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昔は花形だったあのコがいない…車の「サイドモール」がオプション化した理由に納得
オプション注文するユーザーはどのくらいいる?
街なかで見かける頻度は減っているとはいえ、サイドモールを標準装備している、あるいはオプション設定している車も存在します。
その代表格がトヨタの商用バン「プロボックス」です。”サイドプロテクションモール”の名称で、ブラックのポリプロピレン樹脂で作られたパーツを用意しています。会社の外回り営業や工事用の荷物を積み込み移動にも使われる車だからこそ、傷にも注意を払えるアイテムです。
とあるトヨタのディーラーにて、サイドモールをオプション注文するユーザーはどれほどいるのか尋ねてみました。
「注文するケースは極めて稀だと思います。商用車の場合、山奥や道幅が狭い路地に入っていくなど使い方がバラバラなので、傷がついたりヘコミができるのを考慮して乗っていないでしょう。皆さん、あまり活躍の機会がなパーツにお金をかけるより、少しでも安く車両を購入するほうを優先されているようです」
近年は車の価格が上昇していることもあり、少しでも安く抑えて購入したい考えから、サイドモールも当然のごとく装着することを考えていないユーザーが多いようです。
一方で、ルノーのコンパクトカー「トゥインゴ」は、ボディカラーにマッチした色のサイドモールが車体側面の下部分へ装着したグレードを用意。サイドモールを”アクセサリーパーツ”として取り入れています。
装着している車が減少して希少価値が高まりつつあるサイドモールですが、いまだに新車でも設定されている車種があることを考えると、完全になくなるアクセサリーパーツというわけではなさそうです。
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- 執筆者プロフィール
- 長谷川 優人
- 1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。