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【車中泊で日本一周中】150泊以上したからこそわかる、あると便利な小道具9選!

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


車中泊をするときに必要な装備や道具というと、どんなものを思い浮かべますか。

小型冷蔵庫や冬だと電気毛布などの暖房機器。

スマホの充電や、家電を使うためのポータブル電源。

食材を保存するためのクーラーボックス。

収納スペースを増やすためのルーフボックス……。

いろいろありますが、今回はそういった大きな道具というよりは、痒いところに手が届くようなちょっとした道具について紹介したいと思います。

富山から車中泊旅をスタートして1道10県を巡って埼玉県に滞在中。

これまでに150泊以上車中泊をして、これは持ってきてよかったと思えるものばかり。

何てことなさそうに見えて、狭い車内で長く滞在するには、なくてはならない道具です。

【車中泊で日本一周中】日本は湧き水天国、空のペットボトルは必需品!

私が住む富山は水資源が豊富で湧き水スポットも県内にたくさんあります。

地元の富山市八尾町にある「ガット出の水」を普段の料理や飲み水として使っていたので湧き水は身近な存在です。

車中泊スタート時にも「ガット出の水」を汲んだペットボトルを5本ほど持って出発しました。

富山に限らず日本は湧き水天国。

車中泊旅をしていると、トイレの洗面所の自動で水が出たり止まったりする蛇口からイライラしながらペットボトルに水を入れている人や、イオンなどのスーパーで専用のペットボトルを購入して水を入れている人を見かけました。

でもそんなことをしなくても、日本の田舎ならその場所から30分ほど車で走れば湧き水を得られるスポットに行ける可能性が高いです。

ほとんどの湧き水が無料だし、それに料理やコーヒー、紅茶は湧き水を使用した方が圧倒的に美味しいと思います。

ただ場所によっては、煮沸したほうが安全な水や、北海道のようにエキノコックスに関する注意事項が書かれている場合があるので注意しましょう。

おすすめのペットボトルは2リットルの角形で、容器のプラスチックが硬いもの(アクエリアスやお茶系)がいいです。

四角い方が置いたり積んだりする時に安定します。

【車中泊で日本一周中】高価なタオルよりもお中元で貰う薄手のタオル!

車中泊スタート時は見栄えと肌触り重視で今治タオルと某ブランドのタオルをたくさん持っていきました。

しかし、ほんの1週間でほとんどのタオルがルーフボックスへ。

なぜかと言うと、常に狭い車内で干すので、温泉に入った後2日ほどタオルが乾かず生乾きの匂いがして、不快なんです。

それに、私が車中泊で使っているトヨタ ライトエースの車内はハンドタオルの大きさのものを干すのは可能ですが、バスタオルを干せるほどのスペースはありません。

となると、車中泊で使うタオルで最も重要なのは乾きが早いこととコンパクトであること

結局、雑巾用で持ってきた社会人時代にもらった会社名が入った白い薄手のタオルが大活躍。

バスタオルは結局1度しか使いませんでした。

この薄手のタオル、さすがに真冬はすぐには乾かなそうですが、今のところ1日あればある程度乾きます。

ちなみにこれは後から学びましたが、タオルを使用した後に熱めのお湯で洗い、30〜40秒くらい浸け置きすると生乾きの臭いが解消される確率が高いようです。

【車中泊で日本一周中】車中泊はほこりが溜まりやすい、小さな清掃用具は必須!

Dulton ベビー スマイリー 1,650円(税込)と、東急ハンズ ウォールナット洋服ブラシ CB−2 カシミヤ・シルク用 4,290円(税込)

車中泊を始めるまではダッシュボードや窓枠のちょっとした凹凸部分の掃除なんて、フルサービスのガソリンスタンドで渡される、車内拭き用のタオルを使うくらいでした。

しかし、車内で生活をすると小さなゴミやほこりが溜まりやすいです。

原因はいくつかあると思いますが、一つは車内で着替えることが多いのと寝具のせいだと思います。

私の場合は睡眠の質を日常生活と同様にしたいために、毛布と羽毛布団を使用しています。

朝方、布団を畳む時に見た、太陽が照らすキラキラしたほこりが舞っている光景が忘れられません。

きっと寝袋にするとある程度解決できると思うのですが、今のところ睡眠の質重視のため変える予定はありません。

今は車内清掃用に持ってきた小さなホウキとちりとりで、晴れの日に掃除をしています。

それと何気なく持ってきた衣類用のブラシもなぜか清掃道具に。

エアコンの吹き出し口の埃取りにちょうどよいです。

出発時に車に積み込んだ時は念のため程度のものでしたが、今は大活躍しています。

【車中泊で日本一周中】車中泊何が起こるか分からない、工具の準備は忘れずに!

