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「交通費で10万円前後」それでもドリフトに金額以上の楽しさを見出す女性オーナーの素顔
ドリフトの練習、交通費だけで10万円⁉
ドリフトを始めて2年半という「そらてぃん」さん。やはりサーキット通いは金銭面の負担が大きいといいます。
「サーキットに来るのは2、3週間に1度で、1日でタイヤを3セットくらい使ってしまいますね。さらに遠征で移動に積載車を使うと、交通費だけでも10万円前後かかってしまうので、やっぱり負担は大きいです」
かなり懐の寒くなるお話ですが、やはりご本人にとって「お金以上の楽しさ」がドリフトにはあるようです。
「やっている最中は、不思議と『ぶつけたらどうしよう』とは思わないんですよね。アドレナリン全開というか、ぶつかりそうな状況になっても、『楽しい』が上回ってしまいます。とくに快感なのは、ドリフトの角度が決まって、アクセルを踏み込む瞬間ですね」
実際の競技中には、スピンした際にリアバンパーが外れるアクシデントに見舞われたものの、それでも果敢にチャレンジを続けた「そらてぃん」さん。上の言葉どおり、強気な走りで予選2位という好成績を残しました。
本選では惜しくも入賞とはなりませんでしたが、今後も憧れである中村直樹さんのように、「人と違う迫力あるドリフト」をしていきたいと意気込みを語ってくれました。
「そらてぃん」さんのInstagramはコチラ
〈写真=坂口尚〉
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...