MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > メーカー・車種別 > トヨタ > ハリアー > 【トヨタ新型ハリアー】ディーラーで試乗するときのチェックポイントとおすすめオプション|試乗レポ
トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ フロント・サイド
ハリアー

更新

【トヨタ新型ハリアー】ディーラーで試乗するときのチェックポイントとおすすめオプション|試乗レポ

2020年のSUV新車販売台数では、トヨタのコンパクトSUV、ライズに次いで堂々2位のハリアー。今回は、多彩なグレードとパワートレインラインナップを展開するハリアーのうち、最も人気の高い売れ筋グレードに、トヨタモビリティ東京赤羽店さんで試乗させていただきました。ディーラー営業担当から直接伺ったおすすめのオプションなどもあわせてお伝えします。

新型ハリアーとは?最新モデル(80系)購入時に失敗しないための情報まとめ

外装デザインチェック

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ フロント・サイド
試乗車のグレードは「Z」。エンジンは2.5Lハイブリッド、駆動方式はFF。都市部では最も売れるパワートレインの組み合わせとのこと。

試乗車は、モデリスタのエアロパーツ、ホイールがオプション設定されていました。前から見たときは、フロントスポイラーで迫力UP!20インチの大径ホイールも目を引きます。フロントマスクは先代のイメージを引き継いだスポーティーで洗練されたデザイン。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ ボディサイド・リア

横から見た時は、ボディ後半がなだらかに傾斜していくクーペデザインが特徴的です。モデリスタのサイドスカートとリアバンパーの加飾で迫力とスポーティーさがプラスされています。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ リア俯瞰

複雑ながらクリーンでボリューミーなリアデザイン。ディーラー営業担当のお話では、多くの人が「かっこいい」と言ってくれるとのこと。筆者自身も好きなデザインですね。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ フロント・タイヤ

細目ですっきりとしたLEDライトとは対照的な躍動感あるフロントスポイラーのサイドエンド、ホイールのデザインがまとまりよく個性が主張されています。さすが、モデリスタ。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ フロントタイヤ

タイヤはミシュランのパイロット・スポーツ。扁平が薄いタイヤですが、乗り心地に悪影響を及ぼしていませんでした。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ サイドスカート

落ち着いた色味のクロームメッキで高級感もプラス。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ リアエンド

リアバンパーは2段構えのデザイン。明らかに他のハリアーとは違う顕著なポイントです。

車室内・インテリアチェック

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ フロントインパネ

目を引くのが、インパネセンターの12.3インチの大画面ディスプレイ。もちろんタッチパネル式で、SDカードナビに先進のコネクテッドシステム「T-Connect」が装備されています。これは「Z」グレードに標準装備されます。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ シフト周り

レザーに見えますが、合皮です。実際に見て触ったときの質感はこの画像のとおり。本皮内装の「Z レザーパッケージ」グレードが設定されていますが、ディーラー営業担当のお話では、現車を見てファブリック+合皮インテリアの「Z」で満足される方が多いとのことでした。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ キャビン内

広々とした車室内。大人4人乗車でもゆったり。5人乗っても後席が罰ゲームにはならないでしょう。ブラウンの2トーンは無償オプション。ディーラー営業担当の話では、この選択はマストでしょうとのこと。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ フロントシート

「Z」グレードは運転席8ウェイパワーシートを標準装備。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ リアシート

座面が広く取られた後席。足もとの広さもあり、全体的にゆったりくつろげる空間となっていました。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ 後席センターアームレスト

センターアームレストは格納式。ドリンクホルダー付きです。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ 調光パノラマルーフ

ディーラー営業担当おすすめのオプションはこちら。調光パノラマルーフ。画像中央は天井の照明が見えている調光OFF状態。ONにするとすりガラスのようになって天井の照明が見えなくなります。ディーラー営業担当の話では「198,000円のオプションですが、実際に装備された方からの評判はとても高い。ちょっと高いですがきっとご満足いただけるはず。最もおすすめなオプションのひとつ」とのことでした。筆者が試乗したとき、直射日光下では柔らかい光が車内に降り注いだのが印象的。「サンルーフは付けたけど開けることがほとんどない」ということはないでしょう。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ ドアトリム

新型ハリアーになって、鷹のエンブレムでなくなってしまったことを悲しんだファンは数しれず……しかし合皮内装を選べば、フロントドアトリムに鷹のエンブレムがエンボス加工で復活します。筆者もディーラー営業担当から教えてもらうまで、全く知りませんでした……。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ ラゲッジスペース

「ゴルフバッグ4つ入りますよ!」とディーラー営業担当。フラットな荷室も使いやすそうです。

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ スーパーウーファー

高級オーディオブランド、JBLのサラウンドシステムが装備されています。画像はラゲッジスペースにあるスーパーウーファー。スマホの音楽も重低音から高音までふくよかな音質で鳴るオーディオでした。

トヨタ新型ハリアーvsレクサス RX│SUVライバル車比較

ディーラーで試乗したときに確認して欲しいこと

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ エンジンルーム

筆者が試乗して感じたことを、読者の皆様にも感じていただきたい。そこで、トヨタのお店で新型ハリアーに試乗する機会があれば、ぜひにチェックしてもらいたいことをまとめます。

