い詰められたみほ達に逆転の一手はあるのか?
他校の試合も見逃せない!
サンダースvs継続、黒森峰vsプラウダ、聖グロvsアンツィオの試合の行方はもはや予測不能!?
それぞれに白熱する試合模様!勝利をつかむのは、果たして――!?
夜のジャングルで知波単学園に追い詰められた大洗女子学園はもちろん、気になりまくっていた他校の試合のゆくえも明かされるようです。他校では、隊長の3年生が抜け新体制となっている学校にも注目ですね。
各国の個性を反映した個性豊かな戦車が魅力!
女子高生×戦車という異色の取り合わせで話題になったガルバンですが、個性的な登場キャラクターたちに負けず劣らず、個性的な戦車の活躍にハマる人が続出。よくよく見てみると、各国の個性を反映した自動車と同じく、戦車も魅力的です。
MOBYでは写真と一緒に、作中に登場する戦車を学校別に一覧にしてみました。簡単な歴史的解説を交えて、ガルパンのアニメ&劇場版に登場する戦車をご紹介します。
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大洗女子学園の戦車一覧
【ドイツ】Ⅲ号戦車
Ⅲ号戦車はドイツ戦車の基礎となった中戦車です。開発や生産が難航したため、戦況が要求する水準に達した時期が短かったため活躍は少なめ。しかし、後に戦車大国となるドイツにの技術開発においては重要なモデルとなりました。
Ⅲ号突撃砲F型
Ⅲ号突撃砲はⅢ号戦車を元に開発された戦車です。突撃砲とはもともとは歩兵と共に進軍し、歩兵を支援する役目を持っています。Ⅲ号突撃砲には対戦車戦のために、長砲身が搭載されました。
大洗女子学園チームでは、歴女チームことカバさんチームが搭乗しています。 固定砲塔のⅢ号は側面や背面からの急襲が弱点です。反対に待ち伏せ戦法では、低い車高と高い火力のおかげで大活躍。アニメのプラウダ戦や劇場版の「マカロニ作戦」では、見事に敵戦車を撃破しています。
【ドイツ】Ⅳ号戦車
Ⅳ号戦車はドイツ戦車の中で最も生産数が多い、ドイツの主力戦車とも呼べるモデルです。作中ではD型をベースに、F2型仕様→H型仕様と改造されていきます。主人公のみほ以下、あんこうチームが搭乗します。
Ⅳ号戦車D型
火力支援で活躍し、大戦末期まで主力として生産された戦車です。対戦車線のため、砲力不足だったⅢ号戦車を75mm砲でパワーアップさせるなど、バリエーションが生まれます。戦車道部の戦車用格納庫でホコリをかぶっていたⅣ号は、写真の通り単砲身でしたが…
Ⅳ号戦車F2型
F2型はⅣ号戦車として初めて75mm長砲身を搭載したモデルです。1942年3月~5月生産分の175台だけが「F2型」の名前が付けられ、その後は後に「G型」と名称が変更されました。
あんこうチームは単砲身のD型を超砲身に換装し、F2型仕様として運用。車長のみほの指揮により、重戦車相手にも互角以上の戦いを見せます。
Ⅳ号戦車H型
新型の変速機を搭載し、装甲も強化したモデルです。画像にはありませんが、左右側面に「シュルツェン」と呼ばれる補助防御版を装備し、守りを固めました。
あんこうチームは、F2型仕様のⅣ号にシュルツェンを取り付けH型風に改造。劇場版のラストで繰り広げられる、 シュルツェンが吹き飛ぶほどの戦闘シーンは激アツです。
【ドイツ】ポルシェティーガー VK4501(P)
ポルシェティーガーは、当時の世界最強の戦車の1つとして評価されているドイツの重戦車・ティーガーIとの開発競争の際、不採用となった重戦車です。(ティーガーについては後述します)ポルシェらしい空冷V10エンジンを2基に、電気モーターを搭載したハイブリッド方式で動きます。
