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【大きめタイヤが魅力のトヨタヴァンガード要点6選】実燃費やカスタム例に内装の評価など
目次
トヨタ ヴァンガードってどんな車なの?
トヨタ ヴァンガードは2007年にデビュー、2013年に販売が終了した高級ミドルクラスのSUVです。ヴァンガードはクルーガーの後継車種としてデビュー、その販売期間中にモデルチェンジすることなく生産終了、実質的な後継となる車はハリアーとなりました。
その後、2017年のC-HRのデビューにより、空白だったトヨタのミドルクラスSUVが補完されたので、C-HRもヴァンガードの実質的な後継車と言えるでしょう。
トヨタ ヴァンガードの特徴
トヨタ ヴァンガードは全幅1,800mmを超えるワイドなボディに対して、全長は比較的短めでありながら7人乗りが可能なSUVです。駆動方式は2WD(FF)と4WD、パワートレインは、170PSを発する直4 2.4L + 7速シーケンシャル付きCVT、280PSを発するV6 3.5L + 5速ATとなっています。
トヨタ ヴァンガードの要点1|大きめのタイヤサイズ
トヨタ ヴァンガードの後期型、2010年2月発売モデルでは、V6 3.5Lエンジンを搭載するグレード「350S」に、18インチアルミアルミホイールに235幅のワイドタイヤを装着。さらにカラードオーバーフェンダーが装備され、比較的コンパクトなボディサイズに迫力のあるタイヤ周りに注目が集まりました。
トヨタ ヴァンガードの要点2|好調だったはずが生産終了した理由
トヨタ ヴァンガードは、前述したように高級車にありがちな”装飾だけ”に特化した車ではありません。車としての機能も高級車にふさわしい仕様でした。それによって、販売開始から月販目標台数としてトヨタが掲げていた2,500台を大きく上回る8,000台を売り上げ、好調なスタートを切っています。
販売開始直後には、同じくクロスオーバーSUVとして販売されているトヨタ ハリアーの3.5Lモデルが販売終了したことで需要が増え、販売の勢いが加速しました。その後、トヨタ ヴァンガードはトヨタのSUVの中でも18ヶ月連続で月間最多登録台数を記録しており、むしろ人気は上々でした。
当時、国内におけるSUVの代名詞であった日産 エクストレイルにも、月販台数で何度かヴァンガードが上回っていたほどです。
生産終了の背景は?
通常、車が生産終了になる背景としては、主に人気の低迷などが挙げられます。しかしトヨタ ヴァンガードの場合、特に人気が低迷していた訳ではなく、同社の他SUVのラインナップに淘汰される形となりました。
一度はトヨタ ハリアーのラインナップ整理で販売台数を伸ばしたトヨタ ヴァンガードですが、最終的にはヴァンガードが生産終了、ハリアーが実質の後継モデル、という形になりました。
トヨタ ヴァンガードの要点3|スペックと車両価格
トヨタ ヴァンガードのスペック
トヨタ ヴァンガードのベーシックモデル「240S」のスペックを記載します。
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4,570 | 1,815~1,855 | 1,685 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,660 | 1,560~1,660 | 5名/7名 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC V型6気筒DOHC |
---|---|
排気量 | 2.4L(直4) 3.5L(V6) |
最高出力 | 2.4L 125[170]/ 6,000 3.5L 206 [280]/6,200 |
最大トルク | 2.4L 224[22.8]/4,000 3.5L 344[35.1]/4,700 |
トランスミッション | 2.4L CVT 3.5L 5速AT |
駆動方式 | FF/4WD |
使用燃料 | 2.4L レギュラー 3.5L ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
トヨタ ヴァンガードの車両価格
トヨタ ヴァンガードの新車価格 | |
---|---|
240Sシリーズ | 2,420,000~2,980,000 |
350Sシリーズ | 3,070,000~3,365,000 |
[単位]円(消費税込み) |
トヨタ ヴァンガードの現在の中古車価格
- 最新「ヴァンガード」中古車情報
-
本日の在庫数 94台 平均価格 112万円 支払総額 59~200万円
トヨタ ヴァンガードは、中古車の状態にもよりますが、ほとんど値下げをされずに市場に出るケースも多いです。もし中古車としてトヨタ ヴァンガードを手に入れようとするなら、どんなに安く抑えようとしても50万円以上は覚悟しておいた方がいいでしょう。
トヨタ ヴァンガードの要点4|内装の評価
画像ではいまいちわかりづらい印象があるかもしれませんが、トヨタ ヴァンガードの内装は上質な室内空間と評され、特に高い評価を得ていました。カタログ情報を読む限りシート表皮、本革巻きステアリングホイール、黒木目調のシフトノブ、シフトパネル、ドアスイッチベースなど高級仕様とされている箇所も多々ありましたが、実際はどうだったのか内装の評価を、口コミでみてみましょう。
・走りを重視している人には関係がありませんが、特にシートが良くなく内装はチープな印象でした。
・内装にもう少し高級感が欲しいところ。でも運転はしやすい。
トヨタ ヴァンガードの内装に関しては、さほど評価の高い口コミは見られませんでした。外装はデザイン性も高く、高い評価がされていたことに反比例して、内装面は使い勝手は良い物の、”高級クロスオーバーSUV”の内装とはあまり言えなかったようです。
フォローすべき点があるとすれば、あくまで口コミにおいて辛口に評価されていたのは高級感があるか否か、という部分です。したがって、トヨタ ヴァンガードがクロスオーバーSUVとして評価の低い車であったかどうかはまた別問題だと考えられます。
室内空間について
内装の口コミ評価では触れられていませんが、快適性能が装備されており、室内空間そのものは良好であるといっても過言ではありません。
・スマートエントリー&スタートシステム
・大径オプティトロンメーター
・左右独立温度コントロールフルオートエアコン(花粉除去モード付)
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...