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車内での睡眠の質アップ!「車中泊用マット&マットレス」を選ぶときに押さえたいポイントとは
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
睡眠の質を左右するマット・マットレス
車中泊で安眠するためには、自身の体に最適な「マット」や「マットレス」を選ぶ必要があります。
車内で長い時間使用するマットですが、予算やスペースの関係で妥協をし、必要な機能を諦めることも多いかもしれません。
しかし、その妥協が睡眠の質を下げることに繋がります。
本来疲れを取るはずの睡眠で疲れがまったく取れず、体のあちこちが痛くなってしまっては本末転倒です。
そこで今回の記事では、車中泊用のマットやマットレスを選ぶときに押さえておきたいポイントをご紹介していきます。
適切なマットを選べば、睡眠の質は格段にアップします。車内での睡眠の質にお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
車内でぐっすり眠れていますか?
車中泊をする際、みなさんは車内でぐっすり眠ることができていますでしょうか。
車内で快適に眠るために大切なのが「マット」や「マットレス」選び。
マット選びに失敗すると、寝心地が悪かったり、体の節々が痛くなるなど、次の日のコンディションに悪影響を及ぼし兼ねません。
筆者のクルマには大きめのベッドを常設してあり、家庭用のマットレスを使うことができるため、自宅と大差なく快適に眠ることができています。
しかし、多くの車中泊仕様車にはベッドは無く、寝る時にシートを倒してフラットにしたり、マットや布団を別途準備する必要があります。
では、車中泊用のマットを選ぶ際には、どのようなポイントを押さえたらよいのでしょうか。
さっそく、以下で「車中泊に最適なマット&マットレスを選ぶポイント」を6つご紹介していきます。
車中泊用マット&マットレスを選ぶときのコツ1.「厚み」のあるもの選ぶ
マットやマットレスは、できるだけ厚さのあるものを選ぶのがポイントです。
使用するマットに厚みがあれば、クルマのシートの溝や車内の段差なども気にせず眠ることができます。
寝ている最中に体が痛くなると深く眠ることができませんし、起きた時に腰痛や肩こりになってしまっては大変です。
ご自身にあった適度な硬さ&できるだけ厚みのあるマットを選ぶようにしましょう。
マットの厚さは10cm以上のものがおすすめ。
筆者は以前6〜7cm程度しか厚みのない、薄型のマットレスを使用していました。
薄型のマットレスで寝ていると、ベッドの硬さをダイレクトに感じて体のあちこちが痛み、寝心地がとても悪かったです。
現在はもう少し厚みのあるものを使っているため、体が痛くなることもなく、快適に寝ることができています。
厚みがあるマットは収納時に嵩張り、車内のスペースを多く取りますが、睡眠の質を確保するためには欠かせません。
収納スペースに余裕がある方は、ぜひ10cm以上の厚みがあるマットを選んでみてください。
車中泊用マット&マットレスを選ぶときのコツ2.「収納」に適したものを選ぶ
車内が狭く、常にマットを敷きっぱなしにできない場合は、折り畳んだり、クルクルと丸めてコンパクトに収納できるタイプのマットを選ぶのがおすすめです。
使用する際に広げて車内に敷き、朝起きたら畳んで持ち帰るだけ。
ごちゃつきがちな車内をすっきりと整理し、起きている時間も快適に過ごすことが可能になります。
よりコンパクトに収納したい方は、専用の収納袋がついているタイプをチョイス。
車内でも自宅でも、場所を取らずに収納することができますよ。
車中泊用マット&マットレスを選ぶときのコツ3.「耐久性」があるものがおすすめ
せっかく購入したマットも、数回使用しただけで使えなくなってしまっては意味がありません。
丈夫で耐久性のあるマットを選ぶことで、長期間の使用が可能になります。
車中泊用のマットは厚みもあまりなく、毎回使うたびに持ち運んだり、畳んだりしまったりを繰り返します。
自宅用のマットレスよりも劣化しやすく、壊れやすいのです。
耐久性のあるマットはお値段も少しお高めですが、その分長く使い続けることができますよ。
車中泊用マット&マットレスを選ぶときのコツ4.車内やルーフテントに収まる「サイズ」を
筆者のクルマは広さがあり、常設のベッドもあることから、車内で大きめのマットやマットレスを使用することが可能です。
しかし、軽バンなどの小さめの車両や、就寝するスペースが決まっている場合には、車内に収まるサイズの商品を選ばなければ、マットを敷くことができません。
マットを選ぶ際は、クルマの種類や使用するスペースに合わせて、サイズを確認してから購入するようにしてください。
また、ルーフテントを使用する場合も同様に、テント内のサイズを測ってからマットを選ぶようにしましょう。
車中泊用マット&マットレスを選ぶときのコツ5.「断熱性」の高いものを
マットを選ぶときは、断熱性にも注目してみましょう。
断熱性の高いマットを選ぶことで、夏涼しく冬暖かい状態でぐっすりと眠ることができます。
特に冬場は冷気がマットに伝わり、マット自体が冷えてしまうこともあります。
冷えてしまったマットを冬の車内で暖めるのはかなり大変です。
体の体温をマットに奪われないようにするためにも、断熱性のあるマットを選びましょう。
また、筆者のような暑がりな方にも、断熱性の高いマットはおすすめ。
長時間車内で寝ていると、マットレスに熱や湿気がこもり、背中が暑くなって不快に感じることもあると思います。
断熱性の高いマットなら、夏場でも熱がこもらず、快適に眠ることができますよ。
車中泊用マット&マットレスを選ぶときのコツ6.エアー式マットは「空気の入れ方」もチェック
エアー(空気)を入れてふくらませて使うタイプの「エアーマット」には、自身で息を吹き込んだり、エアーポンプを使ってふくらませる手動タイプと、バルブを開けるだけ空気が入り自動で膨らむ自動タイプの2種類があります。
手動タイプは比較的安価ですが、大人1人が眠れるサイズのマットをしっかりと膨らませるにはかなりの体力を使います。
特に夏場などの気温が高い季節に狭い車内でふくらませるのは、全身汗だくになりますし、とても大変です。
ただ、空気の入れ具合を自分で調節することができるため、マットの硬さを調節しやすいというメリットもあります。
一方、バルブを開けるだけで自動でふくらむタイプは、価格が少しお高め。
しかし、高価な分厚みがしっかりとあり、寝心地がとても良いです。
自動でふくらむため、力を使うことなく手軽に使用できますので、力の弱い方や女性におすすめです。
適切なマットをチョイスしてぐっすり安眠!
今回は、車中泊用のマットやマットレスを選ぶときのポイントを6つご紹介しました。
「車中泊はぐっすり眠れないもの」と諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ポイントを押さえて最適なマットをチョイスすることで、車内であっても快適に寝ることが可能になります。
筆者も車中泊を始めた頃は、どんなマットを選んだら良いのかがわかりませんでした。
結果、厚みのない硬いマットを購入してしまい、車中泊のたびに体の痛みや眠りの浅さに耐えていたのです。
現在は、以前より厚みがあり硬すぎないマットを使うことで、朝までぐっすり眠ることができるようになりました。
車中泊に慣れたということもありますが、安眠できるマットに変えていなかったら、いまごろ車中泊が嫌いになっていたかもしれません。
ぜひみなさんも、今回の記事を参考に、車内で快適に眠ることができるマットをみつけてみてくださいね。
ライター:haru.
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- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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