サスペンションやエンジントラブルが多かった車両ですが、作中では自動車部のレオポンチームが見事に乗りこなしています。自動車部の見事なドラテクや戦術、改造は、車好きがニヤニヤできる要素が満載。さらに、重戦車層が薄い大洗女子学園において、レオポンの堅い守りは要所要所で光ります。
【チェコスロバキア】38(t)
通称「LT-38」は、もともとチェコの軽戦車でしたが、ドイツによる併合でドイツ国防軍が使用することになりました。小型ながら故障が少なく扱いやすかったため、開戦時に戦車が不足していたドイツでは重宝されました。
生徒会メンバーのカメさんチームが搭乗。38tには様々なバリエーションがありますが、作中では架空の「B / C型」というモデルとして登場しています。
【ドイツ】38式軽駆逐戦車ヘッツァー
38(t)戦車の足回りをベースに生産された、ドイツの軽駆逐戦車です。戦局悪化に伴い、Ⅲ号突撃砲の生産ができなくなったため、それに変わる戦車として開発がスタートしました。価格を安くすることで生産性を高めています。
作中にはオリジナルのヘッツァーが登場するのではなく、カメさんチームの38(t)戦車をヘッツァー改造キットなるもので強引に改造。小型で足の速いカメさんチームのヘッツアーは、偵察や陽動に大活躍。大型戦車の上に乗ったり、重戦車を持ち上げたり、大胆な作戦での見せ場にも注目です。
【アメリカ】M3中戦車リー
M3中戦車は、アメリカが戦車部隊を設立するために急遽生産した戦車です。本体に75mm砲を、砲塔に37mm砲を搭載しています。アメリカ向け仕様のままイギリスで使われたモデルが「リー」と呼ばれています。
作中では1年生達のウサギさんチームが搭乗しています。2つの砲塔を活かしたスキのない攻撃が可能…なはずなのですが、「重戦車キラー」を自称するお調子者のウサギさんチームはうまくいかない場面もしばしば。しかしそんな1年生はのびしろが魅力。失敗をバネにして創意工夫とチームワークで戦う姿に、目頭が熱くなります。
【フランス】B1bis
B1bisはルノーB1戦車の改良型戦車で、「bis」とは「第二の」という意味があります。当時基準では装甲防御力が高く、ドイツ軍も歯が立たなかったそうです。
作中では風紀委員のカモさんチームが搭乗します。B1bisが「カモっぽい」という理由からチーム名が決まった風紀委員チーム。2つの砲塔の戦車を3人で操縦するという、ポテンシャルの高さが伺えます。
【日本】八九式中戦車甲型
日本初の国産制式戦車として開発・量産された中戦車です。秘匿名称は「イ号」。対戦車戦闘などを想定していないため短砲身を搭載しています。機動性が低く装甲や武装も貧弱なため、後輩戦車にすぐ主力を譲ることになりました。
作中ではバレー部のアヒルさんチームが搭乗します。小柄なボディから軽戦車に間違われることも多い八九式。しかしフラッグ車を務める試合もあるなど大活躍します。劇場版での知波単学園との連携プレーは必見、さらに最終章2話ではそのときの経験を活かしたチハたんズに…ウッこれ以上はいけない。
【日本】三式中戦車(チヌ)
三式中戦車(チヌ)は、一式中戦車(チヘ)を改良して作られた日本の中戦車です。開発中だった他のモデルがデビューするまでの中継ぎとして作られました。搭載された75mm砲は、入射角によってはアメリカのM4シャーマンの装甲を貫通できたそうです。
作中ではアリクイさんチームが搭乗。インドア派で戦車ゲームをやりこんでいたアリクイさんチームですが一念発起、筋トレを開始。ムキムキになった3人が自在に戦車を操る姿は必見です。
【イギリス】Mk. IV戦車
