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トヨタ新型ヤリスクロスおすすめグレードは「G」!4WDがスゴイ?違いを比較
目次
- 新型ヤリスクロスのグレードと価格一覧
- ヤリスクロスのグレード間で見た目に大きな違いはない
- ヤリスクロス Z、G、Xのホイールとシートの違い
- ナビ・オーディオ類はディスプレイオーディオが標準装備
- 駐車支援機能「トヨタチームメイト」はハイブリッドモデルのみ!
- 編集部おすすめは「ヤリスクロス G」+先進安全オプション
- フルLED化+運転席パワーシートがほしいなら「ヤリスクロス Z」
- 「ヤリスクロス X」はバックガイドモニターを選ぶと◎
- 新型ヤリスクロスのエンジン、駆動方式のオススメは?
- ヤリスクロスの外装色は8色&グレード限定の7種類のツートーン
- リセールバリューが高いのは「Z」だろう
- 新型トヨタ ヤリスクロスのおすすめグレードやオプションをおさらい
「ヤリスクロス X」はバックガイドモニターを選ぶと◎
エントリーグレード「X」は選べるオプションの数がぐっと少なくなる。車両本体価格を抑えつつ、最低限の使いやすさや安全性を担保したいのであれば、バックガイドモニター(16,500円)を選んでおこう。
駐車が苦手な人は、パノラミックビューモニター(「X」は49,500円)も検討してもいいかもしれない。
ただし、「G」とミドルグレード「X」との価格差は11万~12.4万円。前述したアルミホイールなども欲張ると、価格差が埋まってしまうので注意しよう。
「X」でおすすめのオプション
- バックガイドモニター(16,500円)
- パノラミックビューモニター(49,500円)
新型ヤリスクロスのエンジン、駆動方式のオススメは?
新型ヤリスクロスは、1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドがラインナップする。どちらも2WDと4WDを選べる仕様だ。
この1.5Lパワートレインはトヨタ初となる「1.5Lダイナミックフォースエンジン」と「1.5Lハイブリッドシステム」で、ヤリスの1.5L仕様に搭載されているものと同じ。ちなみに、ヤリスにあった1.0L仕様はヤリスクロスにはない。
街乗りメインで速い走りを求めないなら、1.5Lガソリン2WDで十分
直列3気筒1.5Lガソリンは「TNGA」に基づいた、トヨタの新世代の「ダイナミックフォースエンジン」。最高出力は120PS、最大トルクは145N・mだ。
生活の足としてならこの1.5Lガソリン&2WDでじゅうぶんだろう。後述するが、燃費性能も高い。
燃費や走りを重視する人は、1.5Lハイブリッド2WD
直列3気筒1.5Lハイブリッド専用エンジンに加え、最高出力80PS、最大トルク141N・mのモーターが追加される2WDハイブリッドは、燃費性能がとても高い。
加えて、追い越し車線での加速や高速道路走行も重視したい人にも、ハイブリッドによるパワーはおすすめできる。
雪国ドライバーやウインタースポーツ派は4WDやE-Fourもおすすめ
ヤリスクロスの4WDモデルには、駆動力・4WD・ブレーキを最適にコントロールする機能が備わっている。
これはミドルサイズSUV「RAV4」にも採用されているもので、雪道を走る機会が多いドライバーには心強い。もちろん、未舗装の道路を走るという人にもおすすめだ。
ヤリスクロスは四駆性能がスゴい!?侮りがたいトルクコントロール機能
ヤリスクロスはコンパクトなサイズから、都市型SUVと思われがちだ。
もちろん都市での使い勝手はよく、平日は街乗りメインで、週末にアウトドアに出かけるというユーザーにマッチしている。
しかし、4WD車には本格的な四駆性能が備わっている点にも注目したい。
これにより、これまではスズキ「ジムニー」「ジムニーシエラ」や、三菱「パジェロミニ」などのコンパクトオフローダーの独壇場ともいえたジャンルに、ヤリスクロスでトヨタが参戦したことがわかる。
ガソリン4WD車の主な機能
- ダイナミックトルクコントロール
- マルチテレインセレクト
- SNOWモード
- ダウンヒルアシストコントロール
ガソリン車は「マルチテレインセレクト」と「SNOWモード」によって、「MUD&SAND(泥や砂など滑りやすい地面)」「ROCK&DIRT(岩場や砂利など凸凹の多い地面」「SNOW(氷や雪道)」それぞれに適したトルクコントロールを実現する。
ハイブリッド車E-Fourの主な機能
- E-Fourシステム
- TRAILモード
- SNOWモード
- ばね上制振制御
- ダウンヒルアシストコントロール
ヤリスクロスは、コンパクトカー用の1.5LハイブリッドパワートレインにE-Four(ハイブリッド用四駆システム)を採用。これによりハイブリッド車は「TRAILモード」と「SNOWモード」によって、滑りやすい雪道や凍った道に適したトルクコントロールを実現する。
降雪地域では4WD車が人気だが、燃費性能の高いハイブリッド4WDに悪路走破性を持たせたことで、さらに実用的な車選びができるようになったといえる。
ヤリスクロスの燃費はどのくらい?
