もう迷わない！タクシーと運転代行、どちらがお得？決めるポイントは“初乗り運賃”ではなくアレだった

飲み会帰り、タクシーと運転代行どっちを使う？

外出先でお酒を飲むとき、『クルマをどうしようか…』と考えたことはありませんか？そんなときに選択肢としてあがるのが「タクシー」と「運転代行」です。

タクシーで目的地に向かう方もいれば、自分のクルマで行き、帰りは運転代行を依頼する方もいるでしょう。

しかしながら、タクシーや運転代行を利用するとき、やはり『どっちがお得なのか』という点は少なからず気になるところ。

実際にこれらを利用する場合、どちらがお得になるのでしょうか？タクシーと運転代行の料金体系を踏まえつつ、それぞれの料金を比較してみたいと思います。

まずは、タクシーと運転代行の違いについて確認しておきましょう。

タクシーと運転代行の大きな違いは、運搬する対象に”クルマ”が含まれているかどうか。タクシーの場合、運ぶ対象は”人”ですが、運転代行の場合は”人とクルマ”を運びます。

また、料金体系も少々異なります。タクシーの料金は「初乗り運賃」と「加算運賃」の合計で算出されますが、加算運賃（一般道）において「時間距離併用制運賃」が採用されています。

これは、「⚫︎mあたり▲円」という距離制に加え、走行速度が一定の速度以下になった場合に「⚫︎秒あたり▲円」のように”時間”による料金も加算される方式です。

また、深夜や早朝に利用した場合は、「深夜早朝割増」が適用され、通常料金よりも若干高くなります。

一方、運転代行の料金も「初乗り料金」＋「加算料金」であることがほとんどですが、加算されていくのは「距離」による料金のみです。初乗り運賃は「3kmまで2,000円」、加算料金は「1kmごとに200円」といったように設定されています。

ただし、運転代行会社や地域などによって料金が異なる場合も多く、「深夜割増」を適用している会社もあるため注意しましょう。

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ここまで見てみると、『運転代行は高い』というイメージを持った方もいるのではないでしょうか。たしかに、タクシーの場合は初乗り運賃が500円前後の場合が多く、運転代行の基本料金（初乗り料金）は2,000円前後が相場です。

しかし、一概に『運転代行の方が高い』とは言えません。ある程度の距離を走る場合、運転代行のほうがお得になるケースがあります。

実際に、タクシーと運転代行を「10kmの距離」で利用した場合の料金相場を以下にまとめました。