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「確かに!」ジムニーとラングラーが背面スペアタイヤにこだわる理由

ジムニーとラングラーが背面スペアタイヤにこだわる理由とは

それでも、冒頭で挙げたスズキ ジムニーとジープ ラングラーが、今もって背面スペアタイヤにこだわるのには理由があります。

ジープ ラングラー

ジムニーの場合、そのボディサイズゆえに床下収納が難しいのではないでしょうか。仮に床下の置いた場合、今度は悪路走破性を犠牲にすることになります。ちなみに、車体をより軽くすることで悪路走破性を向上させようと、スペアタイヤを外してしまうユーザーもかなりいます。

ラングラーの場合、アンリミテッドであれば床下収納が可能に思えますが、ショートボディと部品共用となることや、ジープらしさというアイデンティの点から背面を採用していると思われます。

人によっては、オフロードでタイヤ交換をする場合に、床下収納だと泥などで身体が汚れるからという理由を挙げる人もいますが、最新型のランドクルーザー300系が荷室下にスペアタイヤを置いていることを考えれば、これは当てはまらないように思えます。

ただ、昨今は背面スペアタイヤどころか、スペアタイヤ自体を装備しているSUVがどんどん減っています。

パンク修理剤やランフラットタイヤを採用しているからです。ジムニーやジープが未来で廃番モデルになることは考えたくありませんが、後突安全性や後部視認性、環境性能を考えれると、いずれ背面スペアタイヤはなくなっていくのかもしれません。

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執筆者プロフィール
山崎 友貴
山崎 友貴
1966年生まれ。四輪駆動車専門誌やRV雑誌編集部を経て、編集ブロダクションを設立。現在はSUV生活研究家として、SUVやキャンピングカーを使った新たなアウトドアライフや車中泊ライフなどを探求中。現在の愛車は...

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