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【ランクル総まとめ】ランドクルーザー最強伝説と歴代モデルの実燃費や内装から新型の情報も?

世界最強のオフローダーと言われているトヨタ・ランドクルーザー。ここではランクルの元となったモデル「トヨタジープ BJ & FJ」から最新型「200系」まで全13車種を、燃費、内装、オーナーの評価、当時の新車価格、さらには過去に存在したディーゼルエンジン搭載のランクルまで一挙に紹介したいと思います。そして最後には、次期登場するであろう300系の情報までお届けします。

キング・オブ・オフローダー「ランドクルーザー」

全世界で愛用されているSUV

ランドクルーザー オフロード

トヨタ・ランドクルーザーは、トヨタのフラグシップSUVであり2014年で世界累計販売台数800万台も達成しており、現在、韓国、北朝鮮を除くすべての国でランクルは利用されています。まさに全世界を制覇したキング・オブ・オフローダー。

トヨタはその耐久性と走破性、そしてユーザーへの信頼性を向上させるため、世界中で走行テストを行っています。そのなかでもトヨタはオーストラリアが気温、地形ともに最も過酷な環境と考えており、もちろんオーストラリアで最も売れているSUV車です。

他にも国連や国境なき医師団、世界各国のNGOや政府機関で利用されており、世界中の人々が共通して信頼をおく車です。

これほどの車がどのように誕生したのか、歴代車すべてを紹介していきたいと思います。

トヨタジープ BJ & FJ(1951年~1955年)

ランクル伝説はここから始まった!

●トヨタジープBJ

トヨタ ジープ BJ シリーズ

1950年朝鮮戦争が勃発し、アメリカは自動車メーカー・ウィリス・オーバーランド社の軍事車ジープを日本へ運びました。

その際、アメリカ政府がのウィリス・オーバーランド社のジープと同様のスペックの車両をトヨタに100台生産を頼んだのランクル誕生のきっかけです。

●第二次世界対戦中のアメリカ軍車両ウィリスMB

ウィリス MB 1942年

1951年にトヨタジープBJプロトタイプが完成し、これはイギリスのランドローバーシリーズ1のような軍事車両を参考に制作し、小型トラックSB型用のシャシーに6気筒3400ccのB型ガソリンエンジンを搭載して四輪駆動にしたものが最初のランクルです。

当時の車名は、米軍と警察予備隊の要請で「トヨタジープ」とし、同時期に登場した三菱ジープも同じ経緯で名付けられました。

1951年7月にテストドライバー・平一郎のドライブによってトヨタジープによる富士山6合目まで登頂ができ、テストを監視していた警察庁が目をつけ、パトロールカーとして289台注文し、トヨタジープBJは、警察車両として活躍することになりました。

その後、北米ウィリス・オーバーランド社によってジープが商標登録され、それに抵触されるとして、1954年6月に「ランドクルーザー」と改名され、民生用に転換して1953年に量産を開始した。

車名のランドクルーザーは、英語の「Land(陸)」と「Cruiser(巡洋艦)」を合成した名前で、「陸の巡洋艦」という意味になります。

トヨタジープ BJ & FJの内装

トヨタ ジープ BJ シリーズ

乗車定員は6名で、前席に2名のみ乗車の場合は貨物部分に最大500kgまで積載可能でした。

また、警察予備隊向けに作られた車のため、さまざまな仕様のものがあります。

その一つの無線を装備したトヨタBJ無線車は、搭載さえる無線機に周波数変調方式無線電話を使用しスピーカーハンド・セットを装備して操作性がよく音質向上を果たしています。

さらに、トヨタBJ特殊工作車は、動力源のないところで力を発揮し、伐採、製材、ウインチ作業のパワー・テイク・オフを利用し、前部・中央部・後部の3か所から動力を誘導することが可能でした。

トヨタ ジープ BJ シリーズ
トヨタ ジープ BJ シリーズ

トランスミッションは前進4速、後進1速、前輪駆動用のトランスファーも装備されていました。

トヨタジープ BJ & FJのスペック

1951年式ランドクルーザー BJ スペック
車両型式BJ
全長×全幅×全高(mm)3,793×1,575×1,900
ホイールベース(mm)2,400
車両重量(kg)1,425
エンジン型式B
エンジン種類6気筒直列頭上弁式
排気量(cc)3,386
最高出力(HP/r.p.m.)85/3,200
最大トルク(kg-m/r.p.m.)22/1,600

