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車中泊初心者さんへ、これだけは絶対にしないで!危険を回避する方法
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
知っておくべき注意点を5つ紹介
昨今のアウトドアブームの影響で、身軽にアウトドアを楽しむことができる車中泊やバンライフにも注目が集まっています。
SNSでもバンライフを始めようとするカップルやご夫婦をよく目にするようになったのではないでしょうか?
とはいえ、車中泊をする際にはさまざまな注意点があることはあまり知られていません。
そこで今回は、車中泊初心者さんが思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、必ず知っておくべき注意点を5つご紹介します。
本記事を読めば「車中泊で気を付けること」や「車中泊でやってはいけないこと」を理解することができます。
安心・安全に楽しい車中泊を成功させるためには見逃せないコツもあるので、ぜひチェックしておきましょう。
車中泊初心者がやってはいけない5つの行動
さっそく車中泊で楽しい時間を過ごすために『車中泊で絶対にやってはいけない5つの注意点』をご紹介します。
注意点を知らずに車中泊に出発してしまうと「最悪な車中泊の思い出」になりかねません。
ひとつずつ確認しておくことが重要です。
車中泊を長年やってきた筆者が実際に車中泊で体験したエピソードも交えてお伝えしていくのでより具体的にイメージしやすくなっていると思います。
車中泊ではやってはいけない5つの注意点はコチラ。
1.駐車場での宴会
2.ゴミを車外に放置
3.傾斜のある場所での駐車
4.就寝時にロックを忘れる
5.周りの迷惑になる行為
それぞれ詳しく解説していきます。
駐車場での宴会
当たり前ですが、周りに止めている車がいないからといって、駐車場に椅子やテーブルを出して宴会をするのは絶対に禁止です。
駐車場は利用者がいなければ自由に使っていいわけではありません。
本当に使いたい人が使いたいときに使用できなくなってしまうことがないように絶対に避けましょう。
もちろん焚き火や炭火などは絶対にNG。
実際にわたしが過去に経験したことですが、道の駅の駐車場で宴会をしているグループがいて、すぐに警察が来てトラブルになっていたこともあります。
駐車場での焚き火や炭火が原因で万が一火事にでもなったら大変です。
駐車場での宴会は絶対にやめましょう。
ゴミを車外に放置
よくある車中泊での悩みとして「ゴミをどこに置くか」という問題が出てきます。
もちろん、においの出るゴミを車内に入れたくない、という気持ちはとてもよくわかります。
とはいえ、車外にゴミを放置しているとカラスやいのししなどの動物に荒らされて、ごみが散乱してしまうことも考えられます。
そうなってしまってから回収するのはとても大変です。
散らかってしまったゴミは自分だけでなく、周りに駐車している方の迷惑にもなります。
車外へゴミを放置して置いておく行為は避けましょう。
対策としてはにおいが漏れないように密閉できるゴミ袋を用意するといいです。
さらに、お惣菜などにおいが出やすそうなものはなるべく避けましょう。
車中泊では限られたスペースしかないので「ゴミの量を減らす」よう心がけるというのも大きなポイントになります。
傾斜のある場所での駐車
車内での調理や寝るときのことを想定して傾斜のある場所での駐車はなるべく避けましょう。
傾斜がある場合、車内で調理をしようと思っても食材が転がってしまったり、寝るときに身体が斜めになったりと、プチストレスになります。
とはいえ、車中泊をする場所によってはどうしても水平な場所がないこともあります。
その場合は就寝時の頭の向きに注意しましょう。
寝ているときに頭側が下がっていると頭に血が上ってよくありません。
必ず頭が上になるようにしてください。
就寝時にロックを忘れる
車中泊では何が起きるか分かりません。
日本はありがたいことに治安もよく安全な国と言われていますが、だからと言って防犯対策ゼロでは危険です。
万が一変な人に目をつけられて夜中「ガチャガチャ」とドアを開けられる可能性もあります。
そんなときでもロックさえしていれば安全は守れます。
「念には念を」、ロックは必ず確認してから車内で過ごすようにしましょう。
周りの迷惑になる行為
当たり前ですが、周りの迷惑になる行動はやめましょう。
たとえば、大声での会話、エンジンのかけっぱなし、大音量で音楽を流すなど。
車中泊をしているのは自分だけではありません。
周りの方のことも考えて、みんなが快適な時間が過ごせるよう意識しましょう。
楽しい車中泊をするためのコツ
ここまで車中泊でやってはいけないポイントを5つ紹介してきました。
この章では車中泊での時間をより快適に安心して過ごすためのコツを紹介します。
上記で紹介した「車中泊でやってはいけないこと」と合わせて覚えておくと車中泊の旅での失敗を回避できるようになりますよ。
楽しく車中泊をするためのコツ
1.車中泊OKの場所かどうか確認
2.夜間の騒音の確認
3.安全な場所かどうか
それぞれ詳しく解説していくのでひとつずつ確認して安全で楽しい車中泊旅に出発できるようにしてくださいね。
車中泊OKの場所か確認
車中泊予定の場所に到着したら「駐車場が閉鎖」「そもそも車中泊禁止」なんてこともあります。
利用する車中泊スポットの情報を前もってしっかりと確認しておくのがおすすめです。
また、併設している施設(入浴施設、シャワーなど)がある場合は営業時間も必ず確認しておきましょう。
到着したときに営業時間が過ぎていたら楽しい車中泊気分もだいなしですよね。
しかし、しっかりと段取りをしておけば問題ありません。
車中泊予定の場所が決まったらまずは施設の車中泊OKなのかと、施設の営業時間を確認しておくと安心です。
夜間の騒音の有無
騒音に関しては到着してみないと分からない部分はもちろんありますが、こちらも事前にクチコミやネットでの情報で見ておくと安心です。
たとえば、クチコミで「夜中ずっとトラックのエンジン音で眠れなかった」「道路の交通量が多くてうるさい」などの情報は見逃さないようにしましょう。
車中泊で眠れず翌朝疲れが残った状態での運転はとても危険です。事前に周辺の地図などで大きな道路や高速道路が近くにあるかどうかなど確認しておくといいでしょう。
安全な場所かどうか
治安の面では日本はありがたいことに「おおむねどこに行っても安全」といえます。
しかし、日本は地震大国です。
もし万が一車中泊中に地震が起こった場合に駐車している場所が安全かどうか確認しておくことは重要です。
がけ崩れが起きそうな場所や、津波が考えられる海のそばでの車中泊は避けるようにしましょう。
とはいえ、常に地震や災害のことばかり考えてリラックスできるはずの車中泊で無駄に緊張してしまってはもったいないです。
なので、震災が起きた場合でも速やかに逃げられるような体制を取っておくのがいいと思います。
靴はわかりやすい場所に置いておく、服も整理整頓しておく、貴重品の位置を把握しておくなど。
車中泊を万全の態勢で楽しみつつ、万が一災害にあってしまっても自分の身は自分で守れるようにしておきましょう。
まとめ:初心者が気を付けるべき車中泊のポイント
以上、初心者が車中泊やバンライフで気を付けるべきポイントについて解説してきました。
車中泊は始めやすくとても魅力的ですが、やってはいけないことや事前に確認しておくべきこともたくさんあります。
本記事でそれが伝わったらうれしいです。
日本は本当に美しい景色やオイシイ食べ物が豊富な国です。間違いなく全国どこに行っても楽しい旅になるはずなので、安全に気を付けながら、旅をしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ライター:さん子
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...