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【スバルのスポーツカー一覧】歴史ある名車と現行車種を紹介

高い4WD技術が自慢のスバルのスポーツカー

スバルは4WDのノウハウに長けているメーカーです。スバルの4WDは、縦置きエンジンの縦置きミッションを採用しており、車を真上や、真正面から見ると線対象になるように部品が配置され、非常に美しい構造をしています。

飛行機のような設計思想は、中島飛行機をルーツとするスバルならではといえるでしょう。

ラリーで活躍した傑作車&名車

スバルのラリー車といえば、インプレッサが有名です。ラリー車をベースに一斉に走行するRALLY CROSSなど、最近有名になった競技にも使われています。

スバルラリーの歴史を、簡単に車種を交えながらたどっていきたいと思います。

【レオーネ】ラリー参戦初期

初代レオーネ 4WD エステートバン
レオーネ 4WD エステートバン

水平対向+ターボ+センターデフ付き4WDの組み合わせで、スポーツセダンを意識させた最初の車両といっても良いでしょう。当時のカラーリングは、555カラーの前で、STI発足前となっています。

当時でも、シルビア240RSや、セリカが活躍するラリーでは、性能的にも後塵を拝していましたが、スバルのラリー基盤はこのころから作られていたといっても良いでしょう。

【レガシィ】ラリー競技に本格参戦

レガシィRS
1972年のWRCに出場したレガシィRS

レオーネの後、1990年の初代レガシィRSに引き継がれます。快速ワゴンのイメージが強く、ワゴンブームの火付け役でもあるレガシィは、スバルにとって大きな存在です。

それはラリーにおいても同じで、この車両でGr.Aにスバルは本格参戦を始めます。

カラーリングが、青いボディに黄色の文字はこの頃から始まり、スバル=青の今のイメージに近づいていきます。

【インプレッサ】三菱・ランエボとの激闘は見応えアリ

2000年のWRCで活躍するインプレッサ

1992年にデビューした初代インプレッサ。レオーネの後継車、そしてレガシィの下位モデルという位置付けで販売されました。

インプレッサを語る上で欠かせないのがラリー競技における三菱 ランサーとの改良合戦。

毎年のように更新がされ、GC型から始まったインプレッサは、2015年のエボX終了となる同世代のGR型まで、頻繁に限定モデルが販売されるなど過激な時代が続きました。

2007年のWRCに出場したインプレッサ

この頃のラリーは、コリー・マクレーや、トミ・マキネンなどが活躍した時代で、ラリーで日本車が連覇を果たす等、レースゲームにも多く登場し人気があった時代でもあります。

この時代を知らずとも、イメージが色濃く残っている、持っている人も多いでしょう。

【ヴィヴィオ】国内外のラリーで活躍した軽自動車

1993年のWRCに出場し、優勝を飾ったヴィヴィオRS

ラリーといえば、海外を転戦し、日本ラリーは北海道で行われたこともあります。

しかし、国内ラリーというカテゴリーがあり、JAFの認定競技となるラリーで、サーキット走行のように一般でもエントリーできる競技でもあります。その競技ベースとして活躍したのは、ヴィヴィオRX-R(以下、RX-R)です。

4気筒エンジン+スーパーチャージャーを搭載していたRX-Rは、スズキ・アルトワークスや、ミラTR-XXなどがライバルとなるスーパー軽自動車です。

ターボを採用する他の2車種に比べ、低回転域でのピックアップがいいRX-Rは、ラリー競技にはうってつけのモデルでした。

スポーツワゴンはワゴンブームを巻き起こした

スバルが発表したレガシィツーリングワゴンは、従来のワゴンが持っていた商用バンのイメージを払拭したモデルです。

その後もスポーティさを兼ね備えたモデルを世に送り出し、ワゴンブームの火付け役となりました。

【レヴォーグ】BTCCで活躍

BTCCに出場したレヴォーグ

BTCCは、ブリテッシュ・ツーリング・カー・チャンピオンシップの略です。そのレースでは、「フィライングブロック(空飛ぶレンガ)」ともいわれる、ボルボ850など、時よりワゴン車がエントリーすることでも知られています。

そんなBTCCへ、スバルは2016年にレヴォーグでエントリーをします。

2019年の最後まで、通算21勝、2017年にはタイトル獲得など、成功を収めたモデルとしてたたえられています。

【インプレッサワゴン】全日本ツーリングカー選手権に出場

出典:SYMS Racing公式サイト

デビューは1996年で、空力や、視界は良いとのことから有利ではないかといわれていましたが、実際には後塵を拝す結果に。ただし、そのノウハウによって良いパーツが作られたのもレースのおかげです。

車両はFR化されており、ワゴンボディながら1000kgまでシェイプアップされた車両で、最終年の1998年には大型のGTウイングが取り付けられ、どこから見ても立派なレーシングカーでした。

1998年まで行われた日本ツーリングカー選手権(JTCC)では、スバルの協力会社でもあるSYMSによってチューニングされたインプレッサワゴンが活躍しました。同時期にJGTCという全日本GT選手権(後のスーパーGT)も開催されています。

現行スポーツモデルも活躍を見せる

JGTCからスーパーGTへと名称が変わった現在でも、スバルのスポーツカーは引き続き活躍を見せています。

【WRX】ライバルを失ったインプレッサの後継

2019年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに出場したWRX STI

インプレッサは、永遠のライバルと言われた三菱のランサーエボリューションの生産終了後、WRXと車名を改め現在に至ります。

現行WRXは2014年にデビューしており、インプレッサ時代から数えると4代目。3代目まではインプレッサのスポーティモデル「インプレッサWRX」という位置付けでしたが、現在は完全に独立して「WRX STI」となりました。

