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カーオブザイヤー受賞!3大レースインディ500を制覇した佐藤琢磨さんの愛車とは?【芸能人の愛車】
目次
【日本カーオブザイヤー2017−2018】レーサー初となる実行委員会特別賞を受賞
日本カーオブザイヤー2017−2018の授賞式にて、実行委員会特別賞を佐藤琢磨さんが受賞しました。
実行委員会特別賞は、インパクトを与えた福祉車両、モビリティの発展に貢献した施策/イベント、業界に貢献した功労者などに与えられる賞で、佐藤さんの「日本人としてインディ500初優勝」の功績が評価されました。授賞式には佐藤琢磨さんと共にインディ500優勝トロフィーも登壇し、会場の注目を集めました。
日本カーオブザイヤー2017−2018にはボルボブランド初選出となる、ボルボ XC60が選ばれました。
【偉業】日本人で初めてインディ500を制覇!
2017年5月28日、アメリカ・インディアナポリス モータースピードウェイで第101回「インディ500」が開催されました。
今回ご紹介する佐藤琢磨さんは、日本人で初めて「インディ500」で優勝を果たしました。「インディ500」は、世界三大レースにも数えられるほどで、テニスに例えれば「錦織圭 ウィンブルドン優勝!」、サッカーで例えるなら「浦和レッズ クラブワールドカップ優勝!」というくらいの偉業なのです。
ちなみに、インディ500は優勝時に「牛乳を浴びる」伝統があるとのこと。佐藤琢磨さんも嬉しそうに牛乳を飲み、そして頭から浴びていました。
【歴史的快挙】インディ500に優勝した佐藤琢磨はどれほど凄いの?その「例え」が半端ない!
日本を代表するレーサー「佐藤琢磨」さんってどんな人?
日本を代表するレーシングドライバー佐藤琢磨さん。前述した2017年の「インディ500」優勝以外にも、2002年から2008年までF1に参戦し、日本中のファンを沸かせる素晴らしい活躍を見せてきました。
現在はアメリカのインディカーシリーズに参戦し、数々のサーキットでその名を轟かせています。2012年には、「インディ500」において、ファイナルラップまで2位を走行。トップを狙い、1位を走るダリオ・フランキッティに仕掛けるものの、マシンの体勢を崩しそのままスピン。結局表彰台すら登ることができなかったものの、そのチャレンジする姿は、アメリカだけに留まらず世界中のレースファンを沸かせることになりました。
そんなチャレンジ精神溢れる魂のレーシングドライバー、佐藤琢磨さんは一体どんな車に乗っているのでしょうか。
佐藤琢磨さんの輝かしい活躍
「インディ500」を制覇した佐藤琢磨さんの、これまでの活躍も合わせて振り返ってみましょう。
2012年「インディ500」ファイナルラップのチャレンジ
2012年の「インディ500」ファイナルラップで、佐藤琢磨さんは2位を走行しておりそのままゴールすれば表彰台獲得のチャンスでした。本来ならばリスクを冒さず、そのままゴールまで順位を維持してもよかった場面ですが、佐藤琢磨さんは違いました。
リスクを冒してでも1位を狙う姿勢を最後まで崩さず、ファイナルラップに仕掛けます。その結果、コーナーの内側のホワイトラインを踏んでしまい、スピンクラッシュ。17位という結果に終わってしまいました。
しかし、このチャレンジする姿がサーキット中のファンを沸かせ、これがきっかけで翌シーズンのシートを獲得することになりました。
2004年「F1」USAグランプリ
2004年の「F1」USAグランプリで、佐藤琢磨さんは予選で3位を獲得。決勝レースでの表彰台が期待されました。
そして迎えた決勝レース。スタート直後、ルノーのフェルナンド・アロンソに3位の座を奪われてしまうものの、セーフティカーが入ったり、エンジンブローしサーキットにオイルがこぼれてしまったりと荒れた状況の中、佐藤琢磨選手は巧みにマシンをゴールへと運び、3位で表彰台を獲得しました。
日本人としては鈴木亜久里さん以来、14年ぶりのF1表彰台獲得。日本中のレースファンを沸かせました。
佐藤琢磨さんの愛車【その1】MINI
最初に紹介する佐藤琢磨さんの愛車は「MINI」です。コンパクトカーの代名詞、世界中に多くのファンを持つ「MINI」ですが、レーシングドライバーの佐藤琢磨さんの愛車としては、ちょっと意外なチョイスかもしれませんね。
「MINI」を愛車にしていたのは、佐藤琢磨さんがイギリスにいた頃なのだそうです。スポーツカーだけでなく、車そのものを愛している佐藤琢磨選手の、車へのこだわりを感じることができます。
現在では全長4mを超える「ミニ クロスオーバー」が発売されていたりと、今後も世界中のファンを魅了してくれるであろうミニ。日本人最強レーサーも認める不動の価値がそこにはあると言えますね。
MINIについて詳しく知りたい方は以下の記事もどうぞ。
佐藤琢磨さんの愛車【その2】ホンダ ビート
続いて紹介する、佐藤琢磨さんの愛車は「ホンダ ビート」です。先ほど紹介した「MINI」に続いて、またしても小柄な軽自動車ですね。
ホンダを代表するスポーツカー「NSX」と同じく、ミッドシップレイアウトを採用しているビート。軽自動車の軽い車重が可能にする高い運動性能と、ホンダのスポーツカー技術を組み合わせ、ハイレベルなスポーツ走行を楽しめる車として高い評価を得ています。
そんな車を愛車として選ぶ佐藤琢磨さん。強い車へのこだわりを感じることができますね。
ホンダ・ビートについては、以下の記事で詳しく説明されています。
佐藤琢磨さんの愛車【その3】ホンダ NSX
日本カーオブザイヤー2017−2018の授賞式にて、実行委員会特別賞を受賞した佐藤琢磨さん。登壇時のコメントでは、現在の愛車はホンダから贈られたブルーのNSXであると話していました。
インディ500初優勝後は、安倍総理より内閣総理大臣顕彰を受賞。招かれた首相官邸へは愛車のNSXを自ら運転して行ったそうです。首相官邸にスポーツカーが入るのは史上初、さらには受賞者が自ら運転して向かうことも史上初で、レーサーらしい一幕を見せていました。
佐藤琢磨さんの次の愛車が気になる
ホンダ NSX
MINIと軽自動車のホンダ ビートを愛車として選んだ佐藤琢磨さん。強い車へのこだわりを感じることができます。さらにはホンダからNSXを贈られたというのですから、なんとも羨ましい限りです。
サーキットでは時速300kmを超える速度で手に汗握るようなバトルを繰り広げている一方、街中では純粋に車を楽しんでいるようです。今後も更なるレース場面での活躍が期待される佐藤琢磨さん、次は一体どんな車を愛車として選ぶのか、目が離せませんね。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...