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【車検切れ 取締り強化】ナンバー自動読取装置導入で300台に1台が検挙される?

国土交通省は、車検切れ・自賠責保険未加入の車両を検知する可搬式「ナンバー自動読取装置」の導入を発表しました。この装置やシステムの説明、さらには検挙された際の処分などを解説していきます。

車検切れ取締り強化に新システム導入

国土交通省は、車検切れ車両の取締りを強化するために可搬式「ナンバー自動読取装置」を導入しました。
今まで車検切れ車両の取締りは検問を行うか、警察官が不審な車を止めて取り調べるかのどちらかでした。
そこに、ナンバー自動読取装置を導入することにより、装置を置いた道路を走行する車両のほとんどを車検が切れていないか調べることが可能になります。

可搬式「ナンバー自動読取装置」とは

国土交通省は、2017年9月15日に可搬式「ナンバー自動読取装置」のデモンストレーションを公開されました。

可搬式「ナンバー自動読取装置」の仕組みは

可搬式「ナンバー自動読取装置」は、ナンバープレート情報から車検の有無をチェックするシステムです。
光学カメラによりナンバーを読み取り車検情報にアクセスします。
陸運局に登録してある車両をすべてデータとして集めているシステムMOTAS(自動車登録関係コード検索システム)と瞬時に照らし合わせ、車検の有効期間、所有者、住所を確認することができます。
車検なしの車を感知すれば、1.5秒程度で接続しているパソコンのモニターでわかり、後方に待ち構える警察官に無線などで連絡し検挙します。

300台に1台は車検切れ車両

交通量の多い道路では、1車線で1時間に約1,500台の車が通過するといわれています。
そのうちの1,000台に2~3台が車検切れであるとされており、最大で300台に1台は車検切れとなります。
車検切れに気づかずに乗っている人が多いでしょうが、認識していながら車検切れの車両で運転している悪質なドライバーもいるとされています。
今までは、検問で一台ずつを停車させ警察官の目視により車検の有無を確認するため、走行量の多い道路で通過する車両すべてを取り締まるのは困難でした。
しかし、ナンバー自動読取装置導入で検挙率は一気に上がりことが見込まれ、「今後はバレるので注意しろ」という抑止力としての効果もあります。

車検切れ車両で検挙された際の行政処分と刑事処分

車検切れの車で検挙されれば、無車検車運行による行政処分と刑事処分が施行されます。
また、車検切れの車であれば大半が自賠責保険が切れているため、無保険車運行による行政処分と刑事処分も施行されます。
よって車検切れで摘発さえる場合、2つの違反となることがほとんどです。

行政処分

行政処分は、無車検車運行の道路運送車両法違反で「違反点数6点(前歴がない場合)」と「30日間の免許停止」です。
違反点数6点は一発免停となる行政処分となります。
また、無保険車運行の場合も「違反点数6点(前歴がない場合)」となり、無車検車運行と無保険車運行で合計の違反点数が12点になります。

さらに前歴があれば、次に示すように重たい行政処分になります。

免停期間前歴なし1回2回3回
30日6~8点
60日9~11点4~5点
90日12~14点6~7点2点
120日免許取消8~9点3点2点
150日免許取消免許取消4点3点
180日免許取消免許取消免許取消免許取消

刑事処分

無車検車運行と無保険車運行の刑事処分は、以下のようになります。

刑事処分
無車検車運行(車検が切れた車で公道を走行した場合)6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
無保険車運行(自賠責保険が切れている車で公道を走行した場合)1年以下の懲役又は50万円以下の罰金

車検切れ+自賠責保険切れで80万円の罰金

もし、車検切れで自賠責保険も切れている車両で公道を走行すれば、無車検車運行による道路運送車両法違反と無保険車運行による自動車損害賠償保障法違反の合算で、「違反点数12点(前歴がない場合)」、「90日間の免許停止」の行政処分、「1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金」の刑事処分となります。
しかし、実際の略式裁判では、初犯や悪質性と認められない場合、罰金20~30万の命令で済むことが多いようです。

民間の事業者などとの連携による取締り

国土交通省は、車検切れ・自賠責保険切れの車両に対する摘発を民間による通報による取締りを行っています。

ガソリンスタンド、カー用品店、整備工場、中古車買取・販売業者などと連携により、そこのスタッフが車検切れの車と使っているドライバーを発見した際に警察へ通報ができます。

また、私たち一般の人でも車検切れの車を使っている人がいた場合、国土交通省へメールまたはファックスで通報が可能です。

車検時期の把握と定期的なメンテナンスが重要

愛車の車検が切れていることに気が付くことなく運転しても、「知らなかった」で済まされることではありません。
愛車の車検と自賠責保険の期間を常にチェックすることがドライバーの義務です。
また、車検が来るまでメンテナンスを怠らず、消耗品や保安部品、メーター警告灯なども2年より短い期間で点検したほうがよいでしょう。
車検、自賠責保険、メンテナンス・整備、任意保険について万全の状態で運転するようにしましょう。

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