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ルノー「4」がEV車になって復活!ルノー「4Ever」へ
ルノー「4」がEVになって帰ってくる
1961年~1994年まで製造されていたルノー「4」。
世界中の人に愛される車として「ブルージーンズのような車」のコンセプトで作られ、そのコンセプト通りモデルチェンジのない量産車として世界3位の生産台数を記録、なかでもフランス車としては世界販売台数1位に輝いている車です。
2030年までに欧州販売車を最大90%完全にEV車にする計画があるルノーは、海外メディアによると今回ルノー誕生60周年を機に、大人気だったルノー「4」をEV車として復活させると発表しました。
マーチがEVで復活?
ルノー「4」とはどんな車?
1980年中頃のルノー「4」の車両情報は以下のとおりです。
- 全長:3,665mm
- 全幅:1,485mm
- 全高:1,470mm
実はルノー「4」はホイールベースが左右で50mmずれ、異なっています。
一見バランスが悪く思われがちですが、これは左右とも車体幅いっぱいのトーションバーを持つサスペンションが原因です。
車内空間を圧迫しないよう配慮されたこの作りは、左右のリアタイヤの前後位置が異なるためにホイールベースも左右で異なってしまっています。
しかしFF車であるルノー「4」の場合、多少バランスが悪くてもまっすぐ走るのでこのバランスの悪さは問題にはなりませんでした。
では、なぜ問題がなかったルノー「4」は姿を消してしまったのでしょうか。
人気なのに消えたルノー「4」がEVで復活へ
車内スペースを犠牲にせず、シンプルで頑丈なボディで人気を博し、フランス車として世界販売台数1位と 生産台数世界3位を記録した人気のルノー「4」はなぜ生産終了してしまったのでしょうか。
ルノー「4」は、1980年代に入ると基本設計が古くなりすぎてしまい、安全基準を満たせなくなってしまいます。
そのため、1986年にフランスでの生産を終了してスペインでの生産に移したものの、ルノー「4」の代わりとなるルノー「トゥインゴ」が発表。その影に追いやられ1992年12月、ルノー「4」の生産終了を発表しました。
そんなルノー「4」は今回、EV車として約30年ぶりに帰ってくることになりました。
ルノーが進めるEV事業…実は亀裂が?
ルノー「4」のコンセプトカーをパリモーターショーで初公開予定
ルノーは、2022年10月17日~23日まで行われるパリモーターショー2022にてルノー「4」のコンセプトカーを初公開予定です。
2024年に発売予定とされる新型ルノー「4」はルノー「4Ever(フォーエバー)」とされ、コンパクトなクロスオーバーになると思われます。
海外メディアによるとそのデザインは、レトロモダンなスタイリングが採用される見込みです。
また、ルノー「4Ever」は最大走行距離400km強のバッテリーを搭載するとの情報もあります。
パリモーターショー2022でのルノーからの発表に注目です。
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本日の在庫数 11台 平均価格 148万円 支払総額 103~218万円
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