第一次世界大戦時、史上初の戦車戦を行ったイギリス戦車。ドイツ軍の戦車・A7Vと1918年4月24日に戦っています。ガルパンに登場する戦車の中では最も古いモデルである「菱形戦車」で、全ての戦車の基礎となったつくりや機構、武器を備えています。
最終章1話で初登場を果たし、搭乗するのは船舶科の荒くれ者・サメさんチーム。大きなMk. IVに海賊旗を立て、さながら帆船のように丘陵を走り抜けています。古いモデルながらも、大きなボディを活かしてチームのピンチに大活躍してくれます。
黒森峰女学園の戦車一覧【ドイツ】
Ⅲ号戦車J型
Ⅲ号戦車は、ドイツ戦車の基礎となったⅢ号中戦車の基本装甲を強化した新型モデルです。主砲が37mm戦車砲だった最中、Ⅲ号J型は50mmの長身砲を搭載しており、火力で一歩リードしていました。
Ⅳ号駆逐戦車/70(V)ラング
Ⅳ号駆逐戦車は、ドイツの主力戦車・Ⅳ号戦車のシャシーを使用して作られた駆逐戦車です。駆逐戦車とは敵戦車の撃破で活躍する戦車のこと。ただし、70(V)からは種別が「戦車」に変更となりました。攻撃力の高い長砲身を搭載しているため、「ラング(ドイツ語で「長い」の意味)」と呼ばれていました。
作中で「ヘッツァーのお兄ちゃんみたいなやつ」と呼ばれていますが、独特のフォルムが確かに似ている?かも?
V号戦車(パンター)
V号戦車はソ連のT-34戦車に対抗すべく開発されたドイツの中戦車です。途中で名称が「V号」から、豹を意味する「パンター」に変わりました。
パンターG型
パンターG型は走攻守のバランスが取れており、ドイツの最優秀戦車と評価されることも多いモデルです。パンター戦車の完成形とも言えます。
駆逐戦車ヤークトパンター
ヤークトパンターはパンターの車体を利用した、ドイツの主力駆逐戦車。機動性の高いパンターをさらに改良したことで、パワーとスピードを併せ持ちました。
VI号戦車(ティーガー)
VI号戦車は、当時の世界最強の戦車の1つとして評価されている、ドイツの重戦車です。「ティーガー(虎)」 という名前にふさわしく、猛虎のような活躍を見せました。
ティーガーⅠ
ティーガーⅠは、高射砲だった88mm戦車砲を搭載したモデルです。重装備のため機動性は低いものの、固い守りと強力な火力で敵国からは「無敵戦車」と恐れられました。
ティーガーⅡ
ティーガーⅡは、パンター風の防御力の高いデザインにティーガーのトランスミッションを採用した、ティーガーⅠの発展型重戦車。重すぎて故障が頻発する欠点を抱えながらも、ティーガーⅠよりさらに火力をアップさせています。こちらも最強として名高い戦車です。
重駆逐戦車エレファント
エレファント(象)は、ティーガーI の試作車・ポルシェティーガーのシャシーや装甲板を流用して作られた重駆逐戦車です。ポルシェティーガー同様、ハイブリッド式で動きます。強力な88mm砲搭載のうえ、前面装甲200mmという高い防御力を誇りました。
駆逐戦車ヤークトティーガー
ヤークトティーガーは、ティーガーⅡをベースに、3000m先の敵戦車を撃破すべく作られた駆逐戦車です。128mm砲の火力と分厚い前面装甲で、どんな戦車も歯が立ちませんでした。ただし重すぎて故障が多発する、重さのため牽引もできないなど、パワーアップが裏目に出てしまった面もありました。
超重戦車マウス
マウス(ねずみ)は、ソ連のKV-1、KV-2を凌ぐ新兵器として開発された、超重力級のドイツ最強戦車です(KVについては後述) 。 128mmの主砲と75mmの副砲を搭載した火力と、最大装甲厚240mmの防御力が特徴でした。実践に投入されたのはわずか2台のみの、レアなモデルです。
サンダース大学付属高校の戦車一覧【アメリカ】
【アメリカ】M4中戦車
