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騎士道時代のエリート「槍騎兵」を指す車と言えば?名前がカッコイイ三菱の車たち【推し車】

近年は「デリカ」か「eK」シリーズの車名が増えた三菱ですが、かつては大型セダンからスポーツカーにRV、軽自動車まで多種多様なラインナップを誇り、車名もなかなかカッコイイ名前が揃っていました。

三菱車の中から、勇ましくカッコイイ名前の車を3台、厳選して紹介します。

【ランサー】槍騎兵、突撃!

3代目ランサーGSR

1973年に初代モデルが登場、2016年にランサーエボリューションXが販売終了するまで43年も日本で販売されていたランサーは、英語の「槍騎兵」が車名の由来となっています。

初代から一貫してラリーやダートトライアルなどグラベル(未舗装)系モータースポーツで活躍し、レースやジムカーナなどターマック(舗装)系を含め、現在もランサーエボリューションシリーズが現役です。

ベースはただの馬(大衆車)でも、鍛え上げて腕利きの騎士(ドライバー)が駆れば、立派な槍騎兵となるという意味で、大衆車ではもっとも勇ましい車名で、名前負けしない活躍を見せました。

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本日の在庫数 250台
平均価格 367万円
支払総額 46~1,012万円

【スタリオン】天駆ける神話の名馬

スタリオンGSR-III

「スター(星)」と「アリオン(ギリシャ神話の英雄ヘラクレスも乗った名馬)」を掛け合わせたコトバを語源とするスタリオン。まさにその名のごとく天宙を駆ける名馬のようでした。

三菱がランサーやミラージュで培ったターボチャージャーを、状況により3バルブと2バルブで切り替える可変バルブ機構付き「シリウスDASH3×2」。これをエンジンへ組み合わせた、2リッターFRスポーツとして1982年に登場しました。

後にインタークーラーや、派手なブリスターフェンダーの2.6リッターターボ車も追加していき、国内グループAレースでも当時低迷したスカイラインを上回る活躍ぶりで、強力な海外製ツーリングレース車を追い回せる実力の持ち主でした。

最新「スタリオン」中古車情報
本日の在庫数 6台
平均価格 313万円
支払総額 170~400万円

【GTO】日産GT-Rに唯一立ち塞がったライバル

1970年代の名車「ギャランGTO」や、一時期検討した「スタリオンGTO」など冠を被せず、イタリア語でモータースポーツGTOカテゴリー公認車を意味する「Gran Turismo Omologato」をそのまま車名としたクルマ。後の日産 GT-Rを先取りし、1990年に登場しました。

大型セダンベースの2ドアクーペという事で、重くて鈍い直線番長の代表とされるものの、大排気量3.5リッターV6ツインターボの分厚いトルクによる加速は、誰もが認めるところ。

改造範囲の少ないN1耐久レース(現在のスーパー耐久)の最高峰クラスで当時の最強マシン、BNR32スカイラインGT-Rへ互角の勝負を挑めた唯一のライバルでした。

最新「GTO」中古車情報
本日の在庫数 28台
平均価格 241万円
支払総額 100~401万円

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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