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レクサス最小モデル『BX』が今夏以降に生産開始?C-HR生産終えるトヨタ岩手工場で

UXよりも小さいクロスオーバースタイルのコンパクトハッチバック

現在、レクサスのラインアップにおいて最小のエントリーモデルに位置づけられているのは、カローラやプリウスなどと同じ「GA-C」を採用するクロスオーバーSUVの『UX』です。

岩手工場が新たに生産するレクサス向けのモデルがヤリスやアクアなどと同じGA-Bを採用するのであれば、UXよりも手頃な価格と扱いやすいボディサイズを持った新たなエントリーモデルになると考えられます。

ところで、トヨタは2021年12月14日に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」で、レクサスブランドから今後デビューするモデルを示す画像を公開しました。

この画像の中にはその時点ですでに登場が判明していた新型『RX』や新型『NX』、新型『UX』のほか、情報が明かされていないモデルも描かれていて、その中には新型UXよりもクロスオーバースタイルのコンパクトなハッチバックモデルのシルエットも存在。

今回寄せられた岩手工場がレクサスブランド向けのGA-B採用モデルを生産するという情報とあわせると、「バッテリーEV戦略に関する説明会」で公開された画像で描かれたこのモデルが、岩手工場で新たに生産されるモデルに該当すると考えられます。

「バッテリーEV戦略に関する説明会」で示されたレクサスの今後は?

レクサスの新型『BX』として2023年夏以降に登場か

さらに、トヨタは『LBX』という商標を欧州連合知的財産庁などへ出願しています。欧州連合知的財産庁での出願番号「018284385」で確認できるこのLBXという商標については、“L”がレクサスブランドであることを、“B”がBセグメント向けであることを、そして“X”がクロスオーバーモデルであることを示す、すなわち『レクサス BX』が登場する可能性が高いと考えられていました。

現在のところ、レクサスのラインアップにこの車名があたるモデルはないものの、前述の岩手工場が生産するレクサスブランド向けのGA-B採用モデルであれば、レクサスのBセグメント向けクロスオーバースタイルのモデルという点が一致。

トヨタが「バッテリーEV戦略に関する説明会」でレクサスブランドから今後デビューするモデルとして示していたクロスオーバースタイルのコンパクトなハッチバックモデルが、レクサスの新たなエントリーモデル『BX』として、2023年夏以降に生産されるのかもしれません。

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