M4中戦車はシリーズ合計5万輌も生産された、アメリカのベストセラー中戦車。サンダースのアリサによれば「バカでも乗れるほど操縦が簡単」とのこと。その言葉通り、扱いやすく、故障も少ない信頼性の高さが、兵士にも人気がありました。
M4A1シャーマン 76mm砲搭載型
M4のバリエーションの1つで、鋳造車体を採用し、防御力をさらにアップさせています。ベースのM4同様に航空機の星型エンジンを搭載しました。(画像は長砲塔搭載車)
【イギリス】シャーマンファイアフライ
シャーマンファイアフライは、イギリス軍が独自に改造したM4シャーマンです。装甲貫通能力が低かった75mm砲を、17ポンド(76.2mm)砲に付け替えて火力をアップさせています。
プラウダ高校の戦車一覧【ロシア】
T-34
T-34は、ドイツのⅢ号、Ⅳ号戦車に対抗するために作られた、ソ連の傑作戦車です。ドイツがガソリンエンジンを採用したのに対し、ソ連はディーゼルエンジンを採用。防御力の高い装甲に、被弾しても炎上しにくいディーゼルエンジンを搭載したT-34はドイツ軍を恐怖させ、いわゆる「T-34ショック」を与えました。
T-34/76
76mm砲を搭載したT-34です。これが最初にドイツ軍に「T-34ショック」を与えたモデルとなります。
T-34/85
85mm砲を搭載したT-34です。T-34/76よりも砲搭が大きいため、5人乗り(砲搭内が3人に)が可能になったことで、指揮能力がアップしました。
KV-2
KVシリーズはソ連の重戦車です。KV-2に搭載された152mm砲は装填に時間はかかるものの、敵戦車の装甲を叩き割るほどの威力がありました。プラウダの隊長・カチューシャは「かーべーたん」とお気に入りの様子。 ドイツからは「街道上の怪物」と呼ばれたエピソードがあります。
IS-2
攻撃力・防御力共に優れたドイツのパンターやティーガーⅠに対抗するために作られた、攻撃力の高い重戦車です。搭載された122mm砲はティーガーⅠの前面装甲も貫通可能な威力でした。欠点もそれなりにあるものの、とにかく砲撃の威力がものすごいので重宝されました。
継続高校の戦車一覧【フィンランド】
BT-42突撃砲
BT-42突撃砲は、ソ連から鹵獲(ろかく)したBT-7快速戦車をフィンランド軍が改修した戦車です。BT-7は新設計のクリスティー式サスペンションを搭載した足の速い戦車だったため、BT-42も快速性能を受け継いでいます。貫通威力が低く対戦車戦では苦戦するものの、なんと履帯(キャタピラ)を外してタイヤだけで走行可能な新設計により、配備や撤退時などで本領を発揮しました。
聖グロリアーナ女学園の戦車一覧【イギリス】
クルセイダーMk.Ⅲ
クルセイダーはイギリスの巡航戦車で、火力や防御力が低めですが、高い機動性が特徴です。角谷会長曰く「カニっぽい」。Mk.Ⅲは北アフリカ戦線では偵察や前線突破で活躍しました。
チャーチル歩兵戦車 Mk.VII
歩兵戦車は歩兵を支援することが目的で、機動力は低めですが堅い守りが特徴です。チャーチルはバリエーションや派生型が多く作られ、1960年まで現役を貫いたイギリスの古参戦車です。Mk.VIIは車体設計が大幅に変更された後期型で、装甲がリベット留めから全面溶接になりました。
マチルダII 歩兵戦車 Mk.III/IV
マチルダはチャーチルと同じく、イギリスの歩兵戦車です。固い守りによって北アフリカ戦線でドイツ相手に奮闘し「戦場の女王」と呼ばれました。作中ではMk.IIIとMk.IVが登場しています。
アンツィオ高校の戦車一覧【イタリア】
CV33型快速戦車(L3/33)
L3はイタリアの快速戦車(CV=カルロ・ヴェローチェ)の33年型です。L3/33はL3シリーズの最初の量産型戦車となりました。武装は機銃のみ、装甲も薄かったのですが、安価で生産しやすかったL3は大量に投入されました。足が速く、小型で小回りも効くため、作中の大学選抜選では偵察で活躍します。
