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【ジムニー改造 リフトアップ編】費用や車検の注意点を総まとめ|おすすめキットも

【ジムニー改造】リフトアップの方法

スズキ ジムニー
©Mark/flickr

リフトアップの方法は、2つに分けられます。1つはボディブロックを使用し、車のボディのみを持ち上げる方法。もう1つが、サスペンションに手を加え、車高を上げる方法です。

方法やアイテムの選択肢は幅広く、目的と予算に応じて選ぶ必要がありあます。リフトアップの方法を詳しく解説していきます。

ボディリフトアップ

リフトアップの方法はいくつかありますが、もっともわかりやすいのは「ボディリフトアップ」というボディを持ち上げる方法。通常のモノコックボディの車は車体自体がフレームの役割をしますが、ラダーフレームを採用する車は、ラダーフレームが応力をすべて受け止めるため、ボディである上屋はただの箱がフレームにボルト止めされているにすぎません。

「ボディリフトアップ」とは、フレームとボディの間に「ボディブロック」と呼ばれるスペーサーをはさみ込むことで車の全高を上げる方法です。

とはいえ、口でいうほど簡単ではなく、フレームとボディを切り離すためには、さまざまな部品を外さなければボディを固定しているボルトにアクセスすることはできません。ボルトは強固に固定されているためなかなか緩まず、ボディを持ち上げるのも大がかりな設備が必要です。簡単とはいえ、個人で作業するのは大変でしょう。

サスペンション交換によるリフトアップ

アッパーマウントスペーサー

もっとも手軽にリフトアップできる方法は、アッパーマウントとボディの間にスペーサーをはさみ込む方法です。仮に1インチ(約25mm)のスペーサ-を挟みこむと、車高が25mmアップします。

現在の車に装着されたサスペンションを使用するためサスペンションストロークは変わらず、乗り心地や走行性能なども大きく低下することはありませんが、取り付け剛性等の問題からスペーサーだけで大きくリフトアップすることはできません。微調整用のパーツと考えた方がよいでしょう。

リフトアップスプリング

車高を下げるために交換するローダウンスプリングのリフトアップ版です。ハイトアップスプリングとも呼ばれ、バネ自由長が長く、バネレートが高めに設定されているスプリングに交換することで車高を上げます。

ノーマル形状のショックアブソーバーに組み込むかたちで使用するので、ショックアブソーバーのストローク量を確保した状態で使用しなければいけません。ノーマルショックアブソーバーを使用するのであれば、およそ20mmアップまでとしたほうがよいでしょう。

ハイトアップスプリングだけでそれ以上リフトアップしてしまうと、伸び側のストロークが足りなくなり高速域からのブレーキなどではリアタイヤの接地性が下がり、急に後輪が滑りだす危険性があります。

リフトアップ用車高調

リフトップ用の車高調整式サスペンションも販売されています。
大きくリフトアップすることはできませんが、任意の車高に調整しやすい点がそのメリット。

耐久性や剛性面から、本格的なクロスカントリー競技で用いられることは少なく、ドレスアップ要素が強いのが特徴です。

【ジムニー改造】リフトアップの費用

施工箇所部品代取付工賃
ハイトアップスプリング2万〜4万円2万〜4万円
リフトアップキット15万〜30万円6万〜12万円
ボディリフト2万〜5万円6万〜12万円

「ハイトアップスプリングに交換して、少しだけリフトアップする」という改造ならば、その部品代はスプリング代の2万〜4万円+作業工賃にアライメント調整を加えた費用でリフトアップすることが可能です。しかし、リフトアップは2インチ、3インチと車高を上げれば上げるほど費用が上乗せされていきます。

それは、車高が上がるにつれ、純正部品では対応できない箇所が増えるためです。

車高を上げるだけでは済まない

サスペンションの交換やボディリフトをすることで車高は上がりますが、それだけではブレーキホースの長さ不足などの不具合を引き起こしてしまいます。それらを解消するためには、不具合箇所を対策品に交換しなければいけません。車高を上げるにつれて増える部品交換箇所を解説します。

目的の車高が決まっているのであれば、やや値は張りますが、交換部品がすべてセットになった「リフトアップキット」をおすすめします。

調整式ラテラルロッド

ローダウンスプリングで車高を下げた時と同様に、リフトアップした際にもアクスルが左右にズレるため、調整式ラテラルロッドでアクスル位置を調整してやらなければいけません。

キャスター角補正

サスペンションを交換してリフトアップすると、サスペンション自体の傾きも変わるためキャスター角が減少する傾向にあり、轍などでステアリングが取られやすくなるなど直進安定性が大きく低下します。

それを補正するためにサスペンションアームの取り付け位置の変更、もしくは偏心式のサスペンションブッシュを用いて、サスペンショアーム動きを矯正してやる必要があります。

延長スタビライザーリンク

リフトアップすることで、サスペンションに固定されるスタビライザーの位置も変わるため、延長されたスタビライザーリンクへの交換も必要です。

延長ブレーキホース

リフトアップすると、エンジンルームにあるブレーキマスターシリンダーからブレーキキャリパーまでの距離が長くなるため、ブレーキホースを長いものへと交換する必要があります。

ABSセンサー配線ブラケット

ABSセンサー付きの車両は、タイヤの回転数を検知するためのABSセンサーの配線経路も変更しなければならないため、そのための固定用金具が必要になります。

プロペシャフト

大きくリフトアップをすると、ミッションとデファレンシャルをつなぐプロペラシャフトが純正では角度がつきすぎる、または長さがなりなくなるためプロペラシャフトの延長加工か、ジョイント部位置変更や補強が必要になります。

大径タイヤを装着した場合

仮にリフトアップし、大径タイヤに交換したのであれば、スピードメーターに誤差がでてしまい、それを補正するために「スピードメーターコントローラー(約15,000円)」という部品が必要です。

また大径タイヤを装着した場合、エンジンやパワートレーンへの負荷に対する補強や、ブレーキの強化などが必須になり、その費用は莫大になります。あらかじめ予算と目的を明確にして、チューニング計画をたてておいたほうがよいでしょう。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
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