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車のサスペンションとは?構造や種類・有名メーカーを紹介!

車のサスペンションの有名メーカー

サスペンションメーカーは、スプリングメーカーとショックアブソーバーメーカーに分けられます。

また、そのどちらも製造しているメーカーは、アフターパーツだけでなく自動車メーカーに純正部品として供給していることもあります。

とくに日本のKYBやドイツのビルシュタインは、純正・アフターパーツの両方を手がける非常に名の知れた総合サスペンションメーカーです。

スプリングメーカーとして有名なのは、ドイツのアイバッハやアメリカのハイパーコイル、日本の東京発条やRS-Rなど。高性能ショックアブソーバーメーカーとしてよく挙げられるのはスウェーデンのオーリンズを筆頭に、ドイツのザックスやアメリカのモンローなどです。

国内アフターパーツ用サスペンションメーカーとして有名なTEIN(テイン)、Tanabe(タナベ)、CUSUCO(クスコ)やドイツのKW(カーヴェー)などは特定条件下での使用を想定した車高調やサスペンションキットを販売しています。

そのほか、総合アフターパーツメーカーのHKSやBLITZ(ブリッツ)なども自社開発の車高調などを販売しています。

サスペンションの寿命と交換時期

©evening_tao/stock.adobe.com

サスペンションの寿命は部品や走行環境によって異なり、ショックアブソーバーが5万km前後、スプリングは約10万kmでの交換が推奨されています。

サスペンションアームは破損や極端な錆の発生がなければ交換の必要はありません。

また、それぞれの部品の取付部に使われるゴムブッシュの寿命は8万km程度です。

スプリングの劣化は車高がわずかに下がる程度の変化ですが、ショックアブソーバーの劣化が進むと明らかに車体の揺れが収まりづらくなり、ゴムブッシュは硬化やひび割れを起こすことで細かな振動が伝わりやすくなります。

サスペンションの劣化は体感しづらく、たとえ劣化しても通常走行にはほぼ支障がないため放置されがちです。

しかし高速走行時のように大きな挙動変化があると、劣化したサスペンションでは設計どおりの性能を発揮できず、瞬間的なタイヤグリップの低下を引き起こすことで車が操作不能に陥る危険性が高まります。

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