三菱ジープについての記事はこちら

クライスラー・ジープについての記事はこちら

ランドクルーザー20系・30系(1955年~1960年)

トヨタ ランクル J20 J30

出典:©everystockphoto.com/ cmonville

初代トヨタジープBJが民間向けへと舵を切り売り出された20系・30系では、ホイルベース短くして小回りが利くよう改良をし、エンジンは初代から引き継いだ3.4リッター(B型)と、初代の末期に消防仕様車に搭載した3.9リッター(F型)の直列6気筒ガソリンユニット2機種を用意していました。

また、どんな用途にも対応できるように消防車、警察車両以外にも医療の診察車、貨客兼用車、ライトバン、トラック、トレーラー牽引車とさまざまな働く車に使われていました。

このモデルから北米をはじめ海外への輸出が本格的に始まり、ランクルが全世界へ浸透するようになり始めました。

ランドクルーザー20系・30系スペック

1955年式ランドクルーザー20系 スペック
車両型式FJ25
全長×全幅×全高(mm)3,838×1,665×1,855
ホイールベース(mm)2,285
車両重量(kg)1,425
エンジン型式F
エンジン種類6気筒直列頭上弁式
排気量(cc)3,878
最高出力(HP/r.p.m.)105/3,200
最大トルク(kg-m/r.p.m.)27/2,000

ランドクルーザー40系(1960年-1984年)

トヨタ ランクル 40

出典:©everystockphoto.com/ dave_7

トヨタランドクルーザー 40

1960年8月に発売した3代目で、通称「40系」。このモデルでランドクルーザーが世界中で大ヒットし、1965年に世界生産台数5万台を突破し、当時アメリカで最も売れた車がランクルでした。

その後ものすごい勢いで生産され、1973年には30万台を突破し、1984年まで24年間も生産された、超ロングヒットモデルです。

1973年オイルショックの影響から、1974年からランクルで初めてディーゼルエンジンを搭載。ここで搭載されたディーゼルエンジンは、トヨタの商用トラック・ダイナのエンジンでした。

日本国内でも4ナンバー(小型貨物)に属し、個人が求めやすいものとなったため、国内外で多く四駆ファンから支持を得るようになりました。

基本ボディタイプも2代目と同様で、ソフトトップ、2ドアバン、4ドアバン、ピックアップ、消防車を設定し、1967年7月、専用ボディのステーションワゴン(FJ55)を設定して4ドアバンと置き換えられました。

ランドクルーザー40系の内装

トヨタランドクルーザー 40

2ドアタイプのリアドアは観音開きで、人員の乗り降りや機材の積み下ろしにとても便利でした。そして4ドアタイプは上下開きであり、かさばる荷物の運搬に向いていました。

トヨタランドクルーザー 40

トランスミッションは前進3速です。そして、2スピード・トランスファーが装備され、前進3段からさらに上の6段にまで活用でき、トルク・牽引力を重視したローギアと高速のクルージング性能向けのハイギアを持ち合わせていました。

ランドクルーザー40系スペック

1960年式ランドクルーザー40系 スペック
グレードFJ40・貨客兼用車FJ43・貨客兼用車FJ45V・ライトバン
車両型式FJ40FJ43FJ45V
全長×全幅×全高(mm)3,840×1,665×1,9504,215×1,665×1,9704,630×1,720×1,770
ホイールベース(mm)2,2852,4302,650
車両重量(kg)1,4801,5901,850
エンジン型式FFF
エンジン種類6気筒直列頭上弁式
排気量(cc)3,878
最高出力(HP/r.p.m.)125/3,600
最大トルク(kg-m/r.p.m.)29/2,000


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ランドクルーザー50系・55系・56系(1967年-1980年)

ランドクルーザー 55

トヨタ ランクル 55

出典:©everystockphoto.com/ MelvinSchlubman

1967年8月、ホイールベース2650mmの4ドアバン(FJ45V)に代わるモデルとして、ホイールベースを2700mmとしたシャシーに、全く新しい丸目のヘッドライト愛らしいスタイリングになりました。

車体タイプの主力は、上画像のライトバン「FJ55V」であり、5人乗りで積載300kg、2人乗りで積載500kgが可能であり、海外へ売り出す主力商品でした。

その他のボディータイプは、8人乗りキャンバストップ「FJ43」、6人乗りキャンバストップ「FJ40」、4人乗りハードトップ「FJ40V」が用意されていました。

ランドクルーザー50系・55系・56系の実燃費

リッターあたり2km/l走るかどうかの燃費も、実用的とはいえません。マニアな層には人気なので、投機対象にはなるかも?

