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フェアレディZ

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新型RZ34が買えないなら旧型はどーよ?3.7リッターV6自然吸気エンジンをMTで駆る!税金と燃費?まあ…うん|日産 6代目フェアレディZ【推し車】

よりスポーツカーらしく…新生Zの決定版、Z34誕生

2013年、従来の「version NISMO」に代わって登場した「NISMO」が最強モデル

1999年に日産自動車は一旦ほぼ破綻、いよいよ消滅かという危機にフランスのルノーが手を差し伸べて再生への道を歩みだし、ルノーが送り込んだカルロス・ゴーンの指揮によって過去に決別すべく国内販売網や車種の大幅整理を行い、V字回復を果たしました。

その過程で日産伝統のスポーツカー、フェアレディZも4代目Z32が2000年に生産を終えますが、ゴーン氏がZに特別な思い入れを持っていたことや、GT-R(R35・2007年発売)ともども新生日産のイメージリーダーとすべく、次期型の開発は続行。

2002年に発売された5代目フェアレディZ、Z33は復活して急成長を遂げる新たな日産の騎手として、大きな役割を果たします。

このZ33で、従来モデルからもっとも大きな変更点となったのは「2シーターのピュアスポーツ化」で、初代S30から4代目Z32まで設定された4人乗りの2by2は(少なくとも日本仕様では)設定されていません。

日本ならスカイラインクーペ(CV35)やGT-Rが4人乗りでしたから、Zにまで後席を設ける必要はないという判断だったかと思いますが、それゆえピュアスポーツとしてはまだ発展の余地があったわけです。

Z33から6年あまりと、基本的に販売台数が少なく、開発コストに時間を要しがちな2シータースポーツとしては短めのスパンで6代目Z34へとモデルチェンジできたのは、「こうすればまだまだ売れる!」という手応えと、余裕ある設計のたまものでしょう。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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