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【通行帯違反】一般道でも高速でも追い越し車線では注意!反則金や違反点数も

追越車線を走り続ける「通行帯違反」は意外と認識されていない交通違反です。「通行帯違反」とはどんな違反なのか、また「追いつかれた車両の義務」とはどんなものなのか、わかりやすく解説します。2017年の東名高速の死亡事故後、煽り運転がクローズアップされていますが、交通トラブルを防ぐには追い越す側、追い越される側ともに正しい交通ルールを知る必要があります。

追い越し車線を走り続けると「通行帯違反」に

片側2車線の高速道路

画像のような片側2車線以上の道路においては、一番右側の車線が「追い越し車線」と呼ばれます。

追い越し車線は道路交通法第20条に定める車両通行帯の一種です。同法には追い越し車線という表現はありません。片側2車線以上ある道路において車線を分けている白線(破線・実線)や黄色線で区切られた道路部分が「車両通行帯」と呼ばれています。

追い越し車線は法定速度内で他の車を追い越すためや、右折のため、またやむを得ない道路事情がある場合を除いて、走行し続けることはできません。追い越し行為が終わったら速やかに左側の走行車線に戻らなければ「通行帯違反」という交通違反となってしまいます。

高速道路だけでなく一般道路でも適用されるので注意

追い越し車線を走行し続けると通行帯違反になるというのは、実は高速道路だけではなく、一般道路の場合でも適用されるということはあまり知られていないようです。

ただし、一般道路が片側2車線以上あっても、その都道府県等の公安委員会によって車両通行帯の指定がされていなければその限りではなく、違反は適用されません。またその一般道路が車両通行帯の指定をされているかどうかの判別は外見からはできません。

通行帯違反の反則金(罰金)と点数は?

追い越し車線を走り続けると通行帯違反に!

通行帯違反で検挙された場合、運転していた車両によって反則金は次のようになります。

大型車は7,000円、普通車(軽自動車、ミニカーを含む)や二輪車(大型・普通)は6,000円、小型特殊車(農作業用など)、原付は5,000円となっています。また違反点数は一律1点です。

反則金と罰金は混同されがちですが意味合いが違いますので、詳細はリンク先の記事でご確認ください

走行車線を走り続けて追いつかれた車も違反すると罰金・点数が

2017年に東名高速で煽り運転を原因とする死亡事故があって以来、煽り運転の取り締まりが厳しくなり、追い越し行為でのルールへの関心も高まってきています。

道路交通法第27条には「追いつかれた車両の義務」について、次のように簡潔に表現されています。義務違反はいずれも通行帯違反と同様の反則金と減点となります。

その道路の最高速度の範囲内で後方の車に追いつかれた場合、追いついた車が追い越しを完了するまで速度を上げてはいけない。そして一車線しかない道路でも左端に寄って進路を譲る義務がある。

出典:道路交通法第27条

高速道路で多い違反トップ3


出典:内閣府 交通安全白書

「高速道路での通行帯違反で捕まることがあるのか?」というのが、よく高速を利用するドライバーの方の素直な疑問だと思われます。スピード違反のように検挙の現場を見る機会や検挙された経験のある人が少ないのも確かです。

そこで『内閣府 交通安全白書「高速道路での違反取締り状況」』から平成28(2016)年度の取り締まり件数のトップ3を見てみます。

平成28年度の高速での取り締まり件数は全体で約56万件でした。そのうちの約70%が「速度違反」で第1位、続いて約15%が「その他」で第2位、そして12%が「通行帯違反」で第3位となっています。

ちなみに第4位以下は「車間距離不保持」、「積載違反」、「無免許・無資格」、「酒酔い・酒気帯び」、「駐停車違反」の順になっていますので「その他」はそれら以外の違反となりますが詳細は不明です。

しかし、通行帯違反は意外に多くトップ3に入っています、追い越し車線を走り続ける行為は交通違反だということを改めて認識し安全運転を心掛けましょう。

あおり運転についての記事もチェックしましょう

交通違反についての記事はこちら

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