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【ややこし語#20】トラックとダンプカーの違い

トラックとダンプカーの違い

©naka/stock.adobe.com

トラックやダンプカーと聞くと、どちらも大型の貨物車を連想すると思います。

結論から言うと、両者の違いは「荷台の構造」にあります。ダンプカーには荷台部分を傾かせて、積荷を滑り下ろせる機構が付いていますが、トラックにはそれがありません。

トラックが貨物自動車全般を指すのに対し、ダンプカーはトラックの一種。つまり、ダンプカーは荷台を傾斜できるトラックということになります。

大まかにトラックとダンプカーの違いが分かったところで、次項からはそれぞれを詳しく解説していきます。

トラックは貨物自動車全体の総称

商用車として一般的なのは画像の「バン」タイプ

トラックは貨物自動車全体を指す総称です。なので、トラックには様々な種類があります。

分類方法は大きく2つ。「積載量(サイズ)」と「荷台の形状(用途)」によって分けることができます。

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積載量(サイズ)による分類

種類解説
小型トラック主に2~3tトラックを指す。
積載量は少ないものの、車種によっては普通免許でもOK。
中型トラック4tトラックを指す。
旧型普通免許か中型免許が必要になる。
大型トラック10tトラックを指す。
積載量は最大クラスだが、大型免許が必要。

形状(用途)による分類

種類グレード
平ボディフラットな荷台を備える一般的なタイプ。
バン商用車として一般的なトラック。
屋根付きで配達物の運搬などに最適。
ウィング一見バンタイプとおなじに見えるものの、
荷台部分を左右から開閉できるタイプ。
ダンプ荷台を傾斜できる機構を備えるタイプ。
土砂の運搬に用いる「土砂ダンプ」と、
それ以外に用いる「土砂禁ダンプ」などがある。
ミキサー荷台部分にミキシングドラムを搭載している。
生コンクリートの輸送に用いるトラックで
ミキサーを回転させることで硬化させず輸送できる。
タンク車巨大なタンクを荷台部分に設置したタイプ。
液体の運搬に用いられ、ガソリンや灯油といった石油類、
セメント、化学薬品、水などを運搬する。
パッカー車主にゴミ収集車として活躍するタイプ。
収集ゴミを自動的に圧縮する「機械式」と、
大容量の荷箱を備える「ダンプタイプ」がある。
コンテナ専用車貨物輸送車のコンテナを運搬する専用のタイプ。
鉄道コンテナや海上コンテナを運搬する。
冷蔵冷凍車荷台に断熱構造を採用し、冷蔵・冷凍機能を搭載するタイプ。
生鮮食品や医薬品など、運搬の際に温度管理が必要な場合に活躍する。

ダンプカーはトラックの一種

ダンプカーは、画像のように荷台を傾斜できるトラックを指す
©Faraways/stock.adobe.com

ダンプカーはトラックの一種で、荷台部分を傾斜させることができ、積荷を一気に下ろすことができるタイプです。

主な用途として、土砂や産業廃棄物などの運搬があります。構造上、丁寧な扱いが求められるモノの運搬はできないので、配達物などは運ぶことはできません。

大抵のダンプカーは「大型トラック」に分類されるサイズ感なので、大型トラックを「ダンプカー」や「ダンプ」と呼ぶことがありますが、厳密には荷台部分を傾斜させることができないものだと間違いになります。

ダンプカーは和製英語!

ちなみにダンプカーは和製英語で、正しい英語では「ダンプトラック(Dump truck)」と呼びます。英語で「ダンプカー(Dump car)」というと、荷台を傾斜させて積荷を下ろせる「鉄道車両」を指します。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
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