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「小宇宙」末はロータリーか聖闘士か…子供につけられそうな名前のマツダ車たち【推し車】
古今東西、クルマには人名にも使えそうな車名が多く、日本でもいわゆるキラキラネームがアレコレ言われつつも市民権を得ている現在、日本語にこだわらず外国語や、それを元にした造語で名付けられた愛車の車名を、子供の名前にしても全くおかしくありません。
しかし意外と「これはキラキラネームとしても厳しい」と思うのがマツダの車名で、今のように記号と数字(MAZDA3やRX-7)は元より、それ以外でも4文字、5文字以上(トリビュートなど)は人名向きではなく、さりとてクロロスやクレフのような不人気車もかわいそう。
それでも何とか3台集めてみました!「子供につけられそうな名前のマツダ車たち」です。
フレア(風玲愛、吹麗彩など)
風のイメージなら、優雅に吹き抜ける心地よい風のような娘さんかも
マツダディーラーへ出入りしたり、身近にユーザーがいないとピンと来ないクルマですが、スズキからワゴンRのOEM供給を受けたマツダの軽トールワゴンが「フレア」。
現在のマツダはキャロル以外のスズキOEM軽乗用車をフレアワゴン(スペーシアOEM)、フレアクロスオーバー(同ハスラー)と、「フレア」のブランド化を進めていますが、そのベーシック版というわけです。
日常的には太陽表面の爆発現象で強力な電磁波などを発し、地球に磁気嵐も起こす太陽フレアが有名どこですが、お子さんの名前としては優雅でさわやかなイメージの娘さんになってほしいという願いをこめ、「風玲愛」など風に関わる漢字を当てるとよいかもしれません。
- 最新「フレア」中古車情報
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本日の在庫数 585台 平均価格 81万円 支払総額 16~190万円
コスモ(宇宙、小宇宙など)
燃え上がれ俺の小宇宙(コスモ)よ!!末はロータリーか聖闘士か
コスモといえばコスモスポーツ(1967年)以来、マツダロータリースポーツのフラッグシップ的イメージが強いものの、お子さんの名前としても「宇宙(こすも)」はアリでしょう。
ただし「宇宙」という漢字はガンダムファンなら「そら(劇場版・機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙)」だったり、宇宙開発マニアなら「なさ(NASA・アメリカ航空宇宙局)」と呼ばせることもあり、由来はマツダロータリーとは限らないのも面白いところ。
さらに「小宇宙(こすも)」と漢字を当てた場合、青銅聖衣(ブロンズクロス)をまとった青銅青銅聖闘士として、ペガサス流星拳を放つ方向に行ってしまうかも?
昔の名作のリメイクブームで「聖闘士星矢」も続編が続いていますし、お子さんが成長する頃には第何次目かのブームが来て、「ロータリーエンジン?なにそれ」と言われたら、ちょっと寂しいですね。
カペラ(かぺらなど)
ギリシア神話のヤギからスタア誕生
人名としても普通にカッコイイと思いますし、キラキラネームで使われていても不思議じゃないのに意外と見かけない穴場?の名前がカペラ。
かつてファミリアやルーチェに続くマツダ第3の大衆車として登場、初期にはもちろんロータリーエンジンを積み、レースではスカイラインGT-R(初代KPGC10)の連勝記録を止めたという武勇伝もあります。
ただ、オイルショックでマツダが実用車へのロータリー搭載をやめてからは、普通のミドルクラス実用車となって地味な存在になりがちで、後継のクロノスはバブル時代のいわゆる「クロノスの悲劇」に見舞われ、アテンザ登場までしばらくカペラが復活していた事も。
ギリシア神話のヤギを語源とするぎょしゃ座の恒星「カペラ」を車名にいただき、1970年代のスタア誕生を目指したクルマだけに、明るく輝かしい人生を願い、お子さんに「カペラ」と命名しても良さそうです。
- 最新「カペラ」中古車情報
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本日の在庫数 6台 平均価格 313万円 支払総額 53~730万円
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...