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《お金・危険性》ドリフトを無理のない趣味として向き合う女性オーナーにインタビュー
「ルミライズ」でドリフト女子にインタビュー!
2022年10月1日、富士スピードウェイで女性だけのドリフト大会「ルミライズ」が開催され、29名の女性が競技に参加しました。
参加するドライバーの属性もさまざまで、プロ志望のドライバーから、趣味の一環としてドリフトをエンジョイするドライバーまで、それぞれが楽しめる間口の広いイベントとなりました。
《前回のインタビュー》「交通費で10万円前後」それでもドリフトに金額以上の楽しさを見出す女性オーナーの素顔はこちら
今回は参加者のうち、ドリフトを始めてからまだ1年ほどという「あずさ」さんにインタビュー。愛機のS14シルビアや、ドリフトへの思いを聞きました。
スーパーへの買い物もドリ車で!
もともと車が好きだったという「あずさ」さんですが、ドリフトを始めたのは現在の旦那さまの影響が大きいとのこと。交際前からドリフトをしていたという旦那さまは、「D1ライツ」というモータースポーツにも参戦する本格派。
「結婚する以前から、サーキットに連れて行ってもらうことも結構あったんです。そのうち自然と、『自分もやってみたいな』と思うようになりましたね。もちろんその当時は、こういう大会に出場するほどガッツリのめり込むとは思っていませんでしたが……」
車好きのなかでも「ドリフト」はハードルの高いジャンルですが、やはり身近な方がその世界にいると、それだけ自身にも近しく感じられるのかもしれません。
現在のシルビアを購入したのも、旦那さまの影響が大きいそうです。
「旦那が競技でずっとシルビアに乗っていたので、自分にとっては『ドリフト=シルビア』というイメージがあったんですよね。なのでシルビアを買う以外の選択肢は、そもそも頭になかったように思います」
シルビアへの一途な思いを吐露する「あずさ」さん。普段の生活でも、この車に乗っているといいます。一見して「ドリ車」とわかる風貌に、やはり驚かれることも多いとのこと。
「通勤には祖母の軽自動車を借りていますが、スーパーに買い物に行ったりするのはこの車ですね。
実家に帰るとやっぱり目立つので、目撃情報がすぐ出回っちゃうんですよ。『さっきあのスーパーいたでしょ』みたいなメッセージはしょっちゅうです。
美容院に行ったときには、美容師さんから『あの車よく見るんですよ、お客さんが乗ってたんですね!』と興奮気味に言われたりとか」
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...