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道交法では「夜はハイビームを点灯しなきゃダメ」ってホント?常時ロービームで違反になるのか

ハイビームのままで走行し続けると危険なことも?

ヘッドライト フラッシュ
©beeboys/stock.adobe.com

眩惑とは、対向車のライトが眩しくて周囲の状況が見にくくなる現象のことです。蒸発現象とは、自分の車と対向車のヘッドライトの光が重なることで、道路の中央付近が見にくくなる現象のことです。

交通量の多い道路でハイビームのまま走行すると、眩惑や蒸発現象による接触事故の発生リスクが高くなります。こうした危険を防ぐためには、頻繁にハイビームとロービームを切り替えなければなりません。

とはいえ、夜間に幹線道路などを走ればわかりますが、少なくても数秒に1回は対向車とすれ違います。そのたびにハイビームとロービームを切り替えるのはあまり現実的ではないでしょう。

さらに、常に車や歩行者が行き交う道路では、ライトの切り替えに気を取られてしまうと、別の事故に繋がる可能性があります。

「ロービームのままでも違反になる可能性が少ない」という元警察官の意見を踏まえると、交通量の多い道路や歩行者が横断してくる可能性がある都市部の道路では、ロービームのままでよいのではないかと筆者は考えています。

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...

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