MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > メーカー・車種別 > プジョー > プジョーがロゴを新デザインに変更!これまで発表された9種類のロゴも
プジョー

更新

プジョーがロゴを新デザインに変更!これまで発表された9種類のロゴも

プジョーが新デザインのブランドロゴを発表

プジョーの新エンブレム

2021年2月24日、プジョーは高級市場への移行に沿った、新しいロゴとブランドアイデンティティを発表しました。

新デザインのロゴは、3月末までに世界中の約20店舗ある旗艦店で使用され、2021年末までに1,500のディーラーに採用される予定です。2023年までには、世界中全てのディーラーにおいて反映させるとのことです。

近年、BMWや日産、フォルクスワーゲンが立て続けに自社ロゴを3Dデザインから2Dのフラットなデザインに移行していることも、今回のロゴ変更に踏み切った一因であると、デザインディレクターのホサン氏は述べています。

オールドデザインのオマージュか

5世代目(1960~1968年)のロゴ

今回のロゴでは、これまでのロゴに見られたライオンの手足が失われ、横顔だけになってしまいましたが、実は同様のロゴが以前にも使用されていました。

記事後半で紹介する1960年の5世代目、1968年の6世代目のロゴをみると、かなり近いデザインをしていることがおわかりいただけるかと思います。

次項からは、プジョーのロゴ変遷を見ていきます。

プジョーのロゴの歴史

プジョーが設立されたのは1810年。なんと今から200年以上も前になります。創設者は当時、金属製造業を営んでいたエミール・プジョー氏です。

フランス東部のエリモンクールを拠点とし、家族経営の製鉄業として始まりました。

現在はPSAプジョー・シトロエングループに属し、フォルクスワーゲンについでヨーロッパで2番目に大きい自動車メーカーとなります。

1世代目(1847~1858年)

最初のロゴが誕生したのは1847年のこと。プジョーは会社のロゴにライオンの画像を使用することを決定しました。

ここから現代にかけて、全てのロゴに登場するこのライオンは、通称「ベルフォールのライオン」と呼ばれています。

ライオンの鋭い歯は、ブランドの鉄鋼製品の強さと会社の耐久性を表しています。

出典:プジョー公式サイト

ライオンマークがついた製品は、プジョーの最高品質を示す役割がありました。

2世代目(1858~1948年)

プジョー史上、最も長く使用されたロゴ。初期のロゴと同じく、矢の上にライオンが佇むデザインですが、全体的なバランスやディティールが調整されました。

1865年には、エミール・プジョー氏の息子であるアルマン・プジョー氏が経営に参加したことをきっかけに、自動車事業へと参入することになります。

出典:プジョー公式サイト

アルマン氏が加わって20年余り経った1889年、プジョーの名を冠した最初の自動車が発表されます。パリ万国博覧会で披露されたこの蒸気三輪車は、商品化には至りませんでした。

3世代目(1948~1955年)

1948年に誕生したこのロゴを境に、自動車のボンネット部分にロゴを配置するようになりました。

ライオンのデザインは見直され、近年のロゴに見られる直立したスタイルへと変更されています。さらには周りを囲むように盾とフレームが描かれるようになります。

フランシュ=コンテの旗

このロゴは、フランス東部にかつて存在したフランシュ=コンテの旗にインスパイアされたと言われています。この地域は、20世紀初頭にプジョーが自動車工場を設置したことにより発展。現在ではフランスで最大級の規模を誇る工場が存在する街になりました。

また、1948年といえば第二次世界大戦が終了して3年後。戦後初に生産したのはプジョー 203。プジョー初となる生産台数50万台を達成しました。

4世代目(1955~1960年)

背景をシンプルに簡略化し、盾の形も変更。ライオンの形は先代から大きく変わっていませんが、描かれ方が近代的になってきます。

この頃からブランド名である「プジョー」の文字がロゴに含まれるようになりました。

5世代目(1960~1968年)

1960年、プジョーのロゴはこれまでと大きく異るデザインになります。ライオンは顔だけになり、従来よりも立体的なデザインになりました。太いたてがみが力強い雰囲気を醸し出しています。

ちなみにこのロゴへと変更された1960年には、ピニンファリーナがデザインしたプジョー 404が発表。404はその翌年に初となる直噴エンジンを搭載します。

6世代目(1968~1975年)

先代のロゴを簡略化し、直線的なデザインになりました。それにより、かなりモダンな印象へと変化しています。

この年には翌年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞することになるプジョー 504を発表。504は、2006年まで累計370万台を販売する大ロングセラーモデルとなりました。

7世代目(1975~1998年)

頭だけだったライオンに再び手足が復活します。この輪郭のみでデザインされたロゴは、「ライオン・アウトライン」といい、近年のプジョーロゴデザインにも大きく影響します。

このロゴが使用されていた20年余の間、プジョーからは数々の名車が発表されます。

8世代目(1998~2010年)

1998年~2010年のロゴ

1975年のロゴと2010年から使用されるロゴの、ちょうど中間を埋めるようなデザインに。ライオンは大型化し、両足が地面についた姿勢へと変更されました。この両足は、会社が盤石であるということを示していると言われています。

9世代目(2010~2021年)

プジョー ロゴ エンブレム(2010-)
2021年2月現在のロゴ

現在使用されているロゴは、2010年に誕生したロゴ。それまでは平面的だったデザインでしたが、このときから立体的なメタリック仕様になりました。当時のデザイントレンドが「3D」だったというのも大きいのではないでしょうか。

また、ブランド名のフォントも、スッキリとした細い線のものに変更されています。

2021年2月に、冒頭で紹介した新しいロゴへと変化しました。

プジョー新時代の幕開け!

これまで200年に渡るプジョーのロゴデザインの変遷をみてきましたが、時代に合わせて大きく変化してきていることが分かります。これまでの流れからして、ライオンにまた手足が増える可能性や立体的なデザインになる可能性もあります。

さらには、ロゴを改めた年には、何らかの新しい動きがあるのがこれまでの変遷から分かります。今回の変更により、プジョーは今年末までに販売される全車両の80%を電動化する方針を固めているようです。

2020年代のプジョーに期待しましょう!

すべての画像を見る (14枚)

コメント

利用規約

関連する記事

この記事の執筆者
MOBY編集部

関連キーワード