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オイル交換時の適正量とオイル量の測り方|オイル交換のやりすぎは禁物?

エンジンオイルの適正量は?

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エンジンオイルの量は、普通車で4~5L、軽自動車で2.5~3Lほど。オイル交換時は古いオイルを抜き、一旦エンジンオイル量をゼロにしてから注ぎ足しますので、新品のオイルが不足しないようにこの量を目安にすることができます。

厳密なエンジンオイル量は、取り扱い説明書(オーナーズマニュアル)で確認しましょう。

車に入っているエンジンオイルの量は、オイルレベルゲージを使って測ります。適正量入っているかどうかは、レベルゲージに付着したオイルの線(=オイルの水面の位置)で判断します。

多すぎても少なすぎてもNG

エンジンオイルは、多すぎても少なすぎてもエンジンに不調を来します。オイルレベルゲージのLとHのラインの間に、エンジンオイルの水面があればOKです。

オイル量の減りが異常に早い場合は、オイル漏れのおそれがあります。早めにディーラーや整備工場に相談してください。

エンジンオイルを入れすぎるとどうなる?

エンジンオイルの入れすぎは、燃費悪化や予期せぬ不調を引き起こすことがあります。異音や振動、白煙が見られた場合は、エンジン性能が通常通り発揮できていない可能性があります。

規定量以上のエンジンオイルを入れることは避け、入れすぎた場合はオイルを抜きましょう。オイルの抜き方は、オイル交換時に古いオイルを抜く方法と同じです。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

オイル交換のやり方と手順|自分で行うメリットやお店で交換するには?

カー用品店では量り売りにも対応

新品のエンジンオイルを缶で購入すると、余ったオイルを持ち帰ったり、保管したり、処分したりする必要があります。

オートバックスやイエローハットなどのカー用品店では、エンジンオイルの量り売りにも対応しています。量り売りであれば、余りオイルも缶も出ないため、お財布にも環境にも優しいですね。

エンジンオイル量の確認方法

オイル量を確認するタイミングは?

エンジンオイル量を正しく測るためには、エンジンを始動させる前か始動後5分ほど経ってからにしましょう。

  • エンジンを始動する前
  • エンジン停止後、しばらく経ってから

このタイミングは「冷間」と呼ばれ、エンジンオイルが下がった状態です。オイルがオイルパンに戻り水位が最も下がった状態での量を測るのが、いちばん確実とされています。

エンジンオイル量の測り方

エンジンオイル量の確認方法の手順を、以下にまとめました。

1.平坦な場所に車を停めて、準備を行う

オイル量を正確に測るため、車を平坦な場所に停めます。エンジンをかけていた場合は、エンジン停止後5分ほど待ちましょう。

汚れてもいい布(ウエス)と軍手を用意します。

2.ボンネットを開けて、オイルレベルゲージを引き抜く

オイルレベルゲージを引き抜いて、付着しているオイルを拭き取ります。

3.オイルレベルゲージを差し込み直し、再度引き抜く

きれいになったオイルレベルゲージを差し込み、再びまっすぐ引き抜きます。

4.オイルレベルゲージに付着したオイルを確認する

オイルレベルゲージの先端にはLとHのラインがあり、その間にエンジンオイルがあれば問題ありません。Hを越えている場合は入れすぎ、Lを下回っている場合は少なすぎです。

オイルの位置を確認したら、オイルレベルゲージを戻してOKです。

エンジンオイルの注ぎ足しはOK?

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古いオイルを抜かずに新品のオイルを注ぎ足すのは、基本的にはNGです。

しかし、オイルレベルゲージを確認し、オイル量が適正値より下回っている、走っているうちにどんどんオイルが減っていくなどの場合は、応急処置としてエンジンオイルを注ぎ足しましょう。

エンジンオイル量が不足すると、エンジンに重大な故障が起きてしまい、修理費用が高額になることも。その場しのぎでもかまわないので、油量を適正値まで戻しましょう。

注ぎ足したら必ずオイル交換をしよう

エンジンオイルを注ぎ足すと、古いオイルと新しいオイルが混ざった状態になります。注ぎ足しによって、古いオイルの劣化や不純物が解消されるわけではないので、必ず次のタイミングでオイル交換を必ず行いましょう。

また、エンジンオイルの減りが早い場合は、オイル漏れの可能性があります。早めにディーラーや整備工場に相談しましょう。

車のエンジンオイル漏れの原因と対処法|オイルの減りが早いと危険?