WLTCモード燃費 *km/L | ハイブリッド FF | ハイブリッド E-Four | ガソリン FF | ガソリン 4WD |
平均 | 27.8 ~30.8 | 26.0 ~28.7 | 18.8 ~20.2 | 17.4 ~18.5 |
市街地モード | 29.4 ~31.4 | 26.4 ~29.5 | 14.4 ~15.3 | 13.5 ~14.2 |
郊外モード | 29.9 ~33.5 | 27.2 ~30.9 | 19.7 ~21.3 | 18.0 ~19.3 |
高速道路モード | 26.1 ~29.0 | 25.1 ~27.1 | 21.1 ~22.5 | 19.3 ~20.6 |
ヤリスクロスのWLTCモード燃費を記載した。ガソリン車であっても燃費は優秀だ。実燃費でも13~20km/Lが期待できる。
もちろん、ハイブリッドFF車は実燃費でも30km/Lに近い数値が期待できる。 しかし、ガソリン車との価格差は約38万円。燃料代だけで車両本体価格差の元を取ることは難しい。
ヤリスクロスの外装色は8色&グレード限定の7種類のツートーン
新型ヤリスクロスはモノトーンカラーとツートンカラー、合計15種類のボディカラーを選べる。
全グレードで選べるのはモノトーンカラー。全8色だ。
左列上より、
- プラスゴールドメタリック
- センシュアルレッドマイカ
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- シルバーメタリック
右列上より、
- ダークブルーマイカメタリック
- グレイッシュブルー
- ベージュ
- ブラックマイカ
「Z」「G」ではツートンカラーも選択できる。全7種類だ。基本的には各色と黒との組み合わせ。ボディが黒の場合はルーフがゴールドとなる。
左列上より、
- ブラックマイカ×プラスゴールドメタリック
- ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ
- ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン
- ブラックマイカ×シルバーメタリック
右列上より、
- ブラックマイカ×グレイッシュブルー
- ブラックマイカ×ベージュ
- プラスゴールドメタリック×ブラックマイカ
リセールバリューが高いのは「Z」だろう
トヨタ内のSUVで見ると、コンパクト路線かつ車両本体価格の安いヤリスクロスは、ハリアーやRAV4ほどはリセール価値が高くはならない。
3~5年後のリセール前提でグレードを選ぶなら、最上位グレード「Z」がおすすめだ。有利なボディカラーは、白、シルバー、黒。なかでも売れ筋カラーの「ホワイトパールクリスタルシャイン」はリセール価値が高い。
コンパクトSUVという性格上、ヤリスクロスは数年後の買い替えを視野に入れやすい車だ。家族が増えたり、子供が大きくなったりする3~5年後に、ミドルサイズSUVやミニバンに買い換えることを前提として、残価設定型クレジットを検討するのもおすすめだ。
新型トヨタ ヤリスクロスのおすすめグレードやオプションをおさらい
おすすめは「G」+リアクロストラフィックオートブレーキ
実用性と車両本体価格とのバランスがよいのは、ミドルグレードの「G」だ。
車内のオーディオとスマホを連携させて、カーナビや音楽を利用するのであればディスプレイオーディオ仕様でじゅうぶんだろう。
MOBY編集部は、リアの予防安全を高められるブラインドスポットモニター+リアクロストラフィックオートブレーキをおすすめする。
おすすめオプションを含む参考価格
グレード名 | 車体本体価格 | オプション価格 | 参考合計額 |
G ハイブリッド | 2,394,000円 | 49,500円 | 2,443,500円~ |
G ガソリン | 2,020,000円 | 49,500円 | 2,069,500円~ |
「X」おすすめのオプション:バックガイドモニター
エントリーグレード「X」は選べるオプションの数が少ない。
購入費用を抑えつつ、使いやすさや安全性を手に入れたいのであれば、バックガイドモニターだけでも選んでおくのがおすすめだ。
おすすめオプションを含む参考価格
グレード名 | 車体本体価格 | オプション価格 | 参考合計額 |
X ハイブリッド | 2,284,000円 | 16,500円 | 2,300,500円~ |
X ガソリン | 1,896,000円 | 16,500円 | 1,912,500円~ |
「Z」おすすめのオプション:リヤクロストラフィックオートブレーキ
運転席パワーシートがほしいなら、最上位グレード「Z」を選ぼう。
数年後のリセールを考えている場合は、「Z」のホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、ブラックマイカがおすすめだ。
オプションは「G」と同じく、リアの予防安全を高められるブラインドスポットモニター+リアクロストラフィックオートブレーキをおすすめする。
また、「Z」と「G」の差額は19万円なので、ライトのフルLED化や18インチアルミホイールを望むなら、「Z」を選ぶのが英断だ。
おすすめオプションを含む参考価格
グレード名 | 車体本体価格 | オプション価格 | 参考合計額 |
Z ハイブリッド | 2,584,000円 | 49,500円 | 2,633,500円~ |
Z ガソリン | 2,210,000円 | 49,500円 | 2,259,500円~ |
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...