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昔は花形だったあのコがいない…車の「サイドモール」がオプション化した理由に納得

1980年代から1990年代に市販されていた車に多く装着されていた外観パーツの1つである「サイドモール」。ゴムや樹脂でできており、車体の側面、フロントフェンダーからリアフェンダーに取り付けられていたのを覚えている人もいるでしょう。

しかし近年、街なかを見渡すと、サイドモールを装着している車が減っているようです。なぜ使われなくなっているのでしょうか。

現代の車のデザインに合わないから?

サイドモールは、高級セダンや2ドアクーペSUVなど多くの車種で装着されていました。

ドアを開け閉めするとき、サイドモールを装着していれば他の車や壁、障害物と接触して傷ができるのを防ぐ効果があったためです。

白のボディカラーに黒のサイドモールが組み合わされていたセダンは、街なかでも珍しくありませんでした。

トヨタ クラウン(7代目)横一本に黒の直線が入っているのが「サイドモール」

しかし、近年販売されている新型車には、サイドモールが標準装備されているどころか、メーカー・ディーラーオプションでも用意されていない車種が増えているようです。

その理由の1つに、サイドモールを装着しても他車のドアや壁などとの接触を防げるわけではないという点が挙げられます。

サイドモールは、ドアへ取り付けて出っ張りができるため、他車のドアが開いて接触する危険を回避できます。しかし、木の枝などへの接触は避けられないため、限られたシチュエーションでしか効果を発揮しないでしょう。

もうひとつの理由に、車の製造技術が大きく進歩している点が挙げられます。

トヨタ クラウン(15代目)サイドモールがドアを横切るデザインはもう採用されていない

過去に販売されていた車は技術面の問題でメリハリのあるボディ形状を実現するのが難しく、シンプルで直線基調のデザインとなっていました。サイドモールを装着することでデザインにメリハリができ、見栄えを重視したいユーザーから重宝されていたのです。

しかし、現在では車のボディへ複雑な曲線や段差などをつける技術も普及しました。サイドモールはボディの保護だけでなく”アクセサリーパーツ”としても活用されていましたが、近年のデザインにそぐわなくなってきていると考えられます。

執筆者プロフィール
長谷川 優人
長谷川 優人
1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。
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