  1. お店から道路に出る時などの歩道と車道の間の段差超え
    ここでは足回りのしなやかさ、ボディ剛性の良さを最も感じれるポイント。
  2. ちょっと強めにアクセルを
    もちろん安全が確保されればになりますが、加速の良さ、走りの質は新型になってさらに上をいくものとなっています。スっと前に出る力強い加速Gがありながら不安感がないのが特徴的です。
  3. 街ナカの交差点でも感じるハンドリングの良さ
    安全を確認しながらゆっくり交差点を曲がってもハンドリングの良さは体感できます。交差点を曲がるとき、曲がる前にどこを走るのか、走行ラインを決め(例えば、マンホールや横断歩道の3本目を左前輪で踏むなど)そこに向かって進んでみてください。思い通りの気持ち良いハンドリングを感じれるはずです。
  4. ブレーキのコントロール性の良さ
    ブレーキの踏み始めの感触に注意してみてください。交差点では停止線の直前などを狙い定めてブレーキングしてみてください。思い通りに止まるはずです。また余分な揺れもないコントロール性と安定性の高さを感じることができます。
  5. 乗り心地
    路面の一部に凹凸やうねりがあったら、あえてそこを踏んでみましょう。ハリアーの乗り心地の良さを実感できます。

トヨタ新型ハリアーのエンジン&パワートレインスペック|ライバル車と比較&おすすめはどれ?

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ 足回り
リア・サスペンションはマルチリンク式。

年間100車種ほどに試乗する筆者が感じた街ナカでのハリアーの乗り味

一言で言えば、これぞ「都会派スポーティー・ラグジュアリーSUV」でした。乗り心地はしっかりとしていて(足が硬いというわけではない)、路面の凹凸などの情報をきちんとドライバーへ必要最低限の振動、衝撃に緩和して伝えるといった、どちらかというとダイレクト、シャープな乗り味です。(対してRAV4は、おおらかな乗り味でソフト)パワーに余裕のあるエンジン、モーターと相まって、スポーティーな印象がありながら、ラグジュアリー感もしっかりと残してくれています。

トヨタ新型ハリアー VS RAV4 “一卵性双生児”サーキット比較試乗レポート|デザイン・価格比較も

装備テンコ盛りにした人気グレードの乗り出し価格

トヨタ ハリアー ハイブリッド Z モデリスタ 見積書
左が試乗車「ハイブリッド Z/FF」のオプションテンコ盛りの見積書。右が同じグレードでオプションを省略したもの。

ハイブリッド FFの「Z」にモデリスタのエアロとホイールで身を纏い、ディーラー営業担当おすすめの調光パノラマルーフを付け、諸費用コミコミ、610万5,950円也。20インチホイールだけでも43万超ですから。

オプションがない状態にし、試乗車のボディ色、ホワイトパールクリスタルシャインは38,500円の有償色、41,800円のフロアマットが付いた状態での諸費用コミコミ価格は、491万2,450円。

トヨタ新型ハリアーVSライバル車8車種【人気SUV徹底比較】

ハリアーは残価設定型ローンがおすすめ

ディーラー営業担当は「ハリアーはリセールバリューが抜群に高いので、残価設定型ローンがおすすめですよ」とのこと。試乗車のハリアーのグレード、パワートレインでの新車車両本体価格は、ジャスト452万円。60回払いの5年ローン支払い完了時の残価は194万円。5年乗っても約43%の残価があります。ここまで高いクルマはそうそうありません。さすが、元祖高級SUVハリアー。ディーラー営業担当は「下取り車や頭金があっての残価設定型ローンなら、予算内に収まる方は少なくない」とのことでした。新型ハリアーが売れている理由は、このリセールバリューの高さもあるに違いありません。

さて、読者のみなさま方、「値引きはいくら?」が気になっていらっしゃることでしょう。

すみません、今回は取材の関係上、具体的な値引き金額を記事でお伝えすることができません。大人の事情ということでご理解ください。値引き額を知りたい方は、お近くのトヨタのお店で。取材させていただいた「トヨタモビリティ東京 赤羽店」では、ビタ一文値引かないなど何もサービスしない、ということはない、ということだけお伝えさせていただきます。ちなみに、「試乗だけでも大歓迎」とのことでした。

トヨタモビリティ東京 赤羽店

トヨタモビリティ東京 赤羽店
お世話になった「トヨタモビリティ東京 赤羽店」公式HPはこちら

【トヨタ】新型車デビュー・モデルチェンジ予想&スクープ|2020年11月20日最新情報

【トヨタのSUV一覧】特徴&評価まとめ

執筆者プロフィール
宇野智
宇野 智
モーター・エヴァンジェリスト/ライター/フォトグラファー/ビデオグラファー/エディター エヴァンジェリストとは「伝道者」のこと。クルマ好きでない人にもクルマ楽しさを伝えたい、がコンセプト。元MOBY編...

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

コメント

利用規約

関連する記事