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【くるまTips】一方通行を逆走した際の対処法は?罰則は意外と重い!

行ったことのない場所へドライブするのはワクワクするものです。しかし、一方通行の標識を見てどう対処すればいいのか悩まされた経験をした方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、一方通行を走る上で気をつけなければならない点や対処法などを解説します。

一方通行とはどんな道路?

一方通行とは?

一方通行は、その名の通り、ひとつの方向にしか通行できない道路を指します。

道路交通法によると、
「車は、矢印の方向へだけ通行できます。矢印の反対方向へ通行してはいけません」
とあります。

実際には自動車に対して規制されていることが多く、自転車は通行できる場合が多いです。その場合には、標識の下に、「自転車を除く」といった条件が表示されています。
通行する際には、一方通行の対象にあてはまるのかよく確認するようにしましょう。

一方通行の役割

一方通行には、同一方向しか走行できない点以外に、周辺の交通を円滑にする役割があります。

車の進行方向を統一することで、車同士がすれ違うことがなくなり、流れがスムーズになります。特に交通量が多い道路の場合は、渋滞を緩和できるといったメリットもあります。

一方通行の道路が多い場所とは?

©中村健二/stock.adobe.com

一方通行はどのような場所に多く存在しているのでしょうか。いくつかの特徴を紹介します。

1.道幅が狭い道路

一番多いのは、道幅が狭い道路です。道幅が狭いと車がすれ違うことが難しくなり、接触事故などの原因になります。

代表的な場所:住宅街・商店街・路地

2.道幅が広い道路

道幅が広くても一方通行になっている場合があります。中央分離帯などで道路が仕切られている幹線道路や高速道路などです。

代表的な場所:新幹線の高架下にある側道・交通量の多い国道・県道・高速道路

3.通学路付近

道路の幅に関係なく、通学路に指定されている道路は、一方通行になっていることがあります。周辺に幼稚園や小中学校などがある道路は、登下校時の朝と夕方に時間を指定して一方通行を行っている場所もあります。

代表的な場所:小中学校の通学路に指定されている道路・病院や養介護施設付近の道路

4.自治会などが指定した道路

上記以外にも、地域の自治会や住民などが、交通量が多かったり、狭くてすれ違えなかったりして危険と判断した場合には、最寄り警察署に申請すれば一方通行に指定することができます。

ただし、周辺住民すべての理解を得ることは難しいので、すぐに一方通行に指定されることはありません。

一方通行と間違えやすい標識

実は一方通行と非常に似ている標識が存在します。実際に道路で見かけても慌てずに対処できるよう、よく似た標識を確認しておきましょう。

「左折可」の標識に要注意

左折可の標識
左折可の標識

こちらは、「左折可」といって、赤信号でも関係なく左折してもよい、という標識です。「白地に青矢印」が特徴です。

上段:一方通行、下段:左折可

非常によく似ているため、一方通行とよく間違えられる標識ですが、設置数は一方通行より圧倒的に少ないので、見かけることは少ないかもしれません。

一方通行を逆走してしまった場合どうする?

車両進入禁止の標識

どんなに気をつけていても、一方通行を誤って逆走してしまうことがあるかもしれません。その場合はどうすればいいのでしょうか?

安全に対処する方法を警視庁の担当部署に聞いてみました。

逆走にすぐに気づいた場合

「一方通行を誤って逆から進入してしまい、すぐに気づいた場合は、周囲に気をつけながら、バックして戻ってください」とのこと。

後ろから車が来ている可能性があるので、かなり慎重にバックする必要があります。

逆走してしばらく走ってしまった場合

「一方通行と気づかずにしばらく走ってしまった場合は、できるだけ徐行し、他の車や歩行者、自転車に注意しながら、一方通行ではない道路まで走行してください。

間違えて進入し、5m(約車1台分)以上走行してしまったら、バックするのは危険です。バックせずに徐行して通り抜けてください」とのことです。

対向車の存在を確認しよう

この場合、対向車が来ていないことが前提の対処となります。一方通行の道路は道幅が狭く、車同士がすれ違えない可能性もあります。

そのときは、同乗者や近くにいる人の協力を得て、バック時に誘導してもらうなどして一方通行を脱出する必要があるでしょう。

逆走したら違反は逃れられない

©Peterfactors/stock.adobe.com

これらの対処方法をとったとしても、あくまでも安全にやり過ごすためのものであり、違反であることに変わりはありません。

逆走すると「通行区分違反」という違反に該当します。その際に課される罰則は以下の通り。

  • 違反点数:2点
  • 反則金:9,000円(普通車の場合)

程度の違いはあれど、逆走には変わりないので罰則は重めです。くれぐれも逆走しないように注意しましょう。

逆走しないためのコツ

一方通行を逆走しないためには、標識や標示をしっかりと確認することに尽きます。一方通行かどうかよくわからない場合には、進入前に一時停止または徐行して周辺の標識をよく確認してください。

仮に標識が見えなくて分からなかったとしても、地面に矢印が書いてあったり、立て看板などが設置されていたりする道路もあります。道幅が広い道路でも一方通行はたくさん存在します。必ず標識・標示を確認するように心がけてください。

一方通行の特徴と対処法を知っておけば、逆走する心配は少なくなります。万が一逆走してしまったら、上記の対処法を実践してください。

特に標識の見間違いや勘違いによる違反や事故は少なくありません。今回解説した以外の標識や標示も定期的に確認しておきましょう。

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...
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