スバル WRX STIファイナルエディション

WRXは2019年に、WRX STIが6止めとなるSP3Tクラス優勝を果たします。

WRCといった国際ラリーにはワークスとしての出場はなくなりましたが、先日行われた全日本ラリー新城ラウンドに参戦し、新井敏弘選手の今季初勝利を獲得。2位の新井大輝選手の1-2フィニッシュを果たしました。

WRXはセダンのS4とスポーツモデルのSTIがラインナップしていましたが、次期型はSTIに一本化されると言われています。現行モデルは既に生産を終了しており、次期型の発表が期待されています。

【BRZ】トヨタと共同開発のピュアFRスポーツ

2016年の86/BRZ出場車

BRZはサーキットをはじめ、ラリーやジムカーナでも活躍しています。しかし、市販車では4WD、RR、FFが多いスバルの車で、FRレイアウトのBRZは貴重な存在です。

2012年の発表以前からの注目度も高く、姉妹車のトヨタ・86は、人気漫画イニシャルD
の続編ともなっているMF GHOSTにも登場しています。

2021年のスーパーGTに出場するBRZ

ただし、圧倒的なパワー感があるわけでは無いので、マツダ・ロードスターのように、エンジンと対話するようにトルクを感じながら、タイヤのグリップを感じながら走るスタイルです。

パワーでごまかせない分、ギアチェンジ、ブレーキ、アクセルワークを的確にすると答えてくれるクルマです。

バブル期に登場したスペシャリティークーペ

ここまでは、レースに直結する背景を持つ車が多く登場しました。しかし、昭和末期はバブルと呼ばれ、日本が好景気に盛り上がり、車が飛ぶように売れた時期がありました。

そんな時期に登場したのが、スペシャリティークーペという車両です。

高級なクーペと捉えるのもよし、奇抜なクーペと捉えるもよしですが、「これを本当に売っていたの?」と今思うような車が多くありました。

例外になく、スバルも販売していた車両を紹介します。

実際に発売してしまった…世にも奇妙なデザインの珍車4台を紹介

アルシオーネ

アルシオーネ(1985年)

バブルが終盤を迎えていた1985年6月に販売開始をしたアルシオーネは、空気抵抗が世界最高に近いCd値0.29で、圧倒的な数値を誇るスペシャリティーカーとしてデビューしました。

この計測値は、現在のトヨタ・プリウスが0.24、日産・GT-Rが0.27と言われています。空気抵抗は、燃費も当然ですが、最高速度にも影響する重要な項目です。

それが、35年以上前の車で、このレベルで達成されていたことに驚きます。

当時の乗用車は5ナンバーサイズが主流で、3ナンバーは高級車という文化があった頃です。

2000cc以上の排気量になると、シリンダーの数は6個に、5ナンバーに収まらない大きな車というイメージが強かったころといえます。アルシオーネも、スバル初の水平対向6気筒エンジンを搭載し、その排気量は2700ccでした。

また、開閉式のリトラクタブルヘッドライト、L字の独特なステアリングスポークなど、今ではみられない装備満載のスペシャルモデルでした。

アルシオーネSVX

スバル アルシオーネ SVX

1991年に販売開始された、アルシオーネSVXは、従来同様の空気抵抗値や、アルシオーネを踏襲するデザインを見れば、後継といっても良いですが、スバルのホームページでも多くは語られず、関連性は闇の中。

アルシオーネと名乗っているので後継と捉える言い方もある一方、メカニズムが一新されるので後継とは言い難いという意見もある車両です。

共通点は、水平対向6気筒であること、プレミアム感のあるクーペであること、Cd値などを意識している事などが挙げられます。しかし、同じ水平対向6気筒であるものの、排気量は3300ccにアップしています。

また、ジウジアーロのデザインを可能な限り再現したルーフは、グラスtoグラスのラウンドキャノピーが見どころで、ロングドライブを前提にしたグランドツアラーとなっています。ただし、そのラウンドキャノピーの影響か、窓開口部は小さく、ETCの無かった当時は高速道路の料金所、駐車場の発券機では苦労した事でしょう。

とはいえ、スバルの作る水平対向6気筒エンジンは、ランカスター6や、ブリッツェン6、3.0Rなどにも搭載され、搭載車種は希少車種が多いのが特徴です。

スバルの原点、スバル360にもスポーツモデルが

スバル 360(標準モデル)

スバル360は、当時の軽自動車枠に収まる小さな自動車です。1958年当時は、自動車は高級品だったので、だれもが乗れる自動車をという事でつくられました。

強化プラスチックや、当時の飛行機に用いられた技術をふんだんに使用したボディは、現行の軽自動車と比較すると、車重は半分以下となる驚異の400kg切りを果たします。その小さな見た目から、テントウムシと呼ばれ親しまれた1台です。

ハイパフォーマンス仕様の「ヤングSS」

スバル 360 ヤングSS(1968年)

また、1968年にスバル360のスポーツモデルである「ヤングSS」が発売され、16馬力だった標準仕様と比較して、倍以上となる36馬力を発生するモデルが発売されます。

しかし、デビューより10年も経過していたモデルでは、ライバルのホンダ・N360の後塵を拝す結果に。

ただ、スバルのスポーツカーとしては、空冷2ストロークエンジンのパワー感、軽量ボディ、リアエンジンリアドライブの駆動レイアウトといった、現代にも通じるスポーツ要素満載のこのヤングSSが、スバル最初のスポーツカーといっても良いのではないでしょうか。

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MOBY編集部