日本人はオイル交換をやりすぎている?

メーカーや車種にもよりますが、エンジンオイル交換のタイミングは以下が推奨されています。

車種距離交換頻度
ガソリン車(軽自動車含む)1万5,000kmごと1年ごと
ガソリンターボ車 (軽自動車含む)5,000kmごと半年ごと
ディーゼル車 (ターボ車含む)1万kmごと1年ごと

ディーラーや整備工場の点検パックなどに加入すると、車種を問わず半年ごとのオイル交換が設定されていることが多いです。

また、ガソリンスタンドなどでは「3,000kmの交換がおすすめ」などと謳っている場合も。

インターネットの口コミサイトなどを見ると「3,000kmでのオイル交換はやりすぎ」「日本人はエンジンオイルを交換しすぎ」という声も見られます。

オイル交換をやりすぎても車に害はない

結論から言えば、エンジンオイルを目安となる走行距離や期間より早く交換しても、車に悪影響はありません。

点検パックなどを利用すれば、オイル交換1回にかかる値段は2,000~5,000円ほど。ディーラーによっては他箇所の点検や消耗品の交換、洗車なども行ってくれるため、半年ごとのメンテナンス費用と考えるとお得といえるかもしれません。

これに対し、カー用品店などでオイル交換メニューを選択すると、工賃は500~2,000円ほど。自分のタイミングでオイル交換をしたいという人にとっては、ディーラーの点検パックは割高に見えます。

メーカーの公式回答は?

MOBYではオイル交換頻度に関して、自動車メーカーの公式回答をまとめています。

3,000km以下での交換が推奨されているのは、ガソリンターボ車(普通車・軽自動車)で、全ての車において「3,000kmの交換がおすすめ」と言うのには無理があります。

ディーラーやガソリンスタンドが少ない走行距離でのオイル交換をおすすめするのは、入庫・来店の機会を増やしてほしいという意図も大きいのかもしれません。

しかし、頻繁にメンテナンスを行うことは、車の異常を早めに発見できるメリットがあるともいえます。普段から自分で点検やメンテナンスをしない人にとっては、定期的なオイル交換により、車の下回りを確認してもらえるという安心感があります。

エンジンオイル 交換時期の目安や頻度は?主要メーカー公式回答まとめ

欧州車はオイル交換をほとんどしない?

「ヨーロッパでは1万km~2万kmでのオイル交換が普通」といった口コミも見られました。この頻度は、さきほど表にまとめたエンジンオイル交換の推奨タイミングと比較しても、妥当です。

とはいえ、車種や使用環境により車のコンディションは異なるため、日本人のオイル交換方法が間違っているとは一概にはいえません。3,000kmにしろ1万kmにしろ、定期的に車の状態をチェックし、異常をすぐに見つけられるようにしておくことが大切でしょう。

自分でほとんど日常点検をしない人はディーラーの点検パックが安心ですし、普段から車に気を払っている人は任意のタイミングでオイル交換をしてもよいといえます。

【整備士から一言】少なめに入れて足していくとスムーズ

エンジンオイルの適量は車種によって違います。一般的には軽自動車が3L、普通車が4L、ディーゼル車が6L前後です。車によっては平均値から大幅に少なかったり多かったりするため、自分でオイル交換する際は取扱説明書にて交換量を必ず確認しておきましょう。

書かれてあるオイル量よりやや少なめに入れ、量を測りながら足していくという方法がスムーズでしょう。

また、オイル交換はやりすぎても全く問題ありません。しかし、オイル添加剤などを入れた直後に交換した場合、捨てるオイルと一緒に添加剤まで捨ててしまうことになるので、順番には注意しましょう。

自分でオイル交換を行う際は、車の取扱説明書にて必要なオイル量を必ず確認しておきましょう。

エンジンオイルの交換方法と選び方&おすすめエンジンオイル3選

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執筆者プロフィール
山北吏(つかさ)
山北吏(つかさ)
1989年生まれ。現役整備士(整備士3級)webライター。webライター歴は1年半。愛車はインプレッサ(GH8)。車に乗るなら絶対MT!実家が田舎だったこともあり山道は得意!整備士として働き始め3年目。前職は輸入業...
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