M41型セモヴェンテ(自走砲)
イタリアがドイツのⅢ号突撃砲に影響されて作った突撃砲です。先に開発されたM14/41中戦車の車体を流用して作られました。対戦車兵器不足だったイタリアを支えました。
P40型重戦車
イタリアがソ連のT-34の影響を受け、そのデザインを取り入れながら開発した重戦車です。75mm砲を搭載しており、イタリア最強戦車として完成しました。
アンツィオ高校戦はアニメ本編ではカットされていますが、OVAで活躍を見ることができます。P40(大洗女子には「ぴよぴよ」と呼ばれていた)はアンツィオの秘密兵器として登場。ドゥーチェ・アンチョビによる「マカロニ作戦」は必見です。
知波単学園の戦車一覧【日本】
九五式軽戦車
九五式軽戦車は、秘匿名称「ハ号」の軽戦車です。(ちなみに「ロ号」は九五式重戦車)。対戦車戦闘を見越した武装が搭載されていますが、他国と比べると装甲が薄く防御力は低め。しかし、トラックと共に行動可能な機動性が重宝され、最も生産数の多い日本戦車となりました。
九七式中戦車
九七式中戦車は日本の中戦車です。秘匿名称「チハ」であることから、作中では「知波単(ちはたん)学園」の主力戦車として採用されています。
九七式中戦車(旧砲塔)
九七式中戦車はもともと歩兵支援を目的としていたため、旧砲塔モデルは短砲身を備えています。砲身上部の手すり状のものは通信用のアンテナで、その見た目から「ハチマキ」と呼ばれました。
九七式中戦車(新砲塔)
火力不足だった短砲身の旧砲塔を長砲身に付け替えたモデルです。口径は小さくなったものの、長砲身化により貫通威力がアップしました。条件によってはアメリカM4中戦車とも互角の力を発揮したそうです。
特二式内火艇
最終章2話で登場し、劇場のガルパンおじさんたちに衝撃を与えた水陸両用戦車。車体の前後にフロートをつけていますが、陸上では履帯走行が可能です。もともとは潜水艦で輸送する奇襲作戦用の車輌として開発が始められました。略符号は「カミ」です。
特二式内火艇の登場により、劇場版のアレは水陸両用の伏線だったのか?と頭を抱えさせられました。大洗女子 アヒルさんチームに鍛えられた「突撃」で、大洗女子学園チームを苦しめます。
BC自由学園の戦車一覧【フランス】
ルノーFT-17
FT-17は第一次世界大戦に登場したフランスの軽戦車です。当時としては画期的な360°回転可能な砲塔を装備していました。
ソミュアS35
S35は騎兵戦車で、快速の中戦車の部類に入ります。足も速く装甲も厚い優秀な戦車で、第二次世界大戦初期にはドイツ軍を苦しめました。
最終章1話では意外とチームワークがいいところを見せつけたBC自由学園ですが、2話では「ソミュアと(カモさんチームの)ルノーって似てるよね」という発言から開始された大洗女子チームの作戦で……。ややおこなマリー隊長も必見です。
ARL44
大洗女子 カモさんチームが搭乗するルノー B1bisを参考に開発された重戦車です。ドイツ占領下のフランスにおいて極秘で開発が進められており、パリ解放後に本格的に生産が開始されました。長砲身90mm砲による高い攻撃力、厚い装甲による高い防御力が特徴です。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 伊東 千夏
- 母の愛車・CR-Xの後部座席で幼少期を過ごす。現在はCR-Z(10年選手)を母と共有。インスタでは専らラリーカーとレースクイーンばかりを見ているため、男性向け広告しかレコメンドされない悲しみを味わっているネ...