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微アルコール飲料は飲酒運転になる?ノンアルとの境界線は?警察関係者の回答は

「微アルコール」と「ノンアルコール」の違いは?

微アルコールとノンアルコールは、名前は違えど法的には同じ「ノンアルコール飲料」です。

アルコール分1%未満であれば、法的には「ノンアルコール」を名乗ることができるため、かつては大手メーカーのものでも微量のアルコールが含まれていることが多くありました。

そのため飲む量や体質によっては酔う可能性があり、飲酒運転で捕まってしまう可能性もありました。さらに2000年代には道路交通法の改正により、飲酒運転が厳罰化されています。そこで現在は、酒類の広告審査委員会が業界の”自主基準”として、「ノンアルコール」を名乗るのは「アルコール0.00%」の飲料に限定しているようです。

例に挙げた”微アルコール飲料”も法律上ノンアルコールです。しかし上記の基準もあり、表記を「微アルコール」に変えて差別化していると考えられます。

ただし、あくまでも”自主基準”のため、「ノンアルコール」と記載されていても微量のアルコールを含むものも存在しており、今後登場する可能性もゼロとはいえません。

ちなみに、お菓子や栄養ドリンクにもアルコールが含まれていることがありますが、これらも同様に摂取量や体質によっては飲酒運転になってしまう可能性があるようです。

こうしたアルコールを含む食べ物、飲み物は、いくら取り締まりの基準値以下とはいえ、運転に影響が出ることは大いに考えられます。「運転免許保有者」である以上、仮に少量のアルコールを含むものを食べたり飲んだりしたあとは、運転を控えるという意識が大切でしょう。

思いがけない事故を起こさないためにも、運転者がノンアルコール飲料を飲む場合は「ノンアルコール」という表記だけではなく、アルコール分が0.00%であることを確認すると安心です。

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執筆者プロフィール
成田 佑真
成田 佑真
1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...

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