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クラウン70周年を機に考える「日本の名車」…昭和と平成を彩ったエポックメイキングな車たち

昭和と平成の名車をピックアップ!

R32型スカイラインGT-R

スバル360、510型ブルーバード、R32型スカイラインGT-R、初代NSXなどなど…。昭和と平成には数え切れないほどの名車が誕生しています。

そんな名車たちの中から、時代をリードしたモデルや、エポックメイキングなモデルを合計6つピックアップしてみました。

昭和に生まれた名車3選

初代サバンナRX-7

初代サバンナRX-7

マツダ RX-7の初代モデル「サバンナ」がデビューしたのは1978年(昭和53年)のこと。

ボンネットの低いスタイリッシュなボディに、リトラクタブルヘッドライトと大きなガラスハッチを備えて登場し、多くのスポーツカーファンを魅了しました。

そんな初代RX-7のパワーユニットは、小型でパワフルな12A型ロータリーエンジン。このユニットをフロントの車体中央よりに置くことで、前後50.7対49.3の重量バランスを実現しています。

その走りは回頭性がよく軽快で、現在のマツダが重視する「走る歓び」を先取りするものでした。

初代パジェロ

初代パジェロ

三菱 パジェロの初代モデルは1982年(昭和57年)に発売されました。

頑強なラダーフレームに本格4WDシステムを搭載、車内の快適性は乗用車並み、という仕様で登場したパジェロ。

パリ・ダカールラリーでの活躍を機に、パジェロはRVブームを牽引する大人気車種となりました。

無骨なイメージのクロカンをホビーユース車として再定義したことは、パジェロの大きな功績といえるでしょう。

初代アルトワークス

初代アルトワークス

1987年(昭和62年)の2月、2代目スズキ アルトにホットモデル「ワークス(以下、初代アルトワークス)」が追加されました。

550ccターボエンジンを積む初代アルトワークスの最高出力は64PS。現在も続く軽自動車の自主規制パワー値は、このモデルの開発をきっかけに設定されたのでした。

また、初代アルトワークスの登場は、軽スポーツモデル市場を活性化させました。軽自動車のスペックと楽しさは、初代アルトワークスにより高められたといってよいでしょう。

平成に生まれた名車3選

ユーノス・ロードスター

ユーノス・ロードスター

1989年(平成元年)にマツダが発売したユーノス・ロードスター(初代ロードスター)。

運転が楽しいFRレイアウトの軽量オープンスポーツカーとして開発され、世界中で愛される大ヒットモデルとなりました。

ユーノス・ロードスターの魅力は、軽快で「人馬一体」感のあるハンドリングと、能面や茶室をイメージした内外装デザインなど。

既存車からの流用パーツが多い低価格モデルでありながら、秀逸なパッケージングによって、ユーノス・ロードスターは自動車史に残る名車となったのでした。

初代エスティマ

初代エスティマ

トヨタ エスティマの初代モデルは1990年(平成2年)にデビューしました。

当時のキャッチコピーは「天才タマゴ」。エンジンを車体中央の床下に置くミッドシップレイアウトにより、初代エスティマは卵型のボディやフラットフロアなどを実現しています。

現行車に通じる乗用車ライクなミニバンのスタイルは、日本では初代エスティマではじめて採用されました。

人気では後発の初代オデッセイに敵わなかったものの、初代エスティマは新時代を切り開いた名車といえるでしょう。

初代ハリアー

初代レクサスRX(初代ハリアーのレクサス版)

1997年(平成9年)に初代モデルがデビューしたトヨタ ハリアー。「オンロード重視の高級SUV」というジャンルは、このモデルによって世界に提示されました。

従来のクロカンと異なり、ハリアーは都会にマッチする大型クルーザーとして開発されています。その特徴にあげられるのは、乗用車ゆずりのモノコックボディ、高級サルーン風のインテリア、上級セダンなみの乗り心地など。

初代ハリアーの登場がきっかけとなり、世界の高級クロスオーバーSUV市場は花開きました。

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執筆者プロフィール
加藤 貴之
加藤 貴之
1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...

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