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「交通費で10万円前後」それでもドリフトに金額以上の楽しさを見出す女性オーナーの素顔
「ルミライズ」でドリフト女子にインタビュー!
2022年10月1日、富士スピードウェイのマルチパーパスコースにて、女子だけのドリフト大会「ルミライズ」が開催されました。
初級・中級・上級それぞれのクラスで、総勢29名のドライバーが熱戦を繰り広げたドリフトコンテストのほか、ミスコンやホテルでの表彰パーティといった華やかなイベントも。
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競技はもちろん、車を愛する女性たちの交流の面でも大いに盛り上がった「ルミライズ」ですが、今回は参加者のなかから、S15シルビアで初級クラスにエントリーした「そらてぃん」さんに話を聞きました。
とあるD1ドライバーに憧れて……
なんと18歳の頃からシルビアに乗っているという「そらてぃん」さん。ドリフトの世界に興味を抱いたのは、地元の友人がきっかけだったそうです。
「ドリフトが趣味の友達と一緒にD1グランプリを見に行ったときに、ドライバーの中村直樹さんの走りに引き込まれてしまったんですよね。
もともと物心つく頃から乗り物は好きだったのですが、シルビアを買ったのは完全に中村さんの影響ですね。なので最初から、ドリフトをするためにS15を選んだんです」
話に挙がった中村直樹さんは、2021年のD1グランプリでシリーズ優勝を果たした凄腕ドライバー。このルミライズにも審査員として参加し、大会前日の練習日には「付き添いクラス」という枠で圧巻のパフォーマンスを披露していました。
「そらてぃん」さんのS15も、当時中村さんが乗っていたS15と同じエアロパーツを装着しているとのこと。
「この車はフルノーマルで買って、それから1ヶ月経たずにエアロを組んだんですよ。まずは見た目からカッコよくしたいので、外装にはちょこちょこ手を入れていますね。
ボディカラーも、購入してすぐにピンク色に塗り替え、今年に入ってから今のカラーに替えたんです」
このシックでお洒落なカラーは、MINIの新色「エメラルドグレー」という色なのだそう。国産車にはあまり見られない色合いが、ドリ車スタイルと絶妙にマッチしていますね。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...