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「車の運転なんて楽な方がいい」と言いながらマニュアル車に!?“走りの楽しさ”以外でMTを選んだ人たちの意外すぎる理由
SUVにMT設定、これは買うしかない!
スポーツカーに乗っていなくても、「MTの操作そのものが好き」という人は少なくありません。なかにはファミリーカーとして使っている車を、わざわざMTのグレードに変更したという人も。
「若い頃はスポーツカーに乗っていて、やっぱりMTの操作感が好きでした。ただ結婚してからは普通にAT車に乗っていて、子どもが中学生になる頃に2代目のCX-5を買ったんですよね。
ディーゼルのパワフルなトルクが気持ちよくて気に入っていたのですが、買ってから1年後くらいにMTのモデルが追加されて。それで、『このトルクをMTで扱ったらどれだけ楽しいだろう』という好奇心に抗えず、妻に頼み込んでMTのCX-5に買い替えたんですよ。
説得はかなり難航しましたが、CX-5自体は妻も気に入っていましたし、休日のお出かけも増えるだろうということで、どうにか許可をもらえました。結果は大正解でしたね。
もりもり湧いてくるトルクを自由に操れるのが楽しすぎて、買ってから5年近く経ちますが未だに運転中ニヤニヤしてしまいます。この車にMTを出してくれたマツダには感謝ですね」(40代男性)
国産車メーカーのなかでも、マツダはラインナップしている車種の多くにMT設定を残していることで知られています。「日常的に使う車にも、MTの楽しさがほしい」という人にとって、こうしたメーカーのはからいはありがたいですね。
ここまで見たように、スポーツカーなど趣味性の高い車でなくとも、「MTで乗りたい」という声は根強く残っているようです。存続の危機も囁かれるMT車ですが、どうにか今後発売される車種にもMT設定を残しつづけてほしいところですね。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...