ダイソー ドライバーセット6本 ケース付 ¥100

150泊以上車中泊旅を続けてきて、幸い今のところ大きな事故や故障はありません。

ただDIYした部分で小さな不具合がたまに起きるので、小さな工具セットと大きめのプラスドライバーを車に積んでいます。

最初の頃はほとんど使うことがなかったので、どこかのタイミングで富山の家に置いて行こうと思っていました。

しかし、北海道で車内の荷物と家具を全部出して掃除をしているとき、ベッドの脚がぐらついていたので見てみると、ネジが緩んでいました。

きっとベッド製作時に仮止めをしてそのままだったのだと思います。

1カ所だけだったので大丈夫でしたが、ベッドの脚が外れたりネジが折れたりする前に気が付いてよかったです。

それと天井にLEDライトを二つ取り付けてあるのですが、接触不良か何かの原因で点灯しないことがあり、内張りを剥がすのにマイナスドライバーを使いました。

その他にも2〜3回ほど道中で工具を使用したので、やっぱり持って出たのは正解だったと思います。

小さな工具セットは100円ショップで手に入るのでおすすめです。

それとこれは裏技というか、本当に困った時の対策ですが、持っている工具では修正が難しい場合はガソリンスタンドに助けを求めましょう。

スタッフの皆さん親身に助けてくれますよ。

【車中泊で日本一周中】車中泊で意外と便利な折りたたみバケツ!

長期の車中泊旅では洗い物が出ないように色々と工夫します。

寝泊まりする場所がキャンプ場であったり、道の駅でも洗い場があったりする場合は汚れた食器を気兼ねなく洗えるので助かります。

普段はあまり使用する機会がありませんが、こういった時に折りたたみ式のバケツがあると非常に便利。

食器類をバケツに入れて持ち運べば1往復でことが足ります。

肝心なのは「折りたたみ」ということで、普段使わない時はたたんでしまっておくことができるのでスペースを取りません。

私のバケツも普段は、たたんだ状態でルーフボックスで眠っています。

その他にも、一度だけお気に入りのTシャツにトマトソースが跳ねてしまったときにも漂白するために使用しました。

きっと持っていなくてもなんとかなると思いますが、あったらあったで活躍してくれます。

ちなみに折りたたみ式のバケツは100円ショップで丈夫なものが売っています。

大き過ぎない、自身の車中泊スタイルに合ったサイズを買うことをおすすめします

その他の車中泊時に活躍する小道具

中古のトヨタ ライトエースをDIYで車中泊仕様にして、狭い空間で不便さに向き合っているので、便利な小道具を見つけることが私の中で重要なテーマの一つになっています。

上記5つ以外にも使っていて便利だなと思う小道具があるので紹介します。

マグネット式フック

ニトリ キッチンフック(SG ウルトラマグネット)499円(税込)

私のトヨタ ライトエースは業務用バンということもあり、車内は鉄が剥き出しの部分が多いのでマグネット製品をよく使います。

特にニトリのマグネットフックが強力で、小型なので愛用しています。ちょっとした物をぶら下げるのに便利です。

ハンガーと洗濯バサミ

無印良品 アルミ洗濯用ハンガー 250円(税込)

貧乏旅行をしているとコインランドリーでの洗濯代をなんとか抑えたいと思います。

乾燥機を利用していて、あと100円入れれば全て乾くのにという時に、最後の100円を投入せず車内干しで間に合わせます。

それと日々のお風呂で使ったタオルや、清掃に使った布巾も車内で干すのでハンガーは毎日使います。

晴れた日にはワイパーに引っ掛けて外干しすることもあるので洗濯バサミがあればさらに便利。

特におすすめというわけではありませんが無印良品のアルミハンガーを愛用しています。

今回の車中泊旅ではハンガーと洗濯バサミを5つずつ持って出ました。

温度・湿度計

車内の温度と湿度を把握するために購入。普段、家では使ったことがないですが、車中泊では車内の温度や梅雨時期の湿度が気になります。

私はデジタル式のものをAmazonで購入しました。

超小型LEDライト

ムサシ 充電式マルチLEDライト6W 2,280円(税込)

車中泊スポットによっては暗い所も多く、持ち運びに便利な小型のLEDライトは重宝します。

使用頻度はさほど多くないですが、夜中にトイレへ行く時に大活躍。小型だと収納に便利です。

私が持っているのはキーホルダーサイズでマグネット式。最大500ルーメンあるので明るさも十分。

先日失くしてしまったので同じものを購入する予定です。

まとめ

車中泊旅を通してひんぱんに使用するものや、ここぞという時に活躍する小道具を紹介しました。

他にも料理や眠りにフォーカスすれば違った道具が重宝され、季節によってもまた違うものが活躍しています。

最近は100円ショップや雑貨屋さんに行くと、車中泊に役立つかなという目線で品物を見てしまいます。

車中泊目線でしか計れなくなってきた自分が少し心配です。

12月の初旬、雪の前に冬支度のため一度富山へ戻る予定にしています。

私の場合は一回でぐるっと日本一周とはいかず、用事があるとその都度、地元の富山に戻っているので、正確に言うと「車中泊で47都道府県を行ったり来たりする旅」かもしれません。

そろそろ本格的な冬到来です。

車旅の途中で何組か車中泊をしている方と話したのですが、冬は車中泊をお休みするという方が多かったです。

私は九州・沖縄へ向かうか、それとも私も車中泊はお休みして、海外旅行に行くか悩んでいるところです。

ライター:Kazzz

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