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わたしのせい?安く楽しめるタイプRなどある意味で最後になったホンダ車たち【推し車】

日々発展していく自動車という機械には、ある車を最後に使われなくなった技術が存在し、あるいはある時点で価格帯が変わったり、車種カテゴリー自体が廃止されるなどして、「最後の○○」と呼ばれる車があります。

それは自動車全体での話だったり、あるいは国産車で、メーカーごとで、カテゴリーやジャンル、車種ごとでと意味合いは異なりますが、今回はホンダの「最後になった車」を紹介しましょう。

ホンダ最後の4人乗りミッドシップターボ車

バモスターボ/バモスホビオターボ(2010年廃止)

ホンダ バモスターボ

乗員より後ろにエンジンを積むリヤミッドシップはスポーツカー向きのエンジン配置ですが、稀に実用車でもミッドシップ車が存在します。

その代表格がホンダが軽商用車、およびそれがベースの軽乗用車で使っていたアンダーフロアミッドシップで、それも「4人乗りのミッドシップ4WDターボ」となると、Z(2代目・1998年発売)と、バモスターボ(2000年追加)、バモスホビオターボ(2003年発売)だけ。

Zは販売不振で2002年に廃止されましたが、バモス/バモスホビオのターボ車は2010年まで販売、2シーターのミッドシップターボならまだホンダで作る可能性はありますが、4シーターはおそらく今後出る事はないでしょう。

最新「バモス」中古車情報
本日の在庫数 584台
平均価格 48万円
支払総額 11~418万円

ホンダ最後の安く楽しめるタイプR

シビックタイプR(3代目FD2・2010年販売終了)

ホンダ シビックタイプR ワンメイクレースベース車(3代目FD2型)

初代シビックタイプR(EK9)は本格メーカーチューンドが消費税別で199.8万円という、懐が寒いクルマ好きにとっては神のようなクルマでした。

2007年に発売した3代目(FD2)でも270万円と、日本製の2リッター4ドアスポーツセダンが消費税込み(当時は5%)200万円台なら、まだいいかと思えます。

しかし3代目が2010年に販売終了すると、輸入していた欧州仕様シビックタイプRユーロ(FN2)が税込300万円の大台に値上げ、4代目(FK2)以降は400万円台、5代目(FK8)のファイナルエディションなど550万円!

ホンダのタイプRを安く味わえた3代目FD2までは、本当によい時代でした。

最新「シビック タイプR」中古車情報
本日の在庫数 489台
平均価格 405万円
支払総額 89~1,020万円

軽自動車最後のSOHC2バルブエンジン

ライフ(5代目・2014年廃止)

ホンダ ライフ G(5代目前期型)

今や軽自動車のエンジンは軽トラですらDOHC4バルブですが、燃費や排ガスなど環境性能に対応しにくいSOHC2バルブエンジンを、2010年代までしぶとく使ったのがホンダ。

それも「i-DSI」という、1気筒あたり2本のプラグで点火タイミングを絶妙に制御し、環境性能と動力性能を両立する凝ったメカニズムのP07Aエンジンを新開発、2003年発売の4代目ライフなどに搭載します。

ユーザーからの評判も上々でしたが、年々厳しくなる環境性能への要求には対応しきれなかったようで、N-BOXなどにはDOHC4バルブのS07Aエンジンを採用、5代目ライフを最後に軽自動車用SOHC2バルブエンジンはなくなりました。

最新「ライフ」中古車情報
本日の在庫数 1548台
平均価格 32万円
支払総額 8~130万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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