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ますます盛況のジムニーカスタム市場!近々にブレイクしそうなパーツ3点とは
目次
80年代に流行したバグガードが再燃!
80年代から90年代にかけてクロカン四駆やSUVで流行した「バグガード」。ボンネットに付けることで、フロントガラスへの虫の付着を抑え、小石飛びによるガラスの破損を防げるアイテムです。
ボンネットの先端や中央に樹脂製の板を付けるタイプ、もしくは先端に人工皮革のカバーを付ける「ノーズブラ」があります。
ジープ ラングラーにはこれまでも専用パーツがあったのですが、ムーブメントになるほどではありませんでした。しかし昨今、ジムニーに装着するユーザーが急激に増えてきており、各社も専用品を販売しています。
価格がそれほど高くなく、取り付けも簡単。それでいて、見た目のドレスアップ度、実用性を備えているため、今後トレンドになりそうなアイテムです。
取材協力:マスターピース
実用的でカッコいい!クォーターウインドウ用パーツも人気
JB64、74とも根本的に軽自動車サイズなため、内外のスペースユーティリティをアップするパーツは人気です。ルーフラックなどは定番アイテムとなっていますが、ここ1年ほど着目されてきたのがクォーターウインドウ。
ジムニーのものは羽目ごろしタイプで、ある意味デッドスペース。そこで、そこにラックを取り付けて、様々なモノを取り付けるカスタムが人気急上昇中です。
関西では、ガラスを開けられるようにする商品も出てきており、車中泊の快適度アップに貢献。オーバーランダーとしても人気のジムニーですので、“窓カスタム”はこれから成長市場かもしれません。
取材協力:Buff
ルーフの次はスペアタイヤ!背面ラックが急増中
屋根の上に取り付けるルーフラックは、もはやジムニーカスタムのベーシックといってもいいアイテム。特に荷物を多く載せるキャンプ派には、必須アイテムとなっています。
それでも載せる場所が足りないという人に、いま注目されているのがヒッチメンバーラックなのですが、これからトレンドになりそうのが「背面ラック」。スペアタイヤキャリアやキャリア取り付け部にヒッチメンバーを装着して、ヒッチメンバーラックよりも高い位置に取り付けます。
サイズや形状はメーカーによって異なりますが、ものによってはスノボキャリアを装着することが考えられた商品も。実用性だけでなく、見た目をヘビーデューティにしてくれるのでドレスアップアイテムとしても人気が出そうです。
取材協力:ペニーレーン
今回はここ1年でムーブメントになりそうなジムニー用パーツを紹介してきましたが、「シュノーケル」も注目アイテムのひとつ。
取り付けにボディへの加工が必要ですが、こちらはドレスアップ効果だけでなく、エンジンフィールの改善もしてくれるパーツです。ぜひチェックしてみてください。
背面スペアタイヤを装備したSUVは今や少数派に…
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- 執筆者プロフィール
- 山崎 友貴
- 1966年生まれ。四輪駆動車専門誌やRV雑誌編集部を経て、編集ブロダクションを設立。現在はSUV生活研究家として、SUVやキャンピングカーを使った新たなアウトドアライフや車中泊ライフなどを探求中。現在の愛車は...