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【ジムニー改造 リフトアップ編】方法・費用や車検の注意点を総まとめ

ジムニーのリフトアップって自分でできる?

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ジムニーのリフトアップ作業は、ある程度作業内容が頭に入っていれば自分で行うことも可能です。しかし、リフトアップするということは、全ての装置が上に上がるということです。

そのため、ホースやセンサーなどの延長、スタビライザーなどの変更が必要になります。リフトアップすることで一緒に発生する作業もできるのであれば、自分自身で作業しましょう。

しかし、リフトアップを行うと、ヘッドライトの光軸やセンサーの位置が全部ずれます。自分でリフトアップすることは可能ですが、ライトやセンサーなどの調整はプロにお願いしなければなりません。

また、先ほどいったように、リフトアップすることで、保安基準に適合しない場合もあります。その点も相談しながら行いましょう。

ジムニーのリフトアップにかかる費用・工賃

部品代はどれくらい?

施工箇所部品代取付工賃
ボディブロック(ボディリフト)20,000円~6万〜12万円
スペーサー5,000円~25,000円~
リフトアップキット140,000円~6万〜12万円

どの種類のリフトアップをするかによって使用部品と費用が異なります。ここでは部品単体で使えるものとリフトアップキットで分けて部品代を算出してみましょう。

単体で使えるパーツ(スペーサーやボディブロックなど)の場合

ボディリフトアップに使うボディブロックやコイルスペーサーを装着することは簡単というわけではありませんが、取り付けに伴う調整箇所が比較的少ないのがポイントです。価格帯は、ボディブロックなら20,000円以上で、スペーサーではフロント・リア分で5,000円以上と考えて良いでしょう。

既に説明した様にスペーサーにも種類があります。その中でもとりわけ安かったのがラバースペーサーと呼ばれる製品です。これはコイルスプリングに被せるように装着する27mmのスペーサーで、2個セット約2,300円で販売されています。

リフトアップキット(ハイトアップサスペンション)の場合

筆者が確認したところ、ハイトアップサスペンションキットは14万円以上の価格帯となっています。高価なキットで30万円前後です。ただしキットによってはブッシュ類が付属しないので、必要な部品が一式揃ったものを探すとなれば20万円を目安にすると確実でしょう。

リフトアップしたジムニーを車検を通す際の注意点

©Kumi/stock.adobe.com

定められている基準を満たしていればリフトアップ車でも問題なく車検を取得できます。ただしリフトアップの程度によっては構造変更手続きや突入防止装置の装着が必要になります。リフトアップ時の法的要点を押さえておきましょう。

全高が4cmを超えたら構造変更申請が必要

リフトアップ後の全高が車検証に記載されている全高と比べて4cmより高くなると、構造変更申請が必要となります。構造変更をする場合には申請手数料もかかりますので、手軽に楽しみたいなら4cm以下にすると良いでしょう。

直前直左確認鏡の技術基準

これは2007年1月1日以降の車両に適用されている基準です。この基準では、車体正面と側面にある高さ1m・直径30cmのポールを常に運転席から確認できなければならないと定められています。

この基準を満たすリフトアップができていれば問題ありませんが、いずれにせよ視線が上がれば地面付近に死角が増えるので、注意しましょう。

一部年式の車種に義務化されている突入防止装置の装着

ラダーフレーム車のリフトアップをするのであれば必ず知っておきたいことは、平成27年7月26日以降に初年度登録された車種で、ラダーフレームのクロスメンバーと地上とのクリアランスが一定以上を超える車両に義務化されている「突入防止装置」の装着についてです。

平成27年7月26日から令和元年8月31日までに初回登録された車両と、令和元年9月1日以降に登録された車両で若干の違いがあるので、リフトアップする車両の年式をまずは確かめましょう。

なお平成27年7月25日までに登録された車両には義務化されていません。今回は運輸支局へ直接問い合わせて内容を確認しています。

平成27年7月26日から令和元年8月31日までに初回登録された車両

ラダーフレームのクロスメンバーと地上とのクリアランスが70cmを超える場合、突入防止装置の装着が義務とされています。突入防止装置を装着する際にも指定があり、次の通りです。

  • 突入防止装置の幅は車両の最外側から10cm以内
  • ラダーフレームの幅以上の突入防止装置
  • 最後端から45cm以内の位置に装着
  • 取り付けはボルトオンか溶接

令和元年9月1日以降に登録された車両

クロスメンバーと地上とのクリアランスが60cmを超える場合に突入防止装置の装着が義務化されています。つまり先ほど紹介した期間の条件よりも厳しくなっているということです。このクリアランス以外の条件は同じとのこと。

義務化の境界にあたるジムニーはどれ?

突入防止装置の義務化にあるように、どの年式のジムニーを所有するかによってリフトアップ時の注意点も変化することになりそうです。

4代目にあたる現行ジムニー(JB64型)が発売されたのは2018年(平成30年)ですから、リフトアップを行う際にはクロスメンバーと地面のクリアランスに気をつける必要があります。

3代目ジムニー(JB23型)

3代目ジムニー(JB23型)は1998年(平成10年)に発売され、4代目ジムニーのフルモデルチェンジが行われるまで販売されてきました。JB23型は突入防止装置義務化の影響がある車両とそうでない車両がありますので、こちらも注意が必要です。

しかし言い方を変えれば、平成27年7月25日までに登録された車両は突入防止装置を装着する必要がありませんので、道路運送車両法に違反しない範囲であればリフトアップを自由に楽しめます。

この点だけを鑑みると規制以前の旧型ジムニーのほうがいじりやすいですが、中古のジムニーは程度の悪いモノ(酷使されたモノ)が意外と存在すること、そして古い車種にはパーツ供給問題が伴うこともあり、古いから良いというわけでもありません。

最新「ジムニー」中古車情報
本日の在庫数 5521台
平均価格 146万円
支払総額 20~417万円

オフロード走行の楽しさを高めるだけでなく、カスタムやドレスアップの側面でも楽しませてくれるリフトアップは、ジムニー愛好家であれば一度はやってみたくなるもの。

時代とともに法律面での規制が強まったのは事実ですが、禁止されているわけではないので心配無用です。合法チューニング(カスタム)でリフトアップを心穏やかに楽しみましょう。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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