出典:http://www.goo-net.com/

ここまで古くなると、現在の自動車からは実用性はないように思えます。すでにビンテージカーの領域なので仕方なく割り切るしかありません。

ランドクルーザー50系・55系・56系のスペック

1967年式ランドクルーザー50系 スペック
グレードFJ40
貨客兼用車
FJ43
貨客兼用車
FJ40V
ライトバン
FJ55V
ライトバン
車両型式FJ40FJ43FJ40VFJ55V
全長×全幅×全高(mm)3,870×1,665×1,9504,230×1,665×1,9703,870×1,690×1,9304,675×1,735×1,865
ホイールベース(mm)2,2852,4302,2852,700
車両重量(kg)1,4801,5901,5651,810
エンジン型式F
エンジン種類直列6気筒4サイクル頭上弁式
排気量(cc)3,878
最高出力(HP/r.p.m.)130/3,600
最大トルク(kg-m/r.p.m.)30.0/2,200


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ランドクルーザー60系(1980年-1989年)

トヨタ ランドクルーザー 60 1980年

55系の後継モデルとして登場したランクル60系は、海外向けはステーションワゴンで、一方日本国内向けはバン(商用車)カテゴリーで販売しました。ガソリンエンジンは排気量を4.2リッターに増やして性能向上した2F型と、新たに3.4リッターディーゼルエンジンを搭載しています。

ランドクルーザー 60の内装

運転席のメーターは3連式となり、左からスピードメーター、タコメーター、そして一番右が燃料計、電圧計、水温計、油温計が一つの円形の中に収める独特のデザインをしています。

フロントシートをベンチタイプから最適な運転姿勢をとれるセパレートタイプに変更し、乗車定員は従来の6名から5名となった。エアコンやパワーステアリング、ファブリックシートなども用意したことで快適性を改善し、世界中多くの個人ユーザーに支持されました。

ランドクルーザー60系の実燃費

燃費が悪い。高速でリッター5キロぐらいです。覚悟しましょう。

出典:http://www.goo-net.com/

デビューから30年近く経つので、古い車だけあって燃費の悪さはあるようです。

ランドクルーザー60系のスペック

1980年式ランドクルーザー60系 スペック【幌タイプ】
バッグドア仕様観音扉
定員(名)6486
車両型式K-BJ41-KCYK-BJ41-KCJYK-BJ44-KCYK-BJ44-KCJY
全長×全幅×全高(mm)3,915×1,690×1,9604,275×1,690×1,955
ホイールベース(mm)2,2852,430
車両重量(kg)1,6551,7451,755
エンジン型式2B型ディーゼル
エンジン種類水冷直列4気筒OHV
排気量(cc)3,168
最高出力(HP/r.p.m.)93/3,600
最大トルク(kg-m/r.p.m.)22.0/2,200
燃料消費率 60km/h定地走行(km/L)14.5
価格(円)1,582,0001,524,0001,573,0001,593,000

1980年式ランドクルーザー60系 スペック【バンタイプ】
バッグドア仕様上開き扉+観音開きゲート観音扉観音扉観音扉観音扉
定員(名)44655
車両型式K-BJ41V-KYK-BJ41V-KCYK-BJ44V-KCYJ-FJ60V-KCQK-BJ60V-KCK
全長×全幅×全高(mm)3,915×1,690×1,9404,275×1,690×1,9304,750×1,800×1,815
ホイールベース(mm)2,2852,4302,730
車両重量(kg)1,6851,8151,8951,900
エンジン型式2Bディーゼル2F型ガソリン3B型ディーゼル
エンジン種類水冷直列4気筒OHV水冷直列6気筒OHV水冷直列4気筒OHV
排気量(cc)3,1684,2303,431
最高出力(HP/r.p.m.)93/3,600140/3,60098/3,500
最大トルク(kg-m/r.p.m.)22.0/2,20030.0/1,80023.0/2,200
燃料消費率 60km/h定地走行(km/L)14.514.08.513.5
価格(円)1,582,0001,582,0001,661,0001,636,0001,721,000


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この記事の執筆者

池田ゆうきこの執筆者の詳細プロフィール

車も好きですが、実はバイクも好き。車の得意分野は1980年代・1990年代の国産ピュアスポーツカーと軽自動車で、国内・海外のモータースポーツは常にチェックしています。最近はイギリス車やフランス車にも興味有り。...