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【2017年版】4WD(四駆)のスポーツカー人気車種TOP10!外車がやっぱりかっこいい

4WDとは?

オフロードのイメージも強い4WD

ジープ 4WD
Dushan Hanuska CC 表示 – 継承 2.0 / CC BY-SA 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

4WDとは”4 Wheel Drive”のことで、日本語では「四輪駆動」と表記します。
メーカーによっては、AWD(All Wheel Drive)と表記することもあります。
「フルタイム方式」「パートタイム方式」「スタンバイ式」「フルタイム/パートタイム複合式」など様々な種類があり、最近はモーター駆動を組み合わせた4WDも登場しました。

いずれの方式であっても4WDは「エンジンからの出力を、四輪すべてに伝達して駆動する方式」であるといえます。

4WDは悪路走破性の高さが注目されることが多いため、山道や雪道などのオフロード走行が可能な車が連想されがちです。
しかし現代では、舗装された路面だけを目的とした4WDスポーツカーも登場してきました。

4WDやAWDの詳細はこちら

4WD(四駆)のスポーツカーの魅力

速く安全に走行できる4WD

日本の4WDスポーツカーとして有名な 日産 GT-R

車の駆動方式である「FF」「FR」「MR」「RR」は、前輪もしくは後輪のみの駆動です。
いずれも路面状態、天候、重量バランスなどの違いによって特有の運転スタイル、スキルが必要になります。

対して4WDは、前輪/後輪のどちらかではなく四輪で駆動することにより、前輪駆動/後輪駆動の運動性能の弱点を補うことができます。
それにより誰が運転しても、速く安全に走行することが可能です。

4WDの悪路走破性の高さが注目されるのも、前輪駆動/後輪駆動の車よりも多彩なシーンで安全で安定した走りをすることができるからです。

なぜスポーツカーに4WDが必要なのか?

オフロード車で注目されがちな4WDですが、舗装された道路を走るスポーツカーに採用されるのにも理由があります。

前述したとおり、4WDはエンジンからの出力を四輪すべてに伝達して駆動するシステムです。
エンジンからのパワーが前輪のみ/後輪のみに伝わる「FF」「FR」「MR」「RR」と比べて、4WDは路面を捉えて車を前に進める力が大きくなります。
路面をしっかり踏みしめる&蹴る力が強い4WDは、タイヤが空転しにくく、砂や雪の上でも、舗装された道路でも走ることができるというわけです。

また、昔「4WDは曲がらない!」という定説があり、FFやFRなどに比べ4WDはコーナーリングが苦手とされていました。
しかし、車のコンピューター制御技術が向上した現代においては、各タイヤへのパワーの配分や伝え方も緻密にコントロールすることができるようになりました。
そのため、スペックの面では苦手なコーナーリングを克服したうえ、路面や天候に左右されずにエンジン出力を四輪に無駄なく伝達することができるという点で、4WDスポーツカーが人気となってきているのです。

以上のことから、4WDは現代における最速のスポーツカーにとって必要なシステムになりつつあります。

外車が優勢?最新の4WD(四駆)スポーツカーをランキング

日本の4WDスポーツカーとして有名な 三菱 GTO

三菱 GTO
©everystockphoto.com/Tom@HK

現在の日本では、そもそもスポーツカーと呼べる国産車が非常に少なく、外車勢に一歩及ばずといった感じです。
さらに4WDスポーツカーとなると、対象となる車は圧倒的に少なくなります。

また、すでに生産を終了した国内外4WDスポーツカーについては、最新の4WDシステムを搭載したモデルとは技術的な差が大き過ぎます。

ここでは2017年に新車で購入することができる、最新の4WDシステムを採用した国内外の4WDスポーツカーを、MOBY編集部のdくじ調査やネットの口コミなどをもとにランキング形式でお届けします!
外国産4WDの多数ランクインが予想されますが、日本産4WDはどこまで対抗できるでしょうか。

【第1位】4WD(四駆)のスポーツカー人気車種

ランボルギーニ アヴェンタドールS LP740-4

ランボルギーニ アヴェンタドールS 2016

ランボルギーニ アヴェンタドールS LP740-4は、ランボルギーニのフラッグシップです。
ランボルギーニの4WDモデルは、1993年に登場したディアブロ VTから採用されましたので、ランボルギーニはスポーツカーの4WDとして20年以上の実績があります。

車名の数字「740」は740psを、「4」は4WDを意味します。
ミッドに搭載したV型12気筒エンジンのハイパワーは、4WDだからこそ四輪すべてで受け止めて無駄なく路面に伝えることができるのです。

【第2位】4WD(四駆)のスポーツカー人気車種

ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ

ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ

ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテは、2017年春のジェネーブショーで発表されました。
出力は640psに達する V10エンジンの最新型4WDスポーツカーです。

マイナーチェンジでフロントのデザインが一新され、アヴェンタドールのフロントにも採用されている牙のように見えるデザインとなりました。

多くのカーボンパーツを使用することにより、従来モデルより40kgのダイエットに成功。
軽量化は重さが仇となりがちな4WDにとって大きなポイントです。

【第3位】4WD(四駆)のスポーツカー人気車種

アウディ R8

アウディ R8

アウディ R8は、5.2L V10エンジンをミッドに搭載した、アウディでは史上最高となる610psを発揮する4WDスポーツカーです。
アウディ傘下となったランボルギーニ ウラカンと共通するプラットフォームですが、ウラカンとは異なる次元の走りを追求した車に仕上がっています。

5.2L V型10気筒というハイパワーエンジンを搭載しているにも関わらず、とても扱いやすい車に仕上がっているというR8。
街中でも高速道路でも高級セダンのような乗り心地で静かな安定した走りを実現します。

なお、R8にはアウディスポーツ初の後輪駆動車「R8 V10 RWS」が台数限定でラインナップする予定です。

【第4位】4WD(四駆)のスポーツカー人気車種

ホンダ NSX(New)

ホンダ NSX 130R ホワイト

1990年に登場した初代NSXから26年の歳月を経て、2016年に登場した新型NSX。
初代NSXはMRでしたが、新型NSXはハイブリッド システムを採用した4WDスポーツカーです。

デザインは日本人が担当しましたが、開発はホンダ R&D アメリカが担当し、製造もアメリカ(オハイオ州の工場)であるため、日本での販売はアメリカからの輸入となります。
正規ディーラー「ホンダカーズ」でのメンテナンスには専用設備が必要で、認定されたサービスエンジニアだけが作業するという万全な体制でユーザーをバックアップします。

